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先端技術の大学研究室に 壁一面の本棚 奥行250mm / Shelf

先端技術の大学研究室に | 壁一面の本棚 奥行250mm / Shelf (No.91)  | マルゲリータ使用例 シンプル おしゃれ 部屋 インテリア レイアウト
先端技術の大学研究室に | 壁一面の本棚

東京の国立大学の広い研究室の一角に「Shelf 壁一面の本棚 奥行250」を設置いただきました。
静かなキャンパスの一角、研究室で使う学術書や研究室の共通書棚として2台並べて利用いただいてます。

先端技術の東大大学研究室に | 壁一面の本棚

静かなキャンパスの一角にある研究室の大きな壁面いっぱいに、「Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm」縦7コマ×横5コマの本棚を2台並べて設置していただきました。研究室で使う大量の学術書などを収納する研究室の共用書棚としてご利用いただいています。ここには本棚と並んで電子レンジやコーヒーメーカーなどを置いたキャビネットなども置かれています。
研究室の奥の、本棚と直行する壁面には大型のモニターが置かれた教授のデスクが配置されています。入口側の壁面にはデスクが2台並び、こちらにもコンピュータのモニターが置かれ、デスクの上にはさまざまな器具や文房具なども置かれています。

先端技術の東大大学研究室に | 壁一面の本棚

本棚を2台並べると、幅3,430mmになります。全70コマによる、大きな本棚です。この本棚の高さは2,400mmありますが、研究室の高い天井までは届いていません。棚板の相互のスパンが短いために、重量のあるコンテンツをたっぷりと収納しても撓みが生じることはほとんどありません。広い壁いっぱいに、垂直に、幅広く立ち上がる、文字通りの壁面収納です。この本棚は規格品では最下段には棚板はありませんが、特注で棚板を取り付けてあります。本棚の背面には巾木加工が施されているので、背後の壁面に沿わせて設置することができています。
奥行250mmの本棚は、縦297mm×横210mmのA4サイズのコンテンツを収納するのに適しています。1993年に行政文書の用紙規格がA4に統一されてからは、ビジネス文書の基本サイズはA4判とされています。また、写真集や論文などにはA4判が圧倒的に多く、近年では教科書のサイズもA4判が一般的になっています。

先端技術の大学研究室に | 壁一面の本棚

マルゲリータの本棚は、縦材と横材の相互に切れ込みを入れて嵌合させて組み立てられています。背板のない構造なので本棚の平面方向への堅牢性を確保するために四隅にブレース材を配置していますが、本件のように2台を連結する場合には、全体の四隅にブレース材を置きます。水平に7枚、垂直に11枚の棚板がそれぞれ等間隔に並び、その上に書籍などが置かれ、棚板を通して背後の白い壁面が見えています。書籍の背表紙が作り出す様々なサイズで複雑な色の混在した色面と棚板との間に見える空間は、研究室の壁面に白い奥行きを見せながら直線で構成された濃淡の陰影を加えています。棚板の見付による格子状の細いラインが複雑な色面を覆いながら壁面の前面に強く出てくるので、一見すると乱雑な色面も全体を覆うグリッド線の効果で鎮静して見えてきます。その上に、四隅のブレース材による斜線によって集中線のようなスピード感が加わります。

先端技術の大学研究室に | 壁一面の本棚
先端技術の大学研究室に | 壁一面の本棚

この研究室はいかにも大学の研究室らしい、チャコールグレーのタイルカーペットと白い石膏ボードの壁とジプトーンの天井ボードに囲まれたシンプルな空間です。テーブルの上に投影用の機材を置き、入口側の壁面に画像を写して思考を重ねていく様子なども想像できます。ここに、自由で熱く豊かな発想を持った学生たちが集まって、知恵やエビデンスや研究観察の結果を共有し、議論し、検証し、意見を交わしながら学問を進めていく場になっています。その背景となる壁を覆う形で、マルゲリータの壁一面の本棚が設置されています。研究室のメンバーが共通知識としておきたい基本的な書物や最新の論文、関連図書、参考図書や副読本などがここに並び、議論の際に必要になれば根拠としてすぐさま取り出せる状態になっている様子が伺えます。

先端技術の大学研究室に | 壁一面の本棚

本棚に置かれた書籍のタイトルを見ると、この研究室では、地球上の水のサイクルに関するすべての歴史をカバーする学問分野の研究を行っているようです。水のサイクルは生命の維持にも深く関わり、気象現象などに現れているように学際的にも大きく広がる研究領域で、人間社会の成り立ちと基本的な部分で深く結びついています。この研究室は、地球の生成からはるかに遠い未来までをも視野に入れた論考を育むための環境だとも言えるでしょう。ずらりと並べられた専門書の数々ですが、まだブランクになっているセルもあります。奥行250mmの本棚には、単行本や小型の本ならば前後2列で収めることも可能です。

下段3段目までのセルには蓋つきの整理用ボックスを使った収納が導入されています。セル毎にテーマを設け、資料やフィールドワークで用いるツールなどをまとめて整理しておくことが出来ます。

先端技術の大学研究室に | 壁一面の本棚
先端技術の大学研究室に | 壁一面の本棚 奥行250mm / Shelf (No.91) | マルゲリータ使用例 シンプル おしゃれ 部屋 インテリア レイアウト
先端技術の大学研究室に | 壁一面の本棚 奥行250mm / Shelf (No.91) | マルゲリータ使用例 シンプル おしゃれ 部屋 インテリア レイアウト

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Shelfシリーズ / 壁面を天井やまで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。

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壁面を天井やまで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。

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