都内のマンションにお住いのお客様です。そのリビングに「Shelf カウンター付き本棚」「Shelf デスク付き本棚」をそれそれ1台ずつ導入いただきました。
本棚を導入した時点で既にリビングにはキャットウォークが走り、導入した本棚も一部その加工をすることにより連続した猫用の歩行空間が出来上がりました。


猫はもともと広い場所を駆け回るというよりも、ジャンプしたり、とび下りたりといった運動を好むそうです。最近は完全室内飼いが増えてきているため、室内の行動範囲が限られ、ストレスや運動不足による肥満になりがちです。そこでキャットウォークを設置することにより運動不足やストレスが解消でき、同時に上方の空間を走る猫と家族双方のスペースもそれぞれに保つことができます。

キャットウォークに繋げる
カウンター付き本棚は、この様に左右の縦材をフィラー板を使って上方に延長し壁を傷つけない転倒防止を図り、左側は柱サイズに合わせて右側は猫用の開口も設け、そのまま電子ピアノの上部を走る既設のキャットウォークに連続します。縦材全てにフィラー板が付いていないのは、この様に猫が通るためです。



デスク付き本棚は、3枚の縦材のうち右側2枚を梁下まで、左の側板は高さを低くして、これも既存のキャットウォークに繋がるような踊り場になっています。


増殖を続けるキャットウォークと共生する様に作業環境も丁寧に作り上げておいでです。


カウンター付き本棚のカウンター面には「保護用の塩ビマット」が敷かれています。




デスク付き本棚のデスク面にも「保護用の塩ビマット」が敷かれています。


後日お客様より新たに設けられたキャットウォークとそれを渡る猫の画像をいただきました。橋を渡すような形でキャットウォークが渡されている様子が分かります。
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