横浜市のマンションにお住いのお客様です。
もともと横に長いリビングをそのまま広くお使いいただいていましたが、この度その部屋を工事ではなく「Shelf カウンター付き本棚」をその中央に置くことにより二つの部屋とされました。ご主人の書斎スペースともう一方にオーディオルームとシアタールームを兼ねたリビングという構成です。
本件は間仕切りとして設置された本棚を両面から使うことによりコンパクトであり、かつ仕切られたそれぞれの部屋の使い勝手も向上させたという事例のご紹介です。カウンター付き本棚は片側からはカウンター付き本棚として、反対側からは本棚を兼ねた壁面収納としてご利用いただいてます。

書斎のレイアウト|L字型ワークデスク
カウンター付き本棚側の書斎はカウンターの上端と高さを揃えたコンソールデスクが直行する形で置かれ、本棚の前面にL字型になるような配置で作業しやすい環境を作られています。デスクチェアはそのコンソールデスクに向かう形で使われ、床面に敷かれたウレタンマットはそのデスクチェアのキャスターからフローリングの床面を保護し自由に椅子を動かしながらの作業に役立っています。


PCモニターは2枚の縦長の窓の間の壁面を背景に置かれていて、その両側の窓もブラインドにより光量が調整出来るため昼夜を問わず快適な作業環境を作られています。またこの様なレイアウトではカウンターの下に足を入れることが殆どないためちょっとした荷物をそのカウンターの下に置くことが出来るという便利さもあります。





またそのコンソールデスクは縦長の二枚の窓を水平に切り取る様な配置をとり窓のブラインドを下げれば陽射しの強いときは陽光も遮れるため室内の明るさを損なわずに快適な作業空間になっています。

入口から見たところです。本棚の左端には書籍は置かず背の低いオブジェクトを置くことによって向こう側に視界が抜け空間的な広がりが心地よく感じられます。アイストップとして置かれた額装の配置も目を引きます。

リビング側の壁面収納
リビング側の壁面収納です。奥行350mmの本棚を両面から使う形ですが単行本だとサイズ的に両側から使えるため向かって左側はリビング側も本棚としてお使いいただいています。
壁面収納の手前にはコンソールデスクサイズの机が置かれ、その上にはミキサーを挟んで2台のアナログレコードプレイヤーが置かれDJワークも楽しめます。更に一段引いた天井面には梁型がありその梁の下端に電動スクリーンが取り付けられています。スクリーンを下すとリビング側はホームシアターになります。





popIn Aladdin 2(ポップインアラジン )によるホームシアター
リビング側は壁面収納としての本棚があります。書斎側同様に置かれたオブジェクトによって適度に反対側が見通せ抜け感のある気持ちのいい配置になっています。また壁面収納上部に設置された電動スクリーンを下せばそのシーンはガラっと変わって更に手前の天井面に取り付けられたポップインアラジンの照射を受けリビングがホームシアターと化します。
popIn Aladdin(ポップインアラジン)そのものは天井の引っ掛けシーリングと呼ばれる天井に取り付けられている電源用ソケットに取り付けてそこからAC100Vの電源をとりWiFiでネットに繋がります。WiFiルーターさえあればそのまま照明器具を取り付ける感覚で設置が出来、映像を観いないときは天井付けのシーリングライトとしても使えます。またスマホ対応になっているのでその部屋で受信できるWiFiとポップインアラジンとスマホで繋がり設定を含めスマホから行えます。更にリモレスを用いれば音声にてネット接続、TVのチャンネルも操作出来ます。画面のサイズとしては凡そ6畳間で100インチ程度のになります。
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