スタンドライト3ADには表面に朱色と黒色の紋様を施すことによって全く違う気配を漂わせシリーズの中でも珍しい仕様になっています。水滴の様な紋様が黒色と朱色に分かれそれぞれが下方と上方から交互に差し込まれるように描かれています。またその紋様は和紙の貼り合わせラインの中央に置かれていて回転体であることと相まって静止していても回転しているかのように見せる不思議な造形です。竹籤を螺旋状に回してその上に和紙を貼り回転体を形成、それをピンと張る様に細いワイヤーを組み合わせて構成されています。外形はスタンドライト 3Aと同じく球体に近い滑らかな稜線の外形からなります。上端と下端には竹で作られたリングが宛がわれているのも初期モデルの特徴です。
- 2014年4月より付属の電球がLEDになりました。
- 2015年12月より付属の電球がPanasonic製からTOSHIBA製になりました。
- 2021年2月より「プルスイッチ」から「コード中間スイッチ」へ変更となりました。
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スタンドライト1Nのパッケージです。「明かり」(AKARI)は太陽の光や月の光を部屋に入れようと言う意味からできた言葉。漢字も日と月からできていることから、ロゴマークは太陽と月をモチーフにデザインされています。
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同じくスタンドライト1Nのパッケージ中身です。シェードは折り畳んでコンパクトに収納されています。
プロダクト仕様
品名 | スタンドライト 3AD 初期モデル/イサムノグチの照明 AKARI |
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品番 | 3AD |
素材 | 和紙、竹ひご、鉄 |
サイズ | W30×H58cm |
付属品 | 40W形相当 LED電球 |
製造 | 日本製 |
備考 | 組み立てが必要です |

光の彫刻
「AKARI(あかり)」と名づけられた照明の彫刻はイサムノグチと、岐阜の伝統的産業である岐阜提灯との出会いの中から1952年に創り出されました。日本固有の美しい工芸品を見事に現代に蘇生させたとして、たちまち世界中から注目され、日本グッドデザイン賞の受賞やニューヨーク近代美術館に収蔵されたのをはじめ、各国の家庭やオフィスで広く愛用されています。
スタンドライト 初期モデル バリエーション
イサムノグチの照明 AKARI プロダクト一覧
