ベランダでリラックスした時間を過ごしたいのであれば、ベランダテーブルの設置がおすすめです。
ベランダにテーブルがあれば、1人でくつろいだり、家族や友人と簡単な食事を楽しんだりと、色々なアクティビティで役立ちます。
しかし、「雨に濡れても大丈夫？」「雨ざらしでは劣化するのかな？」といった不安があって、ベランダテーブルの購入をためらっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回の記事では、ベランダテーブルとは何かという概要から、選ぶ際のポイント、雨に強い素材などについて、詳しく解説していきます。
また、記事の後半では、おしゃれで耐久性の高い、おすすめのベランダテーブルも厳選してご紹介します。これからベランダテーブルを購入しようか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
Contents
ベランダテーブルとは？
ベランダテーブルとは、文字通りベランダに設置するためのテーブルのことです。基本的には、庭に出すテーブルであるガーデンテーブルと同様のものを指しています。
ベランダは、洗濯物を干すなどの用途でしか使っていない方も多いですが、ベランダテーブルを設置すれば、リラックスした時間を過ごせます。
ただし、ベランダに出しっぱなしで置いておく場合、風雨や紫外線に強い素材のベランダテーブルを選ぶ必要があります。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_752/
ベランダテーブルはマンションにも設置可能？
マンションにお住まいの場合、ベランダにテーブルや椅子を設置してよいのか迷う方も多いでしょう。
マンションのベランダは共用部の一部であり、万一火災が発生した際は、避難経路として使用されます。そのため、「避難の妨げになるようなものは置いてはいけない」と消防法で定められており、大型のベランダテーブルの設置は難しいかもしれません。
各マンションによって規約や規程が異なるので、内容を確認したり管理会社などに確認するとよいでしょう。
狭いベランダでもテーブルセットは置ける？
ベランダテーブルとチェアのセットを置きたくても、ベランダが狭いからと諦めている方も多いでしょう。
ベランダが狭い場合でも、しっかりサイズを選んで購入すれば、テーブルセットを置いてリラックスした時間を過ごせます。
しかし、前述のように、マンションの場合は消防法に抵触する可能性があるので規約などを確認しましょう。
ベランダテーブルを選ぶ際のポイント
一括りにベランダテーブルといっても、さまざまな製品が市販されているため、適切なものを選ぶのが難しく感じられがちです。
ここでは、後悔なくベランダテーブルを選ぶうえで、気をつけたいポイントを3点ご紹介します。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_284/
ポイント① 雨に強い素材を選ぶ
ベランダテーブルを購入する際は、雨に強い素材のものを選びましょう。
ベランダに置くテーブルは、基本的にはそのまま外に出しっぱなしになります。その際、紫外線によるダメージもありますが、大きく素材を損なう可能性が高いのは、雨の影響です。
その点を考慮せず、屋内で使う前提のテーブルをベランダテーブルとして流用すると、短い期間でテーブルがダメになってしまうでしょう。
雨に強いベランダテーブルの具体的な素材については、後ほど詳しく解説します。
ポイント② 揃いのデザインのチェアがある製品を選ぶ
ベランダテーブルを購入する際は、揃いのデザインのチェアがある製品を選びましょう。
当然ながら、ベランダテーブルは単体ではなく、必ずチェアとセットで使用します。そのとき、テーブルとチェアのデザインがちぐはぐだと、せっかくおしゃれなテーブルを選んでも、台無しになりかねません。
そのため、気に入ったベランダテーブルが見つかった場合は、まず揃いのチェアの有無を確認することをおすすめします。
揃いのチェアがなく、それでも諦めきれないほどデザインが気に入った場合は、相性のよい椅子を探してから購入すると、失敗の確率を減らせます。
ポイント③ 出しっぱなしでも様になるおしゃれなテーブルを選ぶ
ベランダテーブルは、基本的にベランダに出しっぱなしにして使います。そのため、出しっぱなしでも様になる、おしゃれな色やデザインのものを選びましょう。
特に色選びは重要です。プラスチック製のホワイトや、スチール製のシルバーやブラック色は、手入れせずに放っておくと、汚れが目立ってしまいます。
手入れを少なくしつつ、おしゃれな印象を長続きさせたい場合は、天然木などのブラウン系の色のテーブルがおすすめです。
雨に強いベランダテーブルの種類
雨ざらしで使用するベランダテーブルにおいて、雨に強いというポイントは最優先されます。
ここでは、雨に強いベランダテーブルの代表的な素材を、5種類厳選してご紹介します。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_752/
木製
木製のベランダテーブルは、ナチュラルな素材感がおしゃれなこともあり、非常に人気があります。重量があるため、強風で飛ばされにくい点も嬉しいポイントです。
ただし、屋内で使うような通常の木材だと、雨ざらしで変質したり腐ったりする可能性があります。
そのため、木製のベランダテーブルを購入する際は、アコヤなど、腐らない加工の施された木材を使っているものを選びましょう。
スチール製
重厚感があるスチールも、ベランダテーブルの素材として高い人気を誇ります。
スチールは日本語だと「鉄」であり、雨には弱いイメージを持つ方も多いでしょう。しかし、塗膜塗装などの表面処理が施されたスチールであれば、雨ざらしでも簡単には錆びません。
しかし、何年も使っていくと、表面の塗装が剥がれ、錆びが生じる可能性があります。
アルミ製
アルミという金属は、錆びにくく高い耐久性があるので、ベランダテーブルの素材によく使われます。
ただし、アルミは比重が軽い金属なので、アルミ製のベランダテーブルは、強風に弱い点に注意が必要です。
特に、高層階にあるベランダの場合は、万一風でテーブルが飛ばされると、重大な事故やトラブルに繋がる可能性があります。
人工ラタン製
リゾートライクな雰囲気がおしゃれな人口ラタンも、ベランダテーブルの素材として人気があります。
そもそもラタンとは、東南アジアなどに自生するヤシ科の植物で、日本の藤（とう）の仲間です。ラタンは風雨には弱いので、屋外に置くには適していませんが、それを模した人工ラタンであれば、ベランダにも問題なく設置できます。
ちなみに、一般的に人工ラタンの素材には、ポリエチレン樹脂が使用されています。
ただし、人口ラタンのベランダテーブルは、アルミ製のものと同じく軽量なので、強風で飛ばされないように注意が必要です。
プラスチック製
プラスチックは、雨に濡れても変質しにくいため、ベランダテーブルにも適した素材です。
ただし、雨には強いものの、紫外線には弱い点には注意しましょう。長時間紫外線にさらされ続けると、変色したり質感が変わったりする可能性があります。
なお、プラスチック製のベランダテーブルも重量が軽いので、外に出しっぱなしにする際は、重りを付けるなどの工夫が必要になるでしょう。
ベランダテーブルにおすすめの腐らない木材「アコヤ」とは？
ベランダテーブルの素材として、先述の通り木材は人気がありますが、雨ざらしで使い続けると、通常の木材は腐る可能性が出てきます。
そこでおすすめなのが、腐らない木材である「アコヤ」です。
アコヤは、酢酸の一種である無水酢酸と反応させることで、木材をアセチル化しています。アセチル化した木材は、腐食の原因菌に対して強い耐性を発揮するので、雨に濡れても劣化しにくくなります。
ここでは、そんなアコヤの特徴について、3つの観点から詳しく確認していきましょう。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_284/
アコヤの特徴① 土の中でも、水の中でも腐らない
アコヤは、アセチル化した影響から、内部に水分を蓄えません。そのため、土の中や水の中に放置したとしても、25年もの間腐らず、地上なら50年以上は長持ちするといわれています。
実際、その耐久性の高さはヨーロッパでは広く認められています。イギリス建築研究財団BREでは、アコヤを使っているバルコニー外装は、適切なメンテナンスをしていれば60年間使えるとしています。
アコヤの特徴② シロアリに食べられない
アコヤは、木材の天敵であるシロアリに食べられない点も大きな特徴です。
アコヤはアセチル化している影響から、木材細胞内に、食物消化に必要となる水分量が蓄えられません。その結果、アコヤを食べても栄養源にできないため、シロアリが寄ってこないという理屈になります。
アコヤの特徴③ 湿気や水分で変形しない
アコヤは、湿気や水分が過剰な状況でも、変形が生じない点も特徴の1つです。
雨ざらしで木材が変形する理由は、内部に水が浸入し、それが乾燥する過程で内部組織に歪みが生まれることにあります。
しかし、アセチル化しているアコヤの場合、内部に水分が保持されないため、変形が起きにくくなるのです。
おしゃれで雨に強いベランダテーブルのおすすめ5選
最後に、おしゃれで雨に強いベランダテーブルのおすすめ商品を、5つ厳選してご紹介します。
これからご自宅のベランダにテーブルを設置しようか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
おすすめベランダテーブル① 『マルゲリータ EXA（イグザ）ガーデンテーブル』
「マルゲリータ EXA（イグザ）ガーデンテーブル」は、雨に強いアコヤ木材を使用した、おしゃれなベランダテーブルです。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/exa/exa-gt-01_index.html
規格寸法に近い木取りと、脚立上の脚との組み合わせにより、必要最小限のミニマムなデザインに仕上がっています。
240cmと180cmという2種類の幅がラインナップされていて、大人数で使うベランダテーブルとして重宝します。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/exa/exa-gt-01_index.html
また、揃いのデザインのベランダチェアもラインナップされているので、セットで設置することで、ベランダ空間をおしゃれに演出できます。
おすすめベランダテーブル② 『マルゲリータ EXA（イグザ）デッキテーブル』
「マルゲリータ EXA（イグザ）デッキテーブル」も、腐らない木材アコヤを使用した、デザイン性に溢れるベランダテーブルです。
天板から脚に至るまでが、細い木材を縦格子状に組み合わせて仕上げられていて、日本の伝統意匠を彷彿とさせるデザインに仕上がっています。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/exa/exa-gt-02-2400-900.html
サイズは幅240cm、奥行910cmのワンサイズ展開で、大人数での使用に適した大型サイズになっています。
こちらも、別売りのガーデンチェアと組み合わせることで、テーブルセットとして使用可能です。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/exa/exa-gt-02-2400-900.html
おすすめベランダテーブル③ 『IKEA NÄMMARÖ（ネッマロー）ガーデンテーブルセット』
ベランダで使える、木製のテーブルセットです。チェアとベンチがあらかじめセットになっているので、ベランダに統一感を演出できます。
主材にはアカシア無垢材が使用され、アクリルステインによる表面処理が施されているため、雨や日差し、汚れなどに耐性があります。
出典：IKEA 公式サイト https://www.ikea.com/jp/ja/p/naemmaroe-table-2-chairs-bench-outdoor-light-brown-stained-s09544375/
おすすめベランダテーブル④ 『ニトリ ラタン調ガーデンテーブル』
人工ラタンを使用した、リゾートライクでおしゃれなベランダテーブルです。
幅と奥行きが80cmの正方形デザインなので、向きを気にせず使えます。また、天板中央にはパラソルホールがあり、日除けのパラソルを設置できます。
非常に軽量で移動しやすいですが、ベランダに設置する際は、強風で飛ばされないように注意が必要です。
出典：ニトリ 公式サイト https://www.nitori-net.jp/ec/product/5605067s/
おすすめベランダテーブル⑤ 『LOWYA ウッドガーデンテーブルセット』
濃く深みのある色合いのアカシアを主材に使用した、落ち着いた雰囲気がおしゃれなベランダテーブルセットです。
幅と奥行きがともに60cmとコンパクトな作りなので、狭いベランダでも設置できます。また、オイルステインの表面処理が施されているので、ある程度の雨であれば問題なく耐えられます。
出典：LOWYA 公式サイト https://www.low-ya.com/goods/FF03_FJ027
まとめ
今回は、ベランダテーブルをテーマに、選ぶ際のポイントや、雨に強い素材の種類、具体的なおすすめ商品などについて、詳しく確認しました。
ベランダテーブルは、基本的にベランダに出しっぱなしの状態で使うので、雨ざらしになります。そのため、購入する際は、雨に強い素材のものを選ぶことが大切です。
特におすすめなのは、木材でありながら、水に濡れても腐らない「アコヤ」です。マルゲリータの「EXA（イグザ）」のように、アコヤを使っているベランダテーブルであれば、長年雨ざらしにしても安心できます。
マルゲリータの公式サイトでは、今回ご紹介したベランダテーブル以外にも、色々な種類のおしゃれ家具を多数ラインナップしています。お客様の使用実例もたくさん掲載されているので、ベランダテーブルだけでなく、屋内で使う収納家具の購入を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。