2011年に「Shelf カウンター付き本棚」を設置いただいたTV番組制作会社「株式会社ぷろぺら」様のオフィス。その後10年以上を経て、そのカウンター付き本棚の並ぶ壁側の反対側の壁面にも同様に「Shelf カウンター付き本棚」を1台、及びコピー機を跨ぎながら上部のエアコンをかわしつつ1行のセルを設けた収納棚を1台導入いただきました。細長い形状のオフィス1階執務室の両側の壁はこれで完全に「Shelf カウンター付き本棚」が並ぶ形になりました。
まずは、本棚導入前（ビフォー）と導入後（アフター）の様子をスライドショーでご覧ください。
新しく設置された「Shelf カウンター付き本棚」はそのカウンター面を広く使いながら上部に収納を集中させています。そこでは「A4書類引き出し収納4段」、「引き出しファイルボックス1列」「CD収納引き出し」もお使いいただき、見せない収納というよりは実用的な細かいものの収納に充てられています。TV番組制作会社では一般的な会社で扱う事務用品と比べ想像できないほどの備品を常に身の回りに置いておかなければなりません。しかもそれが常時使うものではなく案件ごとに急に必要になったり、逆に全く不要になったりとその場その場で流動的に動きます。ここではそういった雑多なツールを分かりやすい位置に収納すべくこれらの引き出しが重宝されています。
コピー機の上部を有効に使う
ここでは既存の「Shelf カウンター付き本棚」の一人当たりのスペースを3コマ分として統一されていたので新たに製作した本棚も二人が座れる6コマ分です。それを置いた残りのスペースにコピー機をセット、コピー機の蓋をあけても十分に作業が出来るスペースを確保しつつその上部にコピー用紙の保管場所を設けその上部も余すところなく活用されています。
新しい会社やスタートアップ企業はそのオフィススペースを最小限に抑えてコストを削減することが一般的です。コワーキングスペースを利用することも選択肢の一つとしてあります。本件もまさにそのまま最小限のオフィスで最大の効率を求めるべく細長い執務スペースに「Shelf カウンター付き本棚」を連続させて配置することで壁面を最大限に活用してきたと言えます。更にそこからオフィスが成長するにあたりそのユニットを可能な限り増幅させたのがこの度の計画です。将来のスケーリングに備えた柔軟性が実は当初から持たれていたことになります。
後付けカウンター付き本棚
オフィスの2階にも作業スペースがあります。ここには既存の「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」が2台並んで置かれています。この度はその既存の本棚に対して後付けでカウンターを付け加えるという作業を行いました。既存の棚板の上に新たにカウンター天板を載せる形をとるため結果として作業面の高さは739mmとなり、標準的に行っている720mmよりは19ｍｍだけ高くなります。実際に椅子に座って状態で確認いただき問題のない高さということでコの高さにしました。
この度は、専用のスチール脚が少し高くなったカウンター下面に届かなかったためスペーサーを用意してカウンター面に固定してあります。
この事例と関連するプロダクト
壁面を天井やまで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。