大容量のコミック本棚

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室内の壁一面をコミック本の全集で飾るアイデアと、その実例のご紹介です。

特定のテーマやジャンルに合わせたコミック本の全集を選び、それを元に壁を飾ることで、一貫性のある見え方を作り出すことができます。たとえば、特定の作家やキャラクターに焦点を当てたり、時代やジャンルを絞ったりすることが可能です。これに加え、関連するフィギュアやパネルを配置することで、本棚内に小さな小劇場のような空間を演出することもできます。

コミック本の表紙や背表紙のデザインを考慮し、配置に工夫を凝らすことも重要です。派手な表紙が特徴のコミック本は、注意深く配置することで、壁面が魅力的なアートのような雰囲気を醸し出します。また、壁一面をコミック本で埋め尽くすことで、部屋全体の雰囲気が大きく変わり、陽があたるとコミック本の連続した背表紙が作り出す一体感が一層引き立ちます。

これらの考え方に基づいて、室内の壁一面をコミック本の全集で覆うことで、独自で魅力的な空間を創り出すことができます。デザインの一貫性や機能性を考慮しながら、コミック本をアートとして楽しむ素敵な空間が創造されます。

コミック本とコミック本専用本棚

【File 739】L型に配置された壁一面の本棚 - Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm - マルゲリータお客様事例

コミック本

当たり前の事ですがコミック本に関してもう一度考えてみたいと思います。

漫画家が描いた漫画は、通常、週刊誌や月刊誌などで連載されます。これにより、読者は定期的に新しいエピソードを楽しむことができます。一定のエピソードが溜まると、それをまとめた単行本が制作されます。この単行本には、通常、特典として描き下ろしのカラーページや作者のコメントなどが加えられることがあります。単行本が完成すると、それが書店やオンラインストアで発売されます。この際、連載時よりも高品質な印刷や装丁が施され、読者は一冊にまとまった形でその作品を手に入れることができます。

単行本では、表紙や裏表紙、巻末のコメントなどが新たに制作され、連載時とは異なる独自の装丁が施されることがあります。また、特典として描き下ろしのイラストや付録が添えられることもあります。

連載時には週刊や月刊誌を追いかける読者が中心ですが、単行本としてまとまった形で発売されることで、新たな読者層の獲得や長期的な支持を得ることが期待されます。このようなプロセスを経て、連載中の漫画が「コミック本」として出版され、読者に広く提供されます。連載の過程で作者がストーリーを深化させ、単行本化によって読者により手軽に楽しめる形に仕上げることが一般的です。

この様にコミック本は週刊誌に連載されていた時のコンテンツはそのままにその装丁がブラシアップされた保存版的な様相を呈した全集物と言えます。

コミック本専用本棚

コミック本は一般的に他の本よりも幅が狭く、厚みが薄いため、その特有のサイズに合わせて奥行きや高さが最適化されており、コミック本のサイズに合わせて横幅が調整可能な本棚もあり、コレクションの増減に対応できます。

本の表紙が見えるように、前板が透明な素材で作られていることがあります。これにより、収納したコミック本の表紙が一目で確認できます。

大容量のコミック本棚

コミック本大人買い

壁面を埋め尽くす 壁一面のA5判本棚 Shelf マルゲリータ使用事例

近年、コミック本の一括購入である「コミック本大人買い」が静かなブームとして広がっています。この傾向は、昔の金銭感覚と現在の大きな開きに気づき、思いがけない全巻買いが手軽にできることが、人気の背景となっています。漫画のタイトルや売れていたことは知っていたものの、全体的な理解がなかったり、入り口が見つからなかったり、当時は探すことすらしなかったなど、様々な理由から、新たな楽しみ方が再発見されているのです。

コミック本大人買いが行われるサイトでは、1巻から最終巻や既刊を全巻セットで販売することが一般的です。これは、大人ならではの財力を活かしてまとめ買いを楽しむ姿勢であり、日常生活から少し離れた行為として捉えられています。漫画が好きな人たちは、完結しているシリーズを一気にまとめ買いして、その後本が完結した状態で本棚に並べ、その全集を開く日までの期待感と静かな空間が、愉しい光景となっています。このような光景は、漫画愛好者にとって特別な楽しみとなり、日常生活を豊かに彩っています。

奥行きの浅い本棚は室内に対する圧迫感が少ない

壁面をあますところなく | 壁一面のコミック本棚 奥行180mm/Shelf(No.22)

奥行きが浅い本棚は、視覚的に空間を開かせ、部屋全体が広がっているように見せます。奥行きが深い本棚は、視覚的に部屋を圧迫してしまう可能性がありますが、奥行きが浅いとその影響が緩和されます。さらに奥行きが浅い本棚は、限られたスペースでも効率的に収納できるため、部屋全体がきちんと整理されているように見えます。奥行きが深い本棚は、余白が目立ちにくく、部屋が雑然と見えることがあります。

また、本やアイテムが手前に集中して配置されるため、それらがより視認しやすくなります。これにより、部屋全体に開放感が広がり、圧迫感を感じにくくなります。

これらの要因が組み合わさり、奥行きが浅い本棚が室内に圧迫感を出にくくなります。当たり前のようで奥行きの浅い本棚の場合そこに入れる書籍のサイズも限定されますが、積み重ねるとこういった効果があります。

コミック本はその高さが一定

本棚にコミック本のように一定の高さがある場合、水平に揃った状態で本が配置されるため、視覚的に整然とした外観が得られます。 この配置により、本の高さが一様であるため、視覚的な均衡が生まれ、見た目も落ち着きます。 高さの一貫性があることで、本の配置が整って見え、室内に圧迫感が少なく、視覚的な広がりが感じられます。 同時に、水平に高さが揃うことで、本の整列が効果的に行われ、部屋全体が整理された印象を与えます。 このような配置は視覚的な美しさを醸し出し、室内の空間を有効に利用する一因となります。

並んだ背表紙はアート作品の様になる

【File 739】L型に配置された壁一面の本棚 - Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm - マルゲリータお客様事例

コミック本の表紙は通常派手で視覚的に際立つものが多いため、散在すると雑然と見える傾向があります。しかしそれらが整然と配置されていると、まるで一つのアート作品のような印象を醸し出します。

各コミック本が異なるデザインや色合いを持っているため、その多様性が一つのパノラマとして映し出されることで、視覚的な魅力が最大限に引き立ちます。整理された本の配置は、表紙のデザインが調和し、統一感のある視覚的な美しさを生み出します。このような整然とした配置によって、単なる本の収納スペースを超えて、部屋全体に芸術的で調和した要素が加わり、見る者に心地よい印象を与えると言えます。

B6サイズとA5サイズ

コミック本の多くはほぼこのサイズで出されています。それ以外にも様々なサイズのものがあります。マルゲリータの壁一面の本棚でコミック本専用のものとしては壁一面のコミック本棚(B6用)及び壁一面のA5本棚(A5用)をご用意しています。更に本棚の中の棚を用いると奥行き250mmの本棚には2列、奥行き350mmには最大3列のコミック本を並べることも可能です。以下コミック本で出版されているもの種類とサイズです。

  • 文庫判 幅105×高さ148mm
    連載が終了したマンガが復刻版として販売する場合、この文庫判サイズで出版されることが多い。
  • 新書判 幅113×高さ176mm
    少年マンガや少女マンガの大半がこのサイズ。
  • B6判幅128×高さ182mm
    青年マンガの殆どがこのサイズを採用。近年特に多い。
  • A5判幅148×高さ210mm
    連載終了マンガの豪華版としてこのサイズで再発売される場合もあるが数は少ない。

大容量のコミック本棚 実例

大容量1台に纏める

File391 A5判のコミック本を大量に収納

広いリビングダイニングの一面に壁一面のA5本棚を設置いただきました。この本棚は奥行が180mmです。そのため部屋全体から見るとその薄さゆえに面積の割には本棚そのものの存在感は控えめ。本棚が壁にシームレスに統合され、部屋全体に開かれた雰囲気を醸し出しています。このサイズの選択により、壁一面に広がる本棚が存在感を主張することなく、広大なリビングダイニングの雰囲気をより一層際立たせています。


File283 廊下を有効的に使った大容量コミック収納

住戸の玄関入って直ぐ廊下に設置されているのは壁一面のコミック本棚を天井までの壁面を占める、縦10コマ×横5コマの大容量の本棚です。


File509 ワンルームマンションの壁一面を漫画本全集で

室内をコンパクトにまとめながら壁一面を大好きなコミック本で埋めておられます。これまでカラーボックスにコミック本を納めておられましたが、引っ越しを機会に壁一面のA5本棚を導入いただきました。


File591 コミック本全集を整然とアレンジ

寝室に壁一面のコミック本棚を導入いただきました。コミック本の全集を中心とした整然とした書棚が構成されています。本棚に向かって右側の窓下にはオーディオ機器とLPレコードが置かれ趣味が満喫できる空間になっています。


File427 壁一面のコミック棚|コミック本大人買い

新しい部屋の壁一面のコミック本棚を設置いただきました。DVD、CD、コミック本を順番に収めていってます。


File295 A5版コミック本の収納に

リビングと二間続きの部屋に膨大な量のCDを収納するCDラックと壁一面のA5判の本棚が置かれていてリビングに設置してあるAV装置のストレージ的な機能を担います。

複数台で壁一面を覆う

File603 壁面を埋め尽くすコミック本全集

本棚には大きな開口部があり、これは窓の形状を完璧に維持しながら窓のある壁面に取り付けられています。開口部の上部のセルは、縦1コマ×横5コマ分の3本の構造用の桁で支えられており、正面左側の側板はさらに24mmにサイズアップして、この上部のセルの荷重を支えています。窓の下端の高さに合わせるため、その部分に接するセルの高さが調整され、ちょうど文庫本が収まる寸法に調整されています。このサイズの調整は右側のグリッドラインにも影響し、全体的に引き締まった形でまとまっています。


File643 コミック本全集で壁面を覆う

壁一面のA5本棚の横3コマタイプ(オーダー加工)と横5コマタイプを組み合わせ、更に縦板上部にはフィラー板を取り付け、文字通り壁一面の本棚となっています。

深い奥行きの本棚に本棚の中の棚を用いて2段構えで使う

File634 壮大な漫画部屋

壁一面の本棚をオーダー加工して窓の部分を切り取るように一つの本棚を加工したものです。本棚に開口部を設けるスタイルとは異なり切り取られた結果はL字型に残りその部分が窓を矩形に囲います。


File739 大量のコミック本を収納する

壁一面の本棚の上部左半分を室内高窓の位置に合わせて切り取られています。更にロータイプの本棚と合わせ段状にリズミカルな構成をされています。


File537 広いリビングの壁面収納に

リビングの小窓を避ける形で壁一面の本棚はL字型に切り取られています。一見奥行きの深い本棚の上に浅い本棚が置かれているように見えますが、実際は一体での加工です。小窓の下端に合わせるように配置された天板はそのまま奥行きが入れ替わる箇所まで連続し、そこにもちょっとした物が置けるスペースを作り出しています。