文庫本の7つの収納アイデアとおしゃれな本棚の収納実例をご紹介

サイズが小さく手に取りやすい文庫本は、気付けばどんどん増えて収納に困ってしまうのが悩みの種です。
とくに、「電子化せず紙のまま持っていたい」とお考えの場合は、きれいに整頓しながら片付ける場所に悩む方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、限られたスペースでもすっきりまとまる「文庫本収納アイデア」を7つご紹介します。
また、文庫本やマンガをただ片付けるだけでなく、おしゃれに収納している実例も写真付きでご案内します。

文庫本の収納方法に悩む方は、ぜひ参考にしてください。

文庫本を電子化せずに本のまま持っていたい人の心理とは

紙の文庫本を好む人の多くは、装丁やデザインを含め、お気に入りの本が部屋のインテリアの一部になると考えており、眺めるだけで満足感や達成感が得られ、コレクションとしての価値も感じやすくなります。
自分の好きなものや世界観を常に感じていたい人にとって、毎日の暮らしの一部になっているといえます。

また、紙の手触りやページをめくる音、インクの匂い、本の重みといった要素は、紙の文庫本ならではのものです。
このような五感を使った読書体験から充実感や満足感を得ている方は、電子化せずに紙のまま所有するケースが多くなるでしょう。

出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_779/

増える文庫本をコンパクトに収納する7つのアイデア

文庫本や書籍類を紙で持っていたい方にとって、増え続ける本を効率的に収納し、快適な生活空間を維持できるかどうかは大きな課題です。
増え続ける文庫本を効率化に、そして美しく収納するなら、本棚選びがポイントになります。

ここからは、文庫本をコンパクトに収納しつつ、インテリアとしてもきれいに見せる7つの収納アイデアをご紹介します。

文庫本の収納アイデア①：薄型本棚の活用

文庫本をすっきりと収納するなら、奥行きが浅めの薄型本棚がおすすめです。

出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_295/

マルゲリータの「Shelf 壁一面の本棚」は奥行きが180mm、250mm、350mmと3種類あり、180mmの薄型本棚は、文庫本・コミック・単行本などの小型書籍を壁面いっぱいに収められる設計で、各セルに分類して整然と並べられます。
背表紙がきれいに揃うため視認性が高く、読みたい本をワンアクションで取り出せるのもポイントです。

また、壁一面に好きな作品が並ぶ光景は、所有している満足感やコレクションとしての高揚感を強く刺激します。
目線の高さのセルにフィギュアや小物を飾れば、密度のコントラストが生まれ、お気に入りの文庫本をさらに魅力的に見せるレイアウトが可能です。

文庫本の収納アイデア②：スリム本棚の活用

文庫本をシンプルかつスタイリッシュに収納するなら、スリム本棚が適しています。

出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/shelf/slf-ar-1800.html

マルゲリータの「スリム本棚」は高さ1.8ｍのタワー型構造で、狭い隙間スペースにもすっと収まるため、無駄な場所を使わずに収納が可能です。
奥行350mmの設計と、専用の「本棚の中の棚（文庫・コミック用）」を組み合わせることで、文庫本を効率的に、かつ見やすく整理することが可能です。

収納力を高めつつ、文庫本の背表紙を美しく整列させられるため、部屋を整理整頓すると共に所有欲を満たせます。
仕切り板や引き出しなどのオプションを加えて、自分だけの本棚構成を作る楽しさを味わえるのも、文庫本好きにはたまらないポイントです。

文庫本の収納アイデア③：前後に分ける収納の活用

文庫本の収納をさらに効率化したい場合は、棚の前後に分けて配置するのも一つの選択肢になります。
たとえば、奥の列にまとめたいシリーズや少し背の高い本を置き、手前の列に頻繁に読み返す本や背が低めの文庫本を配置することで、本棚の奥行きを最大限に活かせます。

出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_845/

前後に分けることで総収納量が大幅に増えるだけでなく、同じ作品をシリーズごとにそろえて並べる「コレクション性」を高められる点も魅力です。
背表紙が揃う心地よさがあり、所有している文庫本を視覚的にも把握しやすくなります。

文庫本の収納アイデア④：段差で収納できるアイテムの活用

文庫本をスペースの無駄なく収納するなら、段差を利用できるアイテムの活用がおすすめです。
マルゲリータの「本棚の中の棚」を使って奥の列を一段高くすることで、後ろに置いた文庫本の背表紙がしっかり見える構造になります。

また、棚内の高さを無駄なく使えるので、収納量がアップするのもポイントです。

出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/shelf/slf-d-03.html

本を前後に並べても視認性を損なわないのが特徴です。
お気に入りの文庫本を並べても隠れず、美しい背表紙を見渡せるため、インテリアとしての美しさが増し、コレクションとしての満足感も自然に高められます。

文庫本などの小型書籍が多い人や、見栄えのよい並べ方にこだわりたい人にとって、機能性とデザイン性を両立した優れた収納方法といえます。

文庫本の収納アイデア⑤：スライド式本棚の活用

文庫本の収納を省スペースで行うには、スライド式本棚を取り入れる方法があります。

出典：dinos公式サイト

手前の棚をスライドさせることで、奥の本にも簡単にアクセスでき、限られた幅でも収納量を増やせるのが特徴です。
可動棚で高さ調整ができるタイプなら、文庫本・新書・コミックなどサイズ違いにも対応しやすく、複数種類の本を整理可能です。

文庫本の収納アイデア⑥：回転式本棚の活用

文庫本の収納をコンパクトにまとめたい人には、回転式本棚も選択肢の一つです。

出典：ニトリ公式サイト

タワー型の回転ラックは、狭いスペースに置けるうえ、必要な面をくるっと回すだけで背表紙を一覧できます。
四方向に棚があるため分類がしやすく、文庫本や小型書籍を効率よくまとめられるのが特徴です。

置き場所を選ばないため、小さな部屋でも使いやすい収納方法です。

文庫本の収納アイデア⑦：縦に積み重ねる収納の活用

文庫本の収納を柔軟に行いたいなら、縦に積み重ねられるユニット型収納が便利です。
マルゲリータの「文庫本収納ボックス」は、文庫本サイズのオープンボックスを上下に自在に積み重ねられる構造で、増えた分だけ追加できる拡張性が魅力です。

ユニットの奥行きと幅が文庫本に最適化されているため、背表紙がきれいに揃い、コレクションとしての見栄えも向上します。

出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/blc/blc-04-d.html

棚を縦方向に伸ばすことで床面の占有を抑えられ、小規模スペースでも収納力を確保できる点も大きなメリットです。
また、横に並べてブロックのように配置すれば、壁一面を文庫本ギャラリーとして見せる収納もできます。

増え続ける文庫本を、好きなだけ積み上げていける自由さが魅力の収納方法です。

文庫本・マンガなど書籍類をおしゃれに収納している事例

文庫本をセンスよく収納するなら、空間の使い方や棚のレイアウトが大きなポイントです。
ここでは、多彩なアイデアが施された文庫本・マンガ収納の事例をご紹介します。

壁一面を本棚にした迫力ある収納など、好みや住まいに合わせた見せる収納の参考にしてください。

「本棚の中の本棚」を使って美しく見せる収納術

文庫本のような小型の書籍は、本棚の中に小さめの本棚を入れ込む「本棚の中の本棚」を活用することで、収納力を確保したまま背表紙を目視でき、さらにおしゃれな「見せる収納」も実現できる一石三鳥の収納が可能です。
ここでご紹介する事例は、いずれも「本棚の中の本棚」を活用しています。

出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_754/

出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_845/

文庫本だけ、文庫本と新書・コミックなど、サイズを合わせて並べることで、視認性が高まり、必要な本がすぐに見つかります。

出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_492/

文庫本やコミックなどの小型の書籍は前後2段にして、大型の書籍は通常の奥行きを活かして収納することで、サイズに合ったメリハリのある配置ができます。
整った印象と高い収納力を両立した、美しい本棚の実例です。

廊下でも邪魔にならない“薄型シェルフ”の上手な活用

動線を妨げない薄型の本棚なら、廊下のように奥行きが限られた場所にも文庫本を収納できます。
こちらの事例は、奥行き180mmのマルゲリータの「Shelf 壁一面の本棚」を廊下に設置されています。

出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_323/

スリムな棚でも文庫本サイズならしっかり収納でき、壁沿いに配置するだけで空きスペースが美しい書架に変わります。
生活動線に干渉せず、家の中の余白を活かした収納としても優秀です。

廊下は照明が均等に当たりやすいため、本の背表紙が自然と引き立ち、ギャラリーのような雰囲気を演出できます。
圧迫感もなく、空間全体に心地よい統一感が生まれる実例です。

3つの奥行きを使い分け4列8台の書庫を実現

大量の文庫本や、サイズの違う本をすっきり収めたい場合は、異なる奥行きの本棚を組み合わせるのも効果的です。
こちらの事例は、4畳ほどの部屋にマルゲリータの「Shelf 壁一面の本棚」を4列8台設置し、書庫にしています。

出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_145/

奥行きの深い棚には文庫本など小型の本を2列で収納、浅い棚には1列収納というように、棚ごとに役割を変えることでスペース効率が最大化します。
背の高い本や雑誌などの収納や、文庫本のジャンル分けもしやすいため、さまざまな種類の本の整理に適した方法です。

クローゼットの壁を本棚にしてミニ書庫に

こちらの事例は、マンションのクローゼットに「Shelf 壁一面の本棚」を設置して、ミニ書庫として活用しています。

出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_514/

天井まで届く本棚を設置し、本棚の抜群の収納力を活用して、どうしても手放すことのできない大切な本の数々が詰め込まれています。
並んでいるのは、どれも、持ち主の大切な愛読書。本棚のスペースいっぱいに背表紙を見せて並んでいます。

文庫本を収納したコマの中には、専用アクセサリー「本棚の中の棚」を用いて、コマの中に段差を作り、文庫本を前後2列に並べています。
限られたスペースでも収納量を確保でき、書類や趣味の本をジャンルごとにまとめられます。

ワークスペースをスッキリ保ちつつ、しっかり本を持ちたい人に向いた収納アイデアです。

まとめ

文庫本やマンガをおしゃれに収納するには、本棚の特徴を活かしながら、デザイン性と機能性の両立を図ることが大切です。
収納力が大きく、奥行きのある本棚を選ぶ場合は、前後2列に収納できる「本棚の中の本棚」が効果的です。

また、壁一面を活用したり、廊下やクローゼットなどを活用することで、増え続ける文庫本などの書籍を大量に保持することができます。
今回ご紹介したアイデアや事例を参考に、増え続ける文庫本をおしゃれに収納していきましょう。

マルゲリータのお客様事例のページでは、文庫本をおしゃれに整理しているアイデア実例を多数掲載しています。
本好きの方は、ぜひチェックしてみてください。