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イラストレーター米山舞さんのアトリエ Shelf カウンター付き本棚

【File 679】イラストレーター米山舞さんのアトリエ - マルゲリータお客様事例 - at SITE margherita

吹き抜けに臨んだメゾネット型の室内は、コンクリートを露出させた構造体のフレームで構成され、ストイックな気配が強く漂います。そのワイルドな吹き抜け空間を見上げる室内の壁面に、開口部を設けた「Shelf カウンター付き本棚」およびそれと並べた「Shelf アンダーカウンター本棚」を設置いただきました。

イラストレーター米山舞さんのアトリエ

建物の構造上メインフレームとそこから持ち出す形のフレームで左右成(せい)の異なる梁の下端に合わせる様に、本棚の縦材の高さはそこに合わせて加工されています。またイラストレーターとしての仕事上使われる大型のモニターもその1台は本棚のその開口部の中に、もう1台はそのまま向こう側が見渡せる様にアンダーカウンターの広いデスク面に置かれています。

イラストレーター米山舞さんのアトリエ
イラストレーター米山舞さんのアトリエ
イラストレーター米山舞さんのアトリエ
イラストレーター米山舞さんのアトリエ

窓と反対側にあるキッチンから室内を見返しても隔たりがないため、抜け感のある空間が自然に醸成されています。そうして机上を広く使った作業空間を確保されながら、「Shelf カウンター付き本棚」をまさにその創造の場としてお使いいただいています。本棚はそのワークスペースとなるカウンター面を挟んで、上部は出力された作品、画集が並び、机下には様々なファイリングされた資料の収納にお使いいただいています。

イラストレーター米山舞さんのアトリエ

アニメーター出身の米山舞さんは、動く原画の製作に携わりながら、そこで培った技術や観点を応用し、単なる絵にとどまること無く、息遣いや感情、生き様など、存在が強く伝わってくるそのキャラクターの持つ心理描写を絵の中に表現、その動きを予想させるかの様な独自の手法が自然に身についていったと言われています。

コミックアート/アニメアートと呼ばれるアートが人気を集めている中、キャラクターの持つ「気持ち」「動き」がその静止画から浮遊するような感覚には独自な感性があり、それに対する国際的な評価も高く、その道の第一人者として活躍されています。

更に、米山舞さんのイラストにはデジタルの世界とリアルを融合させた特有のコンポジションがあり、イラストにレイヤーを被せる様に立体的に重ねながらリアルなモノと最新のテクノロジーを階層を重ねて表現する新しい技法もあります。その姿勢はイラストの新しい世界を開拓しておられる事に留まらず、「日本のものづくり」の新たな可能性を打ち出しているかに見えます。

フロンティアスピリットに満ちた作品がこのアトリエで作られています。

イラストレーター米山舞さんのアトリエ

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