リクライニングするような介護ベッドを買うには抵抗があるけれど、万が一何かあっても介護や介助がしやすいベッドを選んでおきたいという方は多いのではないでしょうか。
あるいは、家族がそろそろ介護が必要な状態だけど、典型的な介護ベッドを使いたがらないというケースもあるでしょう。
そこで今回は、「介護ベッド」そのものではなく、介護もしやすい普通のスタイルのベッドについて解説します。
将来の介護に備えて確認しておきたいポイントなども合わせてご紹介します。
これからの暮らしを見据えたベッド選びの参考に、ぜひご覧ください。
介護ベッドを使いたくない一般的な理由とは
介護ベッドを使いたくない理由には、介護ベッドによって「介護される人になった」と感じることへの抵抗や、病院のような見た目への不安などがあります。
また、電動機能の操作や費用、設置スペースが気になる場合もあるでしょう。
どんなところに抵抗があるのか具体的にしていくことによって、最適なベッド選びにつながります。
ここでは、介護ベッドを使いたくないと感じる一般的な例を紹介します。
介護ベッドで「介護される人になった」と感じる
介護ベッドを使いたくない理由の一つに、「まだ元気なのに、介護が必要な人として扱われたくない」という心理的な抵抗があります。
まだ普通に生活できる方にとってはもちろんのこと、介護が必要な状況になっても抵抗を感じる方はいるでしょう。
介護が必要な段階の家族がいる場合、安全性や介助のしやすさを考えて介護ベッドを勧めても、本人には一方的に決められたように感じられる場合もあります。
まずは、本人が何に不安を感じているのか、日常生活で不便に感じる動作はないかを確認し、それを解消できる機能を増やしていけるか考えましょう。
病院のような見た目で、寝室の雰囲気が変わる
介護ベッドの見た目から病院や介護施設を連想し、使うことに抵抗を感じる人もいます。
寝室のインテリアにこだわりがある方は、介護ベッドに変えることで部屋の雰囲気が変わってしまうことも気になるでしょう。
介護ベッドを選ぶ際は、必要な機能だけでなく、木目調など一般的なベッドに違いデザインにも目を向けてみましょう。
電動操作が難しそうで、事故も心配
「ボタンを押し間違えそう」「ベッドが急に動いたら怖い」など、電動機能への不安から、介護ベッドを使いたくないと感じることもあります。
介護ベッドの導入を検討する際は、リモコン誤動作などの対策が可能かどうかを確認しておきましょう。
また、介護ベッドでは、ベッドと柵・手すりの隙間に身体が挟まれる事故も起こり得ます。
こうした不安を感じる場合、その対策がとれるかどうかも確認しておきましょう。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/bed/lt-02-s.html
今は不要でも将来の介護に備えるベッドスタイルとは
介護ベッドの購入には抵抗があるけれど、将来の介護や介助を考慮したベッド選びを考えている方もいるでしょう。
介護ベッドを使わずに過ごせる間は、普段の生活で使いやすいベッドを選び、必要になったときに対応できるスタイルが理想的ではないでしょうか。
将来に備えたベッドを選ぶ場合、次のポイントを確認しておきましょう。
通気性と収納を重視したベッドを選ぶ
現時点で起き上がりや立ち上がりに不便を感じていないなら、今から電動機能やリクライニング機能を備える必要はありません。
介護ベッドを使いたくない今は、通常のベッドの寝心地やお手入れのしやすさを優先し、将来の万が一に備えて収納力が高いベッドを選びましょう。
構造としては、例えばすのこ床板やベッド下に空間があるタイプは、寝具の下に湿気がこもりにくいのがメリットです。
ベッド下を収納に活用できるタイプなら、限られた寝室のスペースを有効に使えます。
ただし、収納物を隙間なく詰め込むと、空気の流れが妨げられたり、掃除がしにくくなったりすることもあります。
収納ケースの周囲には余裕を持たせ、出し入れのしやすさも確認しましょう。
また、通気性は床板だけでなく、マットレスの仕様や寝室の換気状況にも左右されます。
寝具を定期的に乾燥させることを心がけ、収納量と日々のお手入れのしやすさを両立できるベッドを選ぶことが大切です。
収納量だけでなく高さも確認する
介護ベッド以外のベッドを選ぶ際も、マットレスを載せた状態での高さも確認しましょう。
高すぎると足が床につきにくく、低すぎると立ち上がりにくい場合があります。
購入前には実際にベッドに腰掛け、足裏が床につくか、無理なく立ち上がれるかを確かめることが大切です。
床板の高さを調整できるタイプなら、マットレスの厚さや使う人の体格に合わせて高さを変えられます。
介護が必要になったときに、変更できる余地を残す
一般的なベッドを使い、介護や介助が必要になった時、上記のような収納を増やすなどオプションで対応できるベッドもあります。
ベッド下の収納や枕元の収納を増やすことによって、仮に大人用のおむつなどが必要になっても対応しやすくなります。
また、ベッドで食事や読書をするにようになっても、サイドテーブルを追加できると生活に困りません。
将来に備えるベッド選びでは、こういった拡張性を考慮しておきましょう。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/bed/lt-cmd-03.html
ベッド落下が気になる場合は低いすのこベッドフレームがおすすめ
ベッドからの転落や湿気が気になる場合、介護ベッド以外の選択肢として、低いすのこベッドがおすすめです。
寝たきりの場合は、床ずれ対策や介助のしやすさも考慮して選びましょう。
布団に近い高さで、床との間に通気スペースをつくれる
ベッドから落ちることが不安で布団を選んでいる方には、床に近い高さのすのこベッドフレームが候補になります。
布団を床に直接敷く場合と比べ、布団の下に空気が通る空間を設けられるため、湿気対策の一つになります。
ただし、すのこの隙間だけでなく、側面から空気が出入りできる構造かを確認しましょう。
寝たきりの場合は、通気性と床ずれ対策を分けて考える
寝たきりの場合や、将来の寝たきりに備える場合、床ずれへの対策も必要です。
すのこベッドで通気性を確保しても、身体の同じ部分に圧力がかかり続けることによる床ずれを防げるわけではありません。
厚生労働省でも、身体の状態に応じて、体圧を分散する床ずれ防止用具を選ぶ必要性が示されています。
そのため、体圧分散マットレスの必要性や体位変換の方法についても確認しておきましょう。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/bed/lt-03_index.html
寝たきりになっても床ずれを防げるマットレスとは
寝たきりになった場合の床ずれ対策として、体圧分散マットレスを取り入れる方法があります。
将来に備えるベッド選びでは、マットレスの種類や使用時の注意点も確認しておきましょう。
身体にかかる圧力を分散し、床ずれのリスクを減らすマットレス
床ずれ(褥瘡)は、同じ場所が長時間圧迫され、皮膚やその下の組織への血流が妨げられることなどで発生します。
特に、自力で寝返りを打てない場合は注意が必要です。
体圧分散マットレスは、身体の一部に圧力が集中するのを抑えるための寝具です。
身体の形に沿って支えて圧力を分散するタイプや、空気の圧力を切り替えて局所的な圧迫を軽減するタイプなどがあります。
体重や骨の突出、寝返りの能力など、身体の状態に合ったものを選ぶことが大切です。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/bed/lt-m_index.html
ウレタンフォームやエアマットレスなど、身体の状態に合わせて選ぶ
床ずれ対策に用いられるマットレスには、ウレタンフォームタイプやエアマットレスなどがあります。
ウレタンフォームタイプは、身体の形に沿って変形し、体圧を分散するのが特徴です。
一方、圧切替型のエアマットレスは、空気の圧力を周期的に変えることで、身体の同じ部分に圧力がかかり続けるのを抑えます。
また、樹脂を網状に組み合わせた「編成樹脂網状構造体」など、通気性や弾力性に配慮した素材もあります。
ただし、素材だけで適性を判断するのではなく、寝返りのしやすさや身体の状態、介助の状況なども含めて検討することが大切です。
介護に備えたベッドフレームならマルゲリータの「Letto」がおすすめ
介護ベッドを使いたくないと考えている方には、今の暮らしになじむデザインや、立ち座りのしやすさを重視してベッドを選ぶ方法があります。
将来、介護が必要になった場合でも対応できるベッドを選ぶことが大切です。
マルゲリータのLettoは、介護ベッドのような見た目を感じさせない、国産ひのきを使用したシンプルなデザインのすのこベッドシリーズです。
一般的な介護ベッドのデザインに抵抗がある方にも取り入れやすく、通気性や寝具のお手入れのしやすさも魅力となっています。
フレームの形状や収納オプションを選べるため、自分自身の暮らし方に合わせてカスタマイズできる点もポイントです。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/bed/lt-01-s.html

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/bed/lt-02-s.html
国産ひのきとすのこ構造で、通気性を重視した寝床づくり
マルゲリータのLettoは、国産ひのきを使用し、木の素材感を生かしたシンプルなすのこベッドです。
ひのきの吸放湿性に加え、寝具の下に空気の通り道を設ける「すのこ構造」により、湿気がこもりにくい寝床づくりに役立ちます。
介護ベッドを使いたくないという場合でも、普段の寝室になじむ家具として取り入れやすいでしょう。
ベッド下収納や枕元の収納棚なども組み合わせられるため、今の暮らしの快適さを大切にしながら、生活スタイルに合わせてベッドまわりを整えられます。
水洗いできる高反発マットレスで、寝具を清潔に保ちやすい
Lettoには、組み合わせて使える高反発タイプの折りたたみ式マットレスも用意されています。
素材は編成樹脂網状構造体で、身体にかかる圧力を分散し、反発力と復元性によって寝返りをサポートすることができます。
衛生面では、カバーを取り外して洗えるほか、中材も水洗いできるため、汗や汚れが気になったときにもお手入れしやすいのが特徴です。
収納を重視するならZ型・C型、低さを重視するならI型
Lettoは、暮らし方に合わせてフレームの形状を選べます。
ベッド下の収納スペースを活用したい場合はZ型・C型がおすすめです。
収納を設けずに低い寝床にしたい方、布団に近い高さで寝たい方には、I型が候補になります。
購入時にはマットレスを含めた高さを確認し、実際に腰掛けて足裏が床につくか、無理なく立ち上がれるかを確かめましょう。
なお、将来日常的な介助が必要になった場合は、身体の状態に合わせて介護ベッドへの見直しを検討しましょう。
【マルゲリータ Letto Z型】

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/bed/lt-01-sd.html
【マルゲリータ Letto C型】

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/bed/lt-02-sd.html
【マルゲリータ LettoI型】

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/bed/lt-03-sd.html
多彩なオプションで、将来の暮らしの変化に備えられる
Lettoは、ベッド下オプション収納やヘッド用オプション収納棚、ベッドサイドテーブルを組み合わせられるのも魅力です。
最初からすべてをそろえる必要はなく、今の暮らしに合ったものから使い始め、必要に応じて追加できます。
例えば、ベッドまわりで過ごす時間が増えたときには、枕元の収納棚に日用品などをまとめておくと便利です。
ひのき素材で統一できるため、後からオプションを追加しても寝室全体になじみやすいでしょう。
「今はまだ介護ベッドを使いたくないけれど、将来には備えたい」という方も、暮らしの変化に合わせて少しずつ環境を整えられます。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/bed/lt-cmd-03.html

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/bed/lt-cmd-02.html

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/bed/lt-cmd-01.html
マルゲリータ「Letto」の使用事例
マルゲリータのLettoは、インテリアになじむシンプルなデザインが魅力のすのこベッドです。
介護ベッドを使いたくない方にも取り入れやすく、寝室の雰囲気や使いやすさを大切にしたい方に向いています。
ここでは、実際にLettoを設置した2つの事例をご紹介します。
木の素材感を生かした落ち着きのある寝室
リフォームした寝室に、「Letto ひのきすのこベッド Z型」を設置した事例です。
天井の木材や落ち着いた色合いの床・壁に、ひのきの明るい木肌が映え、空間になじみながらもさりげないアクセントになっています。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_1067/
ベッド下には収納スペースがあり、マットレスを載せた状態で椅子の座面に近い高さになるよう設計されている点も特徴です。
介護ベッドを使いたくない方にとっても、寝室のインテリアや立ち座りのしやすさを考えながらベッドを選ぶ際の参考になる事例です。
高窓から自然光が入るシンプルな寝室
岐阜県の新築戸建て住宅では、寝室にセミダブルサイズの「Letto ひのきすのこベッド Z型」を設置しています。
横長の高窓から自然光が入り、落ち着いた色合いの床や壁、間接照明に、ひのきの明るい木肌が調和した空間です。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_1077/
こちらもベッド下に収納スペースを確保でき、マットレスを載せた状態で腰掛けやすい高さに整えられています。
普段の暮らしになじむデザインと使いやすさを両立した事例として、介護ベッドを使いたくない方がベッドを選ぶ際にも参考になるでしょう。
まとめ
今回は、介護ベッドを使いたくない場合におすすめのベッド選びや、将来の介護に備えて確認しておきたいポイント、マルゲリータのLettoを使った設置事例をご紹介しました。
介護ベッドを使いたくないと考える理由は、見た目への抵抗感や操作への不安、費用や設置スペースの問題など、人それぞれです。
今の暮らしに合ったベッドを選ぶ際は、立ち座りのしやすさや通気性、マットレスの機能などにも目を向けておくと、将来の変化にも備えやすくなります。
また、介護ベッドを使いたくない場合でも、身体の状態や生活スタイルが変わったときには、必要に応じてベッドの買い替えや見直しを検討することも大切です。
今回の内容を参考に、今の暮らしと将来の両方を見据えて、自分に適したベッドを選んでみてはいかがでしょうか。
マルゲリータの公式サイトでは、Lettoをはじめ、さまざまなインテリアを紹介しています。
介護ベッドを使いたくない方や、将来を見据えてベッド選びをしたい方は、ぜひチェックしてみてください。












