キッチンとリビングを仕切りたいけれど、圧迫感が出てしまったり、家族の様子がキッチンから見えなくなるなど邪魔になるので、どうしようかと悩んでらっしゃる方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、キッチンとリビングを仕切るさまざまな方法を比較しつつ、実用性とデザイン性を兼ね備えたおすすめの仕切り棚をご紹介します。
キッチンとリビングをおしゃれに仕切りたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
Contents
なぜキッチンとリビングを仕切るのか
キッチンとリビングを仕切りたくなる理由として、「リビングは落ち着ける場所として独立した空間にしたい」、「来客時に生活感が出てしまうので隠したい」、「リビングからキッチンが見えると散らかってないか気になる」などの声があります。
そのため、キッチンとリビングは空間として分けたいものの、完全に壁をつくると不便だし、お金をかけず、ゆるやかに間仕切りしたいという方が増えてきています。
キッチンとリビングを仕切る方法
キッチンとリビングを仕切る方法はさまざまあり、それぞれにメリットとデメリットが異なるので、生活スタイルや間取りに応じて適した方法を選ぶことが大切です。
ここでは、キッチンとリビングを仕切る代表的な4つの方法をご紹介します。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_623/
パーテーションやカーテンで簡易的に仕切る
手軽に取り入れやすいのが、突っ張り式のパーテーションやカーテンなどを使った簡易的な仕切りです。
工事不要で、省スペースで設置でき、賃貸住宅でも気軽に取り入れられるため、初めての間仕切りにも適しています。
ただし、見た目がチープになりやすく、布や軽量素材だと安定性や遮音性に欠ける点には注意が必要です。
また、カーテンタイプは風や人の動きで揺れてしまうこともあるため、設置前に相性を確認しておくとよいでしょう。
キッチンとリビングの間に仕切り壁を新設する
キッチンとリビングの空間をしっかりと分けたい場合には、間に仕切り壁を設ける方法もあります。
視線や音をしっかり遮断できるため、キッチンの雑然とした雰囲気をリビング側から隠したいときには効果的です。
一方で、壁の新設には工事が必要になるため、相応のコストと時間がかかります。
また、撤去する場合も手間や費用がかかるので、将来的に間取りを変えたいと考えている場合は注意しましょう。
腰高カウンターでゆるやかに仕切る
作業台や収納棚としても活躍する腰高カウンターを使えば、キッチンとリビングの空間をさり気なく仕切れます。
視線をほどよく遮りながらも、圧迫感を与えにくいため、開放感のある空間づくりにも向いています。
設置時に工事が不要で、比較的軽量なものが多いので、賃貸住宅でも導入しやすい点も魅力です。
ただし、腰高カウンターだと視線を完全には遮れないので、キッチンの手元が見えやすく、来客時に生活感が気になることもあるので注意しましょう。
収納棚を「間仕切り」として活用する
キッチンとリビングの間に、収納と仕切りを兼ねた棚を設置すれば、実用性とデザイン性を両立した間仕切りが実現できます。
収納スペースを確保すると同時に視線をコントロールできるため、生活感を抑えつつ空間にメリハリをつけることが可能です。
特に、背板のないオープンタイプの収納棚なら、圧迫感を抑えながら光や空気の流れを保って仕切れます。
また、キッチンの食器やリビングの雑貨を飾って「見せる収納」として楽しめる点も、大きな魅力です。
キッチンとリビングの間仕切りに収納棚を使うメリット
ここでは、収納棚をキッチンとリビングの間仕切りに活用することで得られる4つのメリットについて、詳しく確認していきましょう。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_44/
視界を遮りすぎず、空間をやわらかく分けられる
背板のないオープンタイプの仕切り棚を使えば、光や風を通しながらキッチンとリビングをゆるやかに分けられます。
視線をコントロールしつつ、圧迫感の少ないレイアウトを実現できる点が大きなメリットです。
また、キッチン側からリビングの様子が確認できるため、小さなお子様がいるご家庭でも安心して設置できます。
収納力が増し、暮らしが整う
仕切り棚は、キッチンとリビングの間を仕切るだけでなく、両空間の収納力を高める役割も果たします。
たとえば、キッチン側には食器や調味器具、調味料などを、リビング側には雑誌や小物、本などを収納することで、それぞれの空間を効率よく整理整頓できます。
「見せる収納」と「隠す収納」を使い分ければ、使い勝手と美しさのバランスが取れた空間を実現できるでしょう。
空間をおしゃれに演出できる
仕切り棚は、キッチンとリビングの間をおしゃれに仕切りながら、空間に立体感と奥行きを与えてくれます。
たとえば、お気に入りの食器や雑貨、植物などを並べて「見せる収納」として活用すれば、空間全体が洗練された印象に変わるでしょう。
また、季節ごとにディスプレイを変えることで、暮らしの中に彩りを加えることも可能です。
キッチンとリビングをただ仕切るだけでなく、インテリアの一部として楽しめる点も、収納棚ならではの魅力だといえます。
リフォーム不要で賃貸住宅でも安心
収納棚を間仕切りとして使えば、壁を造作する必要がないため、リフォームをせずにキッチンとリビングを仕切れます。
設置や移動も簡単なので、賃貸住宅でも安心して取り入れられるのが大きなメリットです。
また、分解・組み立てが可能な製品であれば、模様替えや引っ越しにも柔軟に対応でき、ライフスタイルの変化があっても安心でしょう。
キッチンとリビングの仕切り棚選びで失敗しないためのポイント
ここでは、キッチンとリビングの仕切り棚選びで後悔しないために押さえておきたい、3つのポイントについて詳しく確認していきましょう。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_771/
両面から使えるかどうか
キッチンとリビングの仕切りとして棚を配置する場合、両側から使える構造かどうかを確認しましょう。
片面しか使えない収納棚では、キッチンかリビングどちらか一方の使い勝手が悪くなり、かえって不便になることがあります。
両面からアクセスできる仕切り棚であれば、キッチン側では食器や調味料、リビング側では雑誌や雑貨を収納するなど、用途を分けて効率よく活用できます。
日常動線の快適さや収納効率を高めるためにも、両面使いできるかは購入前に必ずチェックしておきましょう。
圧迫感を生まないデザインか
キッチンとリビングを仕切る棚には、視界を遮断しすぎないデザインがおすすめです。
完全に視界を遮ってしまう棚だと、部屋が狭く感じられる原因にもなります。
特に、背板のないオープンタイプの仕切り棚であれば、光や風を通しながら空間をやわらかく仕切れます。
抜け感のあるデザインを選ぶことで、キッチンとリビングの間に程よい境界線を作りつつ、圧迫感のない快適な空間を実現できるでしょう。
将来的に移動や模様替えが可能か
仕切り棚は一度設置して終わりではなく、ライフスタイルや家族構成の変化に応じてレイアウトを変えたくなることもあります。
そのため、キッチンとリビングの間に置く仕切り棚は、移動や組み替えがしやすいものを選ぶのが理想的です。
たとえば、底部にキャスターが付いたものや、分解・組み立て可能なものであれば、模様替えや引っ越しの際にもスムーズに対応できます。
将来的な使い方を見越して、フレキシブルに使える設計かどうかを購入前にチェックしておきましょう。
マルゲリータの収納家具がキッチンとリビングの間仕切りに向いている理由
キッチンとリビングをおしゃれに仕切る棚を探している方には、マルゲリータの収納家具が非常におすすめです。
ここでは、マルゲリータの収納棚がキッチンとリビングの間仕切りに適している理由を、4つのポイントに分けてご紹介します。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_279/
両面から使える設計
マルゲリータの収納棚は、キッチンとリビングのどちら側からも使える両面仕様のデザインが特徴です。
たとえば、キッチン側には調理器具や調味料、リビング側には本や雑貨を収納するなど、目的別にアイテムを分けて整理できます。
仕切りとしてだけでなく、実用性を備えた収納家具としても非常に優れており、動線の効率化にもつながります。
背板のない抜け感あるデザイン
マルゲリータの収納棚は、背板のない開放的なデザインが大きな魅力です。
この構造により、キッチンとリビングの間を仕切っても光や風が通り、圧迫感のない空間を実現できます。
背板のない仕切り棚は、間仕切りの役割を果たしつつ、開放感のあるインテリアを維持できるため、狭い間取りやコンパクトな住宅にもおすすめです。
セミオーダー対応で形状や高さを選べる
キッチンとリビングの間取りや使い方に合わせた仕切り棚を選びたい方には、マルゲリータのセミオーダー対応が最適です。
棚の高さや横幅、段数などを細かく調整できるため、自宅のキッチンとリビングのレイアウトにぴったり合った仕切り棚が実現できます。
壁一面を使った大型の収納棚から、腰高のロータイプ収納棚まで、必要に応じて柔軟にオーダー加工が可能です。
既製品ではフィットしないという悩みを解消しつつ、まるで造作家具のような、見た目にも美しい仕切り棚を取り入れられます。
分解・組み立てができて模様替えや引っ越しにも強い
マルゲリータの収納棚は、分解・再組み立てができる構造になっており、引っ越しや模様替えにも柔軟に対応できます。
特に、キッチンとリビングの間仕切りとして使う棚は固定しないことが多いため、移動や再設置のしやすさは大きなメリットになります。
一度設置したあとでも気軽に位置を変えられるので、生活スタイルの変化にも対応しやすく、長く使い続けられるのもポイントです。
以上の点から、デザイン性と機能性を兼ね備えた仕切り棚として、マルゲリータの収納家具は非常に頼もしい選択肢だといえるでしょう。
キッチンとリビングの仕切り棚としておすすめのマルゲリータの収納家具
最後に、キッチンとリビングの仕切り棚としておすすめのマルゲリータの収納家具を3つご紹介します。
それぞれに特徴が異なるので、ご自宅のキッチンとリビングをどのように仕切りたいか、ニーズに応じて適するものを選んでみてください。
キッチンとリビングのおすすめ仕切り棚①『Shelf 壁一面の本棚』
キッチンとリビングをしっかり仕切りたい方には、マルゲリータの「Shelf 壁一面の本棚」がおすすめです。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/shelf/slf-2400-2400-ex.html
格子状に構成されたグリッドデザインの棚板は、空間に均整の取れた美しさと存在感を与え、視線の抜けも意識しながら間仕切りとしての役割を果たします。
文庫本から大型の画集まで収納できるよう、奥行き180mm~350mmがラインナップされています。
キッチンの調理器具から、リビングに散らかりすい雑貨などまで、ひとまとめに収められて実用性も抜群です。
大容量でありながら、背板がないオープンタイプなので、リビングとキッチンの間に確かな区切りを与えつつ、光や空気を通して明るく開放的に仕上げてくれます。
キッチンとリビングのおすすめ仕切り棚②『Shelf ロータイプ本棚』
高さのある家具には抵抗があるという方には、マルゲリータの「Shelf ロータイプ本棚」がおすすめです。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/shelf/slf-ar-2400-3.html
腰高サイズの収納棚は、視線を遮りすぎず、キッチンとリビングをやさしく仕切ってくれます。
オープンタイプで両面からアクセスできるため、キッチンとリビングそれぞれの空間に合わせた使い分けが可能です。
奥行きはたっぷり350mmあり、大きな画集やアルバム、調理器具などもすっきり収まります。
また、天板も広く取られているので、ちょっとした作業台としての用途もおすすめです。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/shelf/slf-ar-1800-3-caster.html
底部に専用キャスターを取り付ければ、手軽に場所を変えられる移動式収納棚として、掃除や模様替えもスムーズに行えます。
キッチンとリビングのおすすめ仕切り棚③『BLC ビー玉でスタッキングする収納ボックス』
自由なレイアウトでキッチンとリビングを仕切りたい方にぴったりなのが、マルゲリータの「BLC ビー玉でスタッキングする収納ボックス」です。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/blc/
約60種類の収納ボックスユニットを、ビー玉を使って自由に積み重ねられるユニークな構造が特徴的で、ネジや工具を使わずに配置変更ができます。
収納するアイテムや使いたい高さに合わせてカスタマイズ可能で、必要なときに必要な数だけ買い足せるのも魅力です。
【BLC フロアタイプ:組み合わせ例】

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/blc/blc-floor-set-15.html
底部に専用キャスターを取り付ければ、手軽に移動でき、模様替えや引っ越しにも柔軟に対応できます。
シンプルで木の質感を生かしたデザインは、キッチンにもリビングにも自然になじみ、おしゃれな間仕切り棚として活躍してくれるでしょう。
まとめ
今回は、キッチンとリビングをおしゃれに仕切ることをテーマに、収納棚を使った間仕切りのメリット、選び方のポイント、おすすめ家具を詳しくご紹介しました。
キッチンとリビングの間仕切りには、圧迫感を抑えながらも空間を整え、収納としても機能する「仕切り棚」の活用がとても効果的です。
両面から使える構造や抜け感のあるデザイン、移動や模様替えのしやすさなど、実用性とデザイン性を兼ね備えた製品を選べば、暮らしの快適さが大きく向上します。
ぜひ今回の内容を参考にして、ご自宅のキッチンとリビングに合った仕切り棚を取り入れてみてください。
マルゲリータの公式サイトでは、今回ご紹介した収納棚以外にも、色々なおしゃれインテリアを多数ラインナップしています。お客様の使用実例もたくさん掲載されているので、おしゃれで実用的な家具の購入を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。