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Lソファ 低い位置でくつろぐ L.Sofa(Lソファ) / Carta

Lソファ 低い位置でくつろぐ | L.Sofa(Lソファ) / Carta2 (No.01)  | マルゲリータ使用例 シンプル おしゃれ 部屋 インテリア レイアウト

前回に続いて都内のロフト付きのワンルームにお住いのお客様です。

Lソファ 低い位置でくつろぐ | L.Sofa(Lソファ)

リビングの中央には「Carta2 Lソファ」をお使いいただいてます。低い位置に置かれた大型テレビに対して低い位置で生活する姿を具現化。ロフト付の高い天井の下でローソファに座ることにより更に天井は高く感じられ空間を豊かなものにされています。

Lソファ 低い位置でくつろぐ | L.Sofa(Lソファ)
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長屋と言う言葉は一般的に古い家屋の集まりとイメージされやすいですがここでは建築基準法上の「長屋」に関して解説します。建築基準法では集合住宅を2つに分け一つを共同住宅、もう一つを長屋と定義付けしています。共同住宅が入口、廊下等を共有しているのに対し長屋は住戸の界壁以外共有するものはなく各住戸の入り口に至る通路も共有部分があってはいけません。

建築基準法で言う長屋形式は共同住宅と比較して建築基準法および消防法の規制が緩い反面そのプランニングはまるで立体パズルを解いていくかの如く難解です。特に複数階を有する重層長屋は難解です。実は多くの設計者はこの複雑な長屋形式の集合住宅にチャレンジしつつもある程度の規制を受けながらも一般的な共同住宅とする方が楽なのでそちらを選ぶことが多いと言っても過言ではありません。そのくらい難しい長屋形式に於いては各所に様々な普通は目にしない工夫が盛り込まれていることが多々あります。本件に於けるロフトがまさにそれに当たります。ロフト部分はその天井高さが1400mm以下でかつその住戸の床面積の2分の1以下が条件です。条件というのは床面積に参入されないスペースという意味です。すなわちその条件を満たしたロフトはおまけの様に付いてくるスペースです。一般的には住戸面積内に納めるのが普通ですがここではそれを超えて床面積に参入されてもその使いやすさを採用する手法に出ているのでその点もよく考えられた計画と言えます。

本件のお客様はその特殊な案件を見抜き、その豊潤な空間を手に入れ十分にご活用されておいでです。

Lソファ 低い位置でくつろぐ | L.Sofa(Lソファ)
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