埼玉県の戸建て住宅にお住いのお客様、奥様の書斎に「Shelf カウンター付き本棚」および「Carta2 移動型コートハンガー」を導入いただきました。
カウンター付き本棚
「Shelf カウンター付き本棚」は部屋の入口入ってすぐの正面、縦長の窓のある壁面に置かれています。カウンター上部の1列をちょうどこの縦長の小窓に宛がいバックライトの様な効果をだされています。またPCのモニターは本棚の縦材に固定する形で通常よりも高い位置にセット、ほぼ目の高さより少し上に画面を置かれています。
移動型のコートハンガー(CH-08)
カウンター付き本棚と並んで置かれているのは「Carta2 移動型コートハンガー」です。ロの字型の箱状でキャスターによる移動が可能なコートハンガーです。衣類のサイズに応じて、高さの違う3タイプからなります。ここでお使いいただいているのはその中のハイタイプです。
上に物が置けるハンガーラック
この箱型コートハンガーは木製の箱状の家具です。移動出来るという意味ではファンシーケースと共通です。しかしファンシーケースにあってここにはない機能は密閉型になっていない点です。一方でこれをハンガーラックと捉えるとそれは自然ないでたちでもあります。キャスターが付くことにより移動が簡単なコートハンガーであり、特に忙しい時など衣類をそこに投げ込む様に仮置きすることも出来、またその上部に別の物を置くことも出来ます。
木製フレームによる箱型ファンシーケースとしての新たな立ち位置を目指したものです。
ファンシーケース
スチールの線材で骨組みを組みビニール製のカバーをかけたものはファンシーケースと言われています。安価である上、性能的にも事足りているので衣類を仕舞っておくときに掛ける衣装カバーが大きくなって骨組みが入った様なものです。しかしそれでは商品として味気ないとなったのかファンシーケース(派手な箱、模様のついた箱)とネーミングされ昭和の時代では多く見かけられた商品でした。現在でも若い人の仮住まい的な部屋で、仮の消耗品の様な形でたまに見受けられます。しかし骨組みが華奢であることから衣類を掛けるにつき変形し、それによりファスナーが開かなくなったり、そもそもビニールや不織布といった素材も相まって、それがあることで部屋そのものが味気なくなってしまいます。
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