神奈川県のマンションにお住いのお客様です。
リビングに隣接する書斎には、「Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm」の5列タイプと4列タイプを一部コマ幅を調整して2台連結し、ご利用いただいています。この本棚は、奥にあるクローゼットのドアを開けた際に干渉しないように水平方向のサイズが調整されています。また、本棚の最下段には市販のボックスファイルを並べ、すべての列を統一した一列の見せない収納として活用されています。
昇降式デスク
本棚と直交する形で昇降式デスクが配置されており、その上にはデスクトップPCとノートPCが並べられています。このデスクは、隣接する本棚を活用しつつ、コンパクトなデスクトップスペースを提供しています。さらに、昇降式デスクの特性を活かし、スタンディングデスクとしても使用可能です。デスクの高さを調整することで、座った作業と立った作業を切り替えることができ、快適なワークスタイルを実現します。
また、デスクの高さに応じて隣接する本棚のセルの内容も調整することができるため、作業内容や用途に応じた最適なデスクワーク環境が構築されています。例えば、立って作業をする際にはすぐに取り出せる資料や文具を上段のセルに配置し、座って作業する際には必要な書類や書籍を手元に配置するなど、柔軟なレイアウトが可能です。これにより、効率的で快適な作業環境が整えられています。
ファイルボックスを横並びに使う
最下段のファイルボックスは一見大きな紙製のボックスが並んでいるかに見えますが、実際はファイルボックスを横に並べて使われています。これにより収まった状態の見た目はもちろんのこと必要な書類を手前に置けるため使い勝手も向上します。
フィラー板を使った地震対策
本棚の縦材の上部と天井との隙間にフィラー板を差し込んで、天井までしっかりと固定する方法があります。この手法により、本棚が倒れようとする際には天井に引っかかって安定し、倒れにくくなります。賃貸住宅にお住まいのお客様の多くは、本棚を固定する際に壁に傷をつけたくないと考えています。このフィラー板の方法を用いることで、壁に傷をつけずに本棚をしっかりと固定することができます。本棚の最上部に後からフィラー板を挿入することで、完全な壁一面の本棚として仕上げることができるのです。
本棚の中の棚
セル内には「本棚の中の棚」をお使いいただいています。大きな本や文庫本、コミック本が混在する場合本棚の中の棚を使うと後ろにある本の背表紙も見えるため前後に効率よく配置できます。本棚の中の棚のメリットは下記になります。
- 様々なサイズの本に対応
奥行350mmと奥行250mmの本棚のセルに入れる棚板です。コの字型をしていて奥の本の位置を持ち上げることにより手前に本が置いてあってもその背表紙が見える仕組みのものです。2列と3列があり、様々な本のサイズに対応しているので蔵書の種類を問わずに収めることが出来ます。 - 後ろにある本の背表紙が見える
コの字型の台は4種類あり様々な組み合わせが出来ます。奥行350mmの本棚には最大3列並べることにより文庫本であれば奥にある本の背表紙が確認できます。手前の本を出さないと奥の本は取り出しにくいという難点はありますが、奥に置かれた本そのものは認識できます。 - セルの容積を最大限活用できる
奥行250mmの本棚であればA4サイズの本がちょうど入りそれを並べることによりセルはほぼ充填出来ます。しかしそこに文庫本を置こうとすると上部も前面も殆ど空隙となり収納のボリュームとしては効率の悪い並べ方になります。本棚の中の棚を使う事でセルの容積の最大2/3まで活用出来るため空隙を十分に使うことが可能になります。
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