都内のマンションにお住いのお客様です。この度ご自身の書斎に「Shelf 開口部のある本棚」と「Tavola コンソールデスク（スチール脚）」を導入いただきました。本棚の開口部にはMacのモニターともう一台のノートPCに繋いだ縦置きモニターを並べ、カウンター付き本棚とほぼ同じ機能でお使いいただいています。
開口部のある本棚とコンソールデスク
「Shelf カウンター付き本棚」のデスク面に開口部を設け、そこにPCモニターを置いてお使いいただくお客様は数多くいらっしゃいます。また、将来的にデスクの用途やレイアウトを変更する可能性を想定して、本棚とコンソールデスクは別パーツのほうが活用しやすいとお考えになるお客様もいらっしゃいます。本件はまさに後者です。本棚の横幅ぴったりではなくコンパクトなサイズのコンソールデスクを選び、将来の変化にも対応できるようにされています。小さめのコンソールデスクを選ばれた理由は、他にもあります。左側の柱の手前、本棚と直角に配置されたチェストに卓上スタンディングデスクを置き、もう1つのワークスペースにされているからです。
限られた空間を活用されたスタンディングワーク
長時間座ったままでのデスクワークによる健康リスクや集中力低下の懸念が広く知られ、スタンディングワークを導入する企業も増えてきました。一方、座った時間が長い傾向にある在宅ワークでは、ご自宅という限られた空間でのスペースの確保、またその時点ですでに配置された家具との調整などから、デスクワークとの両立は簡単ではありません。
マルゲリータでは本棚以外のプロダクトも揃え、快適で機能的な在宅ワークの空間をご提案しています。本件ではスタンディングデスク側の本棚に「引き出しファイルボックス」を入れ、作業場所を移動しても資料をすぐに手に取れる効率的な収納にされていました。
この空間で最初に目に入るのは、水色に塗装された壁面です。天井はグレーベージュのため壁の印象が強いですが、実は「本棚の中の棚」の高さを50mmと低くし、書籍の奥にある壁の水色が断片的に見えるようになっています。カーペット、チェスト、コンソールデスクのこげ茶と壁の水色のコントラストが落ち着いて見えるのは不思議です。この雰囲気はカーペットの柄によるものなのか、色の組み合わせによるものなのか、さまざまな思いが巡ります。
この事例と関連するプロダクト
壁面を天井やまで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。
ダイニングテーブル、コンソールデスクを中心にしたシリーズ。座卓、文机も。