戸建て住宅にお住いのお客様、予め将来的にお子さんの成長に合わせて2部屋と考えて作られていた一室を、その予定通り、この度「Shelf 壁一面のA5判本棚 奥行180mm」を互い違いに配置、その本棚を使って部屋を間仕切ることによりスペースを一切無駄にしない2室を作られました。
兄の部屋
「Shelf 壁一面のA5判本棚 奥行180mm」を2台並べそのうちの1台は背板を向ける形で置かれています。A5判本棚には2×4コマの開口部があけられその反対側に貼られた背板に対して衣類を掛けるフックが用意されています。そのA5判本棚と隣接して「Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm」が置かれ連続する壁面より少し手前に出る形で収まります。窓際に置かれた机の本棚とは反対側には2コマ×2コマの奥行250mmの小さな本棚も置かれ限られた空間を実に有効にお使いいただいています。
妹の部屋
兄の部屋に並んでいる本棚の背板側がこちらの部屋に現れます。入口から入ってすぐは「Shelf 壁一面のA5判本棚 奥行180mm」が同様に開口部を設けながら置かれ、そのまま連続する様に兄の部屋にある本棚の背板がこの部屋では壁面になります。一方「Shelf 壁一面の本棚 奥行250ｍｍ」はこの一連の間仕切り壁とは離れた位置に机と並んで置かれフィラー板を介して天井に密着、転倒防止を施した上でお使いいただいています。
間仕切り本棚としてお使いのA5判本棚はL字型の金物で上部の梁に数カ所で固定、この大きな壁面の転倒防止として機能しています。
この2室には同じ形のベッドが左右対称に置かれています。これはL字型にパネルが立ち上がった独自のデザインでベッド下は収納、パネル壁面は自由に物が飾れる様に工夫して作られています。この様にベッド、机、本棚といった基本的な什器を兄妹で完全に同一のものとしそれの使い方は各自がそれぞれ工夫するやり方でこの2つの部屋は共存します。
この兄妹の部屋の間仕切りは本棚を設置するだけで完了しています。この本棚は、間仕切りの役割を果たし、同時に露出したシナ合板の背板と部屋の無垢材のフローリングの色合いとも調和しています。
この事例と関連するプロダクト
壁面を天井やまで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。