都会を見下ろす高層階のリビングに | 壁一面の本棚 奥行350mm / Shelf (No.97)

リビングで使いたいおしゃれなキャビネット10選 ハイタイプのキャビネットがおすすめ

リビングは家族みんなの荷物が知らず知らずのうちに置かれてしまうので、整理整頓できる収納家具が必要です。
リビングに置く収納家具として、キャビネットをお探しの方が多いのではないでしょうか。

しかし、「キャビネット」と呼ばれる家具の範囲は幅広く、多様なデザイン、サイズ、機能の商品があります。種類が豊富であるがゆえに、どれを選ぶのか悩んでしまうこともあるでしょう。

そこで今回の記事では、ご自宅のリビングに合うキャビネットが選べるよう、種類や特徴について詳しく解説します。さらに記事の後半では、厳選したおしゃれなキャビネットを10点ご紹介します。

ぜひキャビネット選びの参考にしてください。

Contents

そもそもキャビネットとは?

「キャビネット」とは、箱型をしている収納家具を表す総称です。箪笥から収納戸棚まで、幅広い収納家具をキャビネットと呼ぶことができます。

もともとは、扉の付いたものを主にキャビネットと呼んでいたようですが、今では扉のないオープン型のものもキャビネットと呼ばれています。

キャビネットとリビングボードの違い

キャビネットとリビングボードの違い

リビングボードとは、広義ではリビングに置かれる収納家具のことを指します。

キャビネットとリビングボードに明確な違いはありません。ただし、キャビネットが背の低いものから背の高いものまで幅広く表すのに対し、リビングボードは腰丈程度の低いものを指す場合があります。

キャビネットとシェルフの違い

キャビネットとシェルフの違い

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_647/

英語のシェルフ(Shelf)とは「棚」のことを指し、そこから棚板にものを載せる収納家具の総称として使われるようになりました。人気のある収納家具の一つでその種類は豊富です。壁面収納として、部屋を仕切る間仕切りとしてなど、幅広い用途で使用されます。

先述の通り、現在では扉の有無にかかわらず、箱型の収納家具全般をキャビネットと呼んでいます。そのため、キャビネットとシェルフに明確な違いはなく、シェルフはキャビネットの一種であると考えてよいでしょう。

キャビネットの種類「形状」

キャビネットは、その形状によって4つの種類に分かれます。それぞれに適した用途が異なるので、詳しく確認していきましょう。

① オープン型キャビネット

前面に扉などがないリビングの収納家具が「オープン型キャビネット」です。

扉が付いていないため、収納されたものが見やすく、出し入れしやすい点がメリットとして挙げられます。見せる収納として、本棚などに適した形状のキャビネットです。

② 両開き扉型キャビネット

前面に扉が付いたリビングの収納家具が「両開き扉型キャビネット」です。

外開き形式の扉が付いているため、ものをしっかり収納でき、かつ出し入れがしやすい点がメリットです。扉がガラスになっているものは、中に収納したものが見やすいため、食器棚などに多く使われています。

③ 引き戸型キャビネット

前面に引き戸が付いたリビングの収納家具が「引き戸型キャビネット」です。

引き戸は左右にスライドさせて開けるため、両開き型と違って扉の開け閉めをするための空間が必要なく、省スペースでの設置が可能です。

そのため、引き戸型は主に、オフィスでの書類を収納するキャビネットとして用いられています。

④ ラテラル型キャビネット

引き出し型の扉が付いたリビングの収納家具が「ラテラル型キャビネット」です。

扉を手前に引き出すため、4種類の中では最も多くの収納量を誇るキャビネットであり、主に洋服箪笥などで使われています。

他のキャビネットが前面から中身を見られるのに対し、ラテラル型キャビネットは、基本的に上から引き出しの中身を確認します。そのため、背の高いハイタイプだと使い勝手が悪くなるので注意が必要です。

キャビネットの種類「背の高さ」

キャビネットは、その背の高さによって「ハイタイプ」と「ロータイプ」の2種類に分けられます。ここでは、それぞれの特徴について詳しく確認していきましょう。

キャビネットタイプ① 「ハイタイプ」

キャビネットタイプ① 「ハイタイプ」

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/shelf/

1つ目は、背の高い「ハイタイプ」のキャビネットです。厳密な定義があるわけではありませんが、一般的には2m以上の高さのものをハイタイプと呼ぶことが多いです。

また、幅のあるハイタイプキャビネットは、壁面に広がるような見た目から「壁面収納」と呼ばれることもあります。

ハイタイプのキャビネット最大のメリットは、収納力が高い点です。デッドスペースになりがちな壁面を有効活用できるため、物が溢れてしまいがちなリビング空間を、すっきりした印象に見せられます。

キャビネットタイプ②「ロータイプ」

キャビネットタイプ②「ロータイプ」

2つ目は、背の低い「ロータイプ」のキャビネットです。ハイタイプの場合と同じく、厳密な定義はありませんが、主に1m前後の高さのキャビネットをロータイプと呼ぶことが多いです。

ロータイプは、キャビネット上部の天板が腰丈あたりに来るため、テレビなどを置く台座代わりにも使えます。ただし、ハイタイプに比べると収納力は劣るので、用途に合わせて選ぶことが大切です。

リビングに設置するならハイタイプのキャビネットがおすすめ

リビングにキャビネットを設置するのであれば、ハイタイプのものがおすすめです。ここでは、なぜリビングにハイタイプがおすすめなのか、その3つの理由をご紹介します。

おすすめの理由① 収納量を確保できる

リビングに設置するならハイタイプのキャビネットがおすすめな理由① 収納量を確保できる

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_314/

ハイタイプのキャビネットをリビングに設置すると、多くの収納量を確保できます。

リビングは、家族全員が利用する空間なので、それぞれの荷物も集中し、何かと散らかってしまいやすいです。充分な収納力を有するハイタイプのキャビネットがあれば、それら荷物を一箇所にまとめて収納し、リビング空間をすっきりさせることができるでしょう。

おすすめの理由② 壁面のデッドスペースを活用できる

リビングに設置するならハイタイプのキャビネットがおすすめな理由② 壁面のデッドスペースを活用できる

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_645/

ハイタイプのキャビネットをリビング壁面に設置すれば、壁面のデッドスペースを活用できます。

リビングは家の中でも特に天井が高く、壁面も広く取られた空間です。壁面は全部で4面あり、そのうちの1つにキャビネットを設置するだけでも、リビングの使い勝手が大きく向上します。

おすすめの理由③ 目線を高くして部屋が広く見える

リビングに設置するならハイタイプのキャビネットがおすすめな理由③ 目線を高くして部屋が広く見える

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_451/

ハイタイプのキャビネットをリビングに設置すると、目線が高くなり、部屋が広く見えるようになります。

背の低い収納家具ばかりを使っていると、収納するものも必然的に、背の低い空間に溜まっていきます。その結果、全体の物量が増するこで圧迫感が生まれてリビングが狭く見えるという悪循環につながります。

その点、ハイタイプのキャビネットをリビングに設置すれば、目線が高くなるだけでなく、収納物も上に分散されていくので、圧迫感が無くなって部屋の印象がすっきりします。

リビングで使いたい、おしゃれなキャビネットのおすすめ10選

ここからは、リビングに設置するのにおすすめしたい、おしゃれなキャビネットを10点厳選してご紹介していきます。
これからリビングにキャビネットを置こうか検討している方は、ぜひ参考にしてください。

おしゃれなリビングキャビネット① マルゲリータ Shelf 壁一面の本棚

おすすめのリビングキャビネット① マルゲリータ Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_523/

マルゲリータの「Shelf(シェルフ) 壁一面の本棚 奥行350mm」は、床から天井までを最大限に有効活用できる、シンプルなデザインがおしゃれなキャビネットです。

縦材と横材、それと最小限のボルトのみのミニマルなデザインで、あらゆるリビング空間に馴染んでくれます。

おすすめのリビングキャビネット:マルゲリータ Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/shelf/slf-ar_index.html

シェルフシリーズは180mm、250mm、350mmという3種類の奥行きが選べますが、リビングのキャビネットとして活用するのであれば、350mmがおすすめです。

奥行きが広く取られているため、本に限らずさまざまなものを収納する、オープンタイプのキャビネットとして使用できます。たとえば、子供のランドセルなども収納可能です。

おすすめのリビングキャビネット・マルゲリータ Shelf 壁一面の本棚 奥行350mmの設置例

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_587/

また、専用の引き出しオプションを合わせて使えば、オープン型の見せる収納の中に、ラテラル型の見せない収納を同居させられ、より収納方法の自由度が広がります。

おしゃれなリビングキャビネット② マルゲリータ Shelf 開口部のある本棚

おすすめのリビングキャビネット② マルゲリータ Shelf 開口部のある本棚

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_652/

マルゲリータの「Shelf 開口部のある本棚」は、先ほどの「壁一面の本棚」のグリッドの中に、大型の開口部を設けたタイプのキャビネットです。

おすすめのリビングキャビネット:マルゲリータ Shelf 開口部のある本棚

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_491/

開口部は、本棚としても使えるよう、他のコマと同様に補強の梁が渡してあります。

四隅のブレース板で本棚全体の剛性を高めつつ、開口部の補強も行っているため、重量物を置いても安心できる頑丈な構造になっています。

おすすめのリビングキャビネット・マルゲリータ Shelf 開口部のある本棚のレイアウト例

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_493/

キャビネット中央の開口部は多目的収納スペースです。リビング空間に必須である大型TVを置いてリビングボード代わりとしたり、絵画や記念写真、トロフィーなどを置いてディスプレイコーナーにしたりなど、さまざまな用途で使うことができます。

おしゃれなリビングキャビネット③ 無印良品 スタッキングキャビネットセット

おすすめのリビングキャビネット③ 無印良品 スタッキングキャビネットセット

出典:無印良品公式サイト https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4549738931713

組み合わせて使用するスタッキングキャビネットがセットになった商品です。それぞれのグリッドがサイズ違いになっていて、用途に合わせて色々なものを収納できます。

将来的には、別売りのパーツを足してカスタムすることも可能です。

おしゃれなリビングキャビネット④ ニトリ キャビネット ミドルブラウン

おすすめのリビングキャビネット④ ニトリ キャビネット ミドルブラウン

出典:ニトリ公式サイト https://www.nitori-net.jp/ec/product/8880610s/

シンプルなデザインで、どのような部屋とも相性のよいキャビネットです。両開きのガラス扉と片開きの扉があり、見せたいものと隠したいものを分けて収納できます。また、天板部分には色々なものを置いて、リビングボードとして使うことも可能です。

おしゃれなリビングキャビネット⑤ ディノス Vises LED付きキャビネット

おすすめのリビングキャビネット⑤ ディノス Vises LED付きキャビネット

出典:ディノス公式サイト https://www.dinos.co.jp/p/1281205357/

スリムなデザインの、LED付きキャビネットです。上部と下部にそれぞれプッシュ式の扉が付いており、荷物を仕分けしつつ、すっきり収納できます。

中央のオープン部分にはLED照明が付いているので、アイデア次第でさまざまな用途で使用可能です。

おしゃれなリビングキャビネット⑥ SHIRAI DESIGN 白木目キャビネット

おすすめのリビングキャビネット⑥ SHIRAI DESIGN 白木目キャビネット

出典:SHIRAI STORE公式サイト https://shirai-store.net/c/category/wall-unit-storage/living-storage/por-1860d-wh

シンプルなデザインで、180cmと背の高いハイタイプのキャビネットです。

地震などの振動で扉が開くのを防ぐ耐震ラッチ機能が付いており、万一の際も安心の作りになっています。内部に配線を渡すことも可能なので、電化製品などの収納にも適しています。

おしゃれなリビングキャビネット⑦ ベッドフォードキャビネット

おすすめのリビングキャビネット⑦

出典:Air Rhizome Interior楽天公式サイト https://item.rakuten.co.jp/air-rhizome/air-ar-rk46/

大容量の隠す収納で、リビングの荷物をすっきりまとめてくれるキャビネットです。扉付きで内容物が見えないようになっているので、生活感を抑えた収納が実現します。

また、扉収納の中は、取り外しできる可動棚を含む最大4段の棚板収納になっているので、アイデア次第でさまざまな使い方が可能です。

おしゃれなリビングキャビネット⑧ LOWYA 上下組み換えできるオープンラック

おすすめのリビングキャビネット⑧ LOWYA 上下組み換えできるオープンラック

出典:LOWYA楽天公式サイト https://item.rakuten.co.jp/low-ya/f41d8/

シンプルさの中に遊び心を感じさせる、左右非対称デザインのキャビネットです。上段・中段・下段が独立しているので、好みに合わせて上下を組み替えることができます。

木目調のデザインなので、幅広いリビング空間に馴染んでくれます。

おしゃれなリビングキャビネット⑨ ココテリア ヴィンテージデザインドロワーチェスト

おすすめのリビングキャビネット⑨ ココテリア ヴィンテージデザインドロワーチェスト

出典:インテリアショップ ココテリア楽天公式サイト https://item.rakuten.co.jp/cocoterior/c-air-ar-irch03/

ウッドとスチールを組み合わせた、ヴィンテージデザインのラテラル型キャビネットです。6つの引き出し収納があり、ごちゃつく小物を隠しながら、リビング空間を整頓することができます。

単体での使用はもちろん、複数台並べて使用するのもおすすめです。

おしゃれなリビングキャビネット⑩ IKEA KALLAX シェルフユニット

おすすめのリビングキャビネット⑩ IKEA KALLAX シェルフユニット

出典:IKEA公式サイト https://www.ikea.com/jp/ja/p/kallax-shelving-unit-white-10353586/

北欧らしいシンプルデザインの、オープン型キャビネットです。オールホワイトのデザインなので、幅広いリビングに馴染みます。

別途バスケットやボックスなどを組み合わせれば、見せる収納と見せない収納の両方で使うことも可能です。

まとめ

今回は、キャビネットの特徴や種類について確認し、リビングで使いたい、おすすめのキャビネットについて詳しくご紹介してきました。

ひとくちにキャビネットといっても、形状や背の高さによって、いくつかの種類があります。その中でも、リビングにあるデッドスペースを有効活用し、充分な収納力を確保するには、ハイタイプのキャビネットがおすすめです。

リビングにハイタイプのキャビネットを設置すれば、今までなかなか片付かなかった荷物がすっきり収納でき、リビング空間がより居心地のよいものになるでしょう。

マルゲリータの公式サイトでは、今回ご紹介したキャビネットをはじめ、おしゃれで便利な収納家具を多数掲載しています。

リビングに新しくキャビネットを設置しようか悩んでいる方は、ぜひチェックしてください。