院内会議室の壁面収納 Shelf 壁一面の本棚

名古屋市西区浄心で歯科クリニックをされている「ファミリーデンタルイシダ」様。一般歯科を中心とした歯の予防、治療から口腔外科まで口腔内の治療を専門にされています。そのクリニックの3階の院内会議室に「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」を導入いただきました。そこは通常の会議の他に講習会等、多目的な用途に使用されています。

排煙窓の下端に高さを揃える形で「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」と「Shelf カウンター付き本棚」に開口部を設けた特注仕様のもの、更にこの度あらたに製作した演台が柱間に一列に並んで置かれています。

「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」は縦5コマ×横7コマの既製品、右端に専用カセットオプションの「A4書類引き出し収納」を2段並べ書類等の収納に使う他は本棚としてこの場所で必要な書籍が揃えられています。

「Shelf カウンター付き本棚」は柱間のサイズに合わせて一列分のセルの幅を調整、隙間はご自身でコークボンドで埋めて収めておいでです。開口部の箇所は変形2コマ×2コマで電子レンジ、電子ケトルを置かれ、カウンター下にはミニ冷蔵庫も配置、会議室での軽食が出来る装備です。それ以外のセルには無印の白いボックス、ラタンバスケットが置かれ食器、カトラリー系を収納されています。この手の調理器、食器を収めるコーナーがあるとややもするとそこだけ所帯じみた一角に化してしまう事が多々ありますがここでは全てが綺麗に収まり注意してみないとその存在も感じられないほどのクールな空間に仕上がっています。

もう一つ、この会議室の演台もこの度製作いたしました。お客さんの方で予めお持ちだった「BLC 収納ボックス」（BLC-12-R および BLC-12-TA）を利用してそれを組み入れる形での製作です。

演台（レクチャーデスク）の機能として必要なものはその上部にプレゼン資料を置くためのスペースがまず必要です。これにより、プレゼンテーターは手元に資料を置きながらプレゼンテーションを行います。演台の上部は通常、平らな表面であり、資料やノートPCまた場合によってはマイクスタンド、タイマーを配置するスペースは必須です。

また、配線やケーブルを整理するためのスペースや通路を備えておく事も必要です。プレゼンには複数の機器やケーブルが必要な場合がありますが、演台の設計によっては、配線をきれいに纏めたり、人が絡まることなく動き回れる様に工夫する必要もあります。

さらに、演台には資料や小道具などを収納できるスペースや収納引き出しも必要です。これはスピーカーが必要なアイテムをすぐに取り出すこともありますが同じレクチャーが数日続く場合に身の回りのものをそこに収納することでスムーズなプレゼンテーションを行うためでもあります。ここでは前述の「BLC-12-R 」及び「BLC-12-TA」により資料等をその内部に仕舞えるのと同時に音響機器関連もそこにに収まっています。

この演台（レクチャーデスク）はそのコの字型の栫を本棚と同じ素材（シナランバーコア）を使用することにより全体的な統一感が保て、また同時に映像機器等を収納しながら様々な議題に対応する演台になっています。

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