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吹き抜けを見下ろす細長い部屋に Tavola BASE・デスクの組み合わせによる仕事基地

File 624 吹き抜けに面した細長い部屋に – Tavola BASE・デスクの組み合わせによる仕事基地 – マルゲリータ使用事例

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神奈川県の戸建て住宅にお住いのお客様です。書斎として使っておられる2階にある階段の吹き抜けを見下ろす細長い部屋に、「Tavola BASE・デスクの組み合わせによる仕事基地」と「Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm」を設置いただいてます。

2つのコンソールデスクからなるワークデスクは、2種類の高さの異なる机の組み合わせによってL型に構成されています。在宅ワークにおける仕事基地として。また、デスクワークは座った姿勢、ミーティングは立った姿勢など、在宅ワークにおけるON/OFFも実現されています。

BASE・デスクの組み合わせによる仕事基地

この部屋は、細長い形状で吹き抜けに面しているという特殊な平面構成になっています。吹き抜け部分で天井が蒲鉾型に傾斜しているため、その流れが細長い空間に連続しており、天井がなだらかに窓に向かって収束していくようなデザインです。このデザインにより、空間全体が一体感を持ち、開放感のある雰囲気を醸し出しています。

コンソールデスクに座ると、目の前にはPCモニターがあり、その向こうには吹き抜けが広がっています。モニター越しに吹き抜けを見下ろす光景は、まるで昔の映画館の映写室から客席を見下ろすかのような気持ちになります。この独特の視点は、作業をする際にもリラックスした気分を保つのに役立ち、創造的な思考を促す効果があります。さらに、天井の傾斜が窓に向かって流れていくデザインは、自然光を効果的に取り入れることができ、室内を明るく保つことができます。このような設計は、空間の広がりを感じさせるとともに、自然と調和した居心地の良い環境を提供します。

この部屋のレイアウトとデザインは、視覚的な美しさと機能性を兼ね備えており、日常の作業を快適にするための工夫が随所に見られます。細長い形状や吹き抜け、天井の傾斜などの要素を巧みに組み合わせることで、独特で魅力的な空間が創り出されています。

コンソールデスクの組み合わせによる仕事基地

L字型のコンソールデスクは、幅1200mmのものと2400mmのものを使用しています。幅2400mmのコンソールデスクは、前述の吹き抜けに面した窓際に置かれており、それと直行する形で1200mmのデスクがスタンディングデスクとして設置されています。スタンディングデスクとして使用されているコンソールデスクの前に立つと、窓は家の外に向かっています。この窓の下端はスタンディングデスクの上端とほぼ揃っており、それぞれの机が形を変えて窓に向かうレイアウトになっています。この配置により、作業をしながらも自然光を取り入れやすく、視界が開けて開放感があります。幅2400mmのコンソールデスクは、吹き抜けに面した窓からの眺めを楽しみながら作業ができ、広々とした作業スペースを提供します。一方、幅1200mmのスタンディングデスクは、短時間の作業や立ちながらの作業に適しており、集中力を高める効果があります。

このL字型の配置は、異なる作業スタイルに対応し、効率的な作業環境を提供します。窓に向かうレイアウトにより、自然光を効果的に取り入れることができ、視覚的にも快適な空間が実現されています。さらに、窓の外の景色を楽しみながら作業できるため、リフレッシュしながら仕事に取り組むことができます。このように、異なる幅のコンソールデスクをL字型に配置することで、作業効率を最大化しながら、快適で開放的な作業環境を提供しています。

コンソールデスクの組み合わせによる仕事基地

同時に高さを変えてL字型に構えたコンソールデスクはこの細長い部屋で動きを誘発する仕掛けにもなっています。その主な機能はスタンディングデスクにあります。

コンソールデスクの組み合わせによる仕事基地

スタンディングワーク

長時間座りっぱなしの姿勢は、運動不足により下半身の筋肉が衰えやすく、特にふくらはぎがほとんど動かないという問題があります。座りすぎると、下半身の血行が悪くなり、健康に悪影響を及ぼすことが知られています。海外の研究では、座る時間が長いと寿命に悪影響を与え、糖尿病や動脈硬化を引き起こすリスクが高まるという結果が出ています。

一方で、スタンディングワークは新しい働き方の一つとして注目されています。多くの海外企業が既にスタンディングワークを導入しており、近年では国内の会社でも採用する職場が増えています。座った状態での仕事と立った状態での仕事を交互に行うことは、オフィス空間での気分転換や作業の効率化に効果的とされていますが、これを在宅で実践するのは現実的には難しいこともあります。そこで、通常の机とスタンディングデスクを並べて使用することで、在宅ワークでも気分転換を図ることができます。このアプローチにより、自宅でも効率的かつ健康的に仕事をする環境を整えることができます。

スタンディングデスクとの組み合わせ
スタンディングデスクとの組み合わせ
スタンディングデスクと通常デスクとの組み合わせ
アクセントウォールを背景とした本棚

アクセントウォール

L型に配置されたコンソールデスクの背面には細長い部屋に沿って本棚が置かれています。壁と天井がモルタル塗りを模した様なグレイッシュな力強い見え方に対して本棚が置かれている壁面はアクセントカラーとしてオレンジ色に彩色されています。そのオレンジ色を背景に置かれた本棚はコンソールデスクとの間に1m弱の隙間があり、そこがこの部屋の奥に行く通路でありコンソールデスクに向かって座る際のスペースでもあり、スタンディングデスクに向かって歩く通路でもあり、その作業スペースとして機能的に形成されています。

アクセントウォールを背景とした本棚
アクセントウォールを背景とした本棚
アクセントウォールを背景とした本棚
アクセントウォールを背景とした本棚
本棚とコンソールデスク
デスクの組み合わせによる仕事基地
デスクの組み合わせによる仕事基地
本棚とコンソールデスク
本棚とコンソールデスク
デスクの組み合わせによる仕事基地 – マルゲリータ使用事例
File 624 吹き抜けに面した細長い部屋に – Tavola BASE・デスクの組み合わせによる仕事基地 – マルゲリータ使用事例

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