EXAデッキテーブル

EXA デッキテーブル 木製 組み立て式 アウトドアテーブル 屋外テーブル ガーデンテーブル

連続するスティックがつくる、
軽やかなダイニングテーブル

このダイニングテーブルは、天板をスティック状のバー材の連続によって構成し、その空隙に同じく板状のスティックを挟み込むことで形づくられています。スティック材は接地面を頂点とする逆三角形を描き、まるで爪先でそっと立ち上がるような軽快な佇まいを生み出します。
連続するリブ構成は断面が一律のまま展開するため、奥行の違いによる3つのラインナップを自然に成立させています。サイズが変わっても構造や印象が乱れることなく、統一したリズムを保ちながら空間に溶け込みます。天板のリブには交互に隙間が設けられており、水が面に滞留することがありません。雨上がりでも軽く拭くだけで使用でき、アセチル化木材アコヤの高い耐候性と相まって、屋外でのダイニング体験をより快適なものにしています。
デッキテーブルには奥行の異なる3つのバリエーションがあり、用途や空間の広さに応じて選べるラインナップになっています。

EXAデッキテーブル 幅2400×奥行885mm

EXA デッキテーブル 幅2400×奥行885mm 木製 組み立て式 アウトドアテーブル 屋外テーブル ガーデンテーブル

デッキテーブル(L)

奥行885mm・長さ2400mmというゆとりある寸法は、屋外でパーティーや食事会を開く際のテーブルセットとして理想的なスケールです。複数人が心地よい距離感を保ちながら座ることができ、庭やデッキ、テラスを“アウトドアリビング”として実際に使いこなすためのベースとなります。このテーブルのデザインを象徴するのが、天板を構成する連続するリブの意匠です。等間隔に並ぶ細いスティックがつくる軽やかな表情は、テーブルクロスを掛けずにそのまま使える美しさを持ち、卓上に置かれる食器や食材が自然光の中でより豊かに映えます。特に緑や空の色が近い屋外では、このリズミカルな影の落ち方が独特の景色を生み、食卓そのものが風景の一部となります。また、リブ構成の天板は水はけにも優れ、雨上がりでも簡単に拭くだけですぐに使用できる実用性を備えています。アセチル化木材アコヤが持つ高い耐候性と相まって、屋外での使用を快適にしながら、長期間にわたって安定した状態を保つことができます。

「幅2400×奥行885mm」の詳細

EXAデッキテーブル 幅2400×奥行615mm

EXA デッキテーブル 幅2400×奥行615mm 木製 組み立て式 アウトドアテーブル 屋外テーブル ガーデンテーブル

デッキテーブル(M)

3つのバリエーションのうちミドルサイズとなる本モデルは、屋外空間と室内空間の連続性を意識して設計された寸法構成を持っています。庭へと伸びるデッキや、テラスハウスに付随する専用庭など、細長い外部領域にも無理なく収まるスケールで、住まいの外部空間を“第二のリビング”として機能させるための中間的なサイズと言えます。幅2400mm・奥行615mmという寸法は、二人が向かい合って軽食や作業を行うには十分なプロポーションを保ちながら、デッキの動線を阻害しない奥行として設定されています。屋外空間の幅や奥行に対して過剰に存在感を主張せず、外部領域に自然なレイヤーを形成する点が特徴です。天板はスティック状のリブ材を一定ピッチで並べることにより構成され、連続するラインが光と影を織り成し、屋外特有の強い自然光の下でも軽やかな表情を保ちます。リブ間に設けられた隙間は、形態的なリズムを与えると同時に水捌けを担保し、アセチル化木材アコヤの高い耐候性と一体となって、屋外環境における実用性を確保しています。

「幅2400×奥行615mm」の詳細

EXAデッキテーブル 幅2400×奥行435mm

EXA デッキテーブル 幅2400×奥行435mm 木製 組み立て式 アウトドアテーブル 屋外テーブル ガーデンテーブル

デッキテーブル(S)

3つのラインナップのうち最もスリムなこのモデルは、限られた外部空間に対して過度な圧迫感を与えず、外部領域の「余白」を維持しながら有効寸法を確保するためのサイズとして位置づけられています。少し広めのマンションのバルコニーや、テラスハウスの小規模な庭など、外部空間に一定の制約がある住宅で最も取り入れやすいスケールです。幅2400mm × 奥行435mmというプロポーションは、外部空間の動線を妨げない最小限の奥行を持ちながら、一人での軽食や作業、あるいは二人が横並びに腰掛けて過ごすといった“細長い外部領域特有の利用形態”にも自然にフィットします。外部の壁面や手摺との距離が限られたバルコニーにおいても、家具が占有する体積を抑え、建築的な抜けを阻害しません。連続するリブ材による天板は、光や風の流れを分断することなく受け止め、屋外特有の強い日射の下でも軽やかな影を落とします。アセチル化木材アコヤの耐候性とリブ構成による水捌け性能が相まって、限られた外部空間においても快適な使用環境を確保できます。

「幅2400×奥行435mm」の詳細

屋外家具の素材

屋外家具の素材

木製の屋外家具には一般的にチーク材(teak)、アカシア材(acacia)が使われることが一般的です

チーク材
チーク材は天然油分とゴム質を多く含み、水分・湿気・紫外線に強く、未塗装でも長期間の屋外使用に耐えられる点が大きな特徴です。木質が安定しているため、厚みのある家具でも狂いや反りが生じにくく、構造材として高い安心感があります。その一方で、日光や雨にさらされる環境下では色味の変化が大きく、金褐色からくすんだグレーへとほぼ1年ほどで明確に退色します。これは素材の魅力とはいい難く、当初の色を維持したい場合には注意が必要です。

アカシア材
アカシア材は硬く耐久性があり、一定の耐水性を保ちながら割れにくく丈夫で、屋外家具として十分な強度を備えています。その一方で、含水率の管理が不十分な材では、屋外環境での急激な乾燥や湿気により小割れが生じる可能性があります。また、部位によって色差が出やすく、紫外線による退色も早いため、経年変化が均一に進みにくい点はデメリットとして挙げられます。

アセチル化木材
木材に含まれる水分を吸いやすい成分(水酸基)を、疎水性のアセチル基に置き換える処理を施した素材です。オランダで開発され、腐りにくさ・耐候性・寸法安定性が大きく向上します。見た目は天然木のままですが、性能は樹脂素材に近いほど安定しており、反り・割れ・腐朽が起こりにくい点が特徴です。フェンス、デッキ、サイディング、庭園家具など、屋外での長期使用に適しており、ほとんどメンテナンスを必要としないため維持コストも抑えられます。このアセチル化は、自然界にある木材成分と酢酸による化学反応で行われ、新しい化学物質を加えない処理方法のため、環境負荷が非常に低い点も評価されています。ただし、製造工程が高度であることから、素材価格や加工コストが高めになる点はデメリットと言えます。

アセチル化木材アコヤ

写真提供:池上産業(株)

アセチル化木材(アコヤ)について

アセチル化木材は、木材を化学的に安定化させることで、耐久性・耐候性を飛躍的に高めた次世代素材です。オランダで研究開発され、現在ではフェンス、デッキ、サイディング、バルコニー、庭園家具など、屋外環境に長期間設置される建築部材として広く採用されています。アセチル化処理によって木材の表面には微細な孔が形成され、水分や紫外線、カビ、腐朽菌の影響を受けにくい状態になります。また素材に含まれるタンニンや油脂などの成分が安定化し、有害性が取り除かれるため、環境に対しても極めて負荷の少ない材料とされています。見た目は天然木と変わりませんが、その性能は樹脂材料に近い領域にまで達しており、寸法変化が非常に小さく、反り・割れ・腐朽といった木材固有の弱点をほぼ克服しています。屋外に常設した場合でも長期的なメンテナンスがほとんど不要で、維持費を大幅に抑えられる点も大きな利点です。その反面、製造工程が複雑で高度な管理が必要なため、素材価格と加工コストが上昇しやすい点が難点と言えます。
アセチル化とは、木材中の親水性(水分を吸収しやすい)をもつ水酸基(–OH)を、疎水性のアセチル基(–COCH₃)に置き換える化学反応のことを指します。自然界に存在する木材成分と酢酸を利用した反応であり、新たな化学物質を加えるのではなく「自然界に存在する成分の構造を変化させるだけ」で完結します。結果として、アセチル化された木材(アコヤ)は環境負荷が極めて低く、完全に無害な素材として国際的に認められています。

ACCOYA®は、ACCSYS Group-Titan Wood社の登録商標です。

【組み立て方を動画でご覧いただけます。】

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