おもちゃの収納実例8選!大きくなってもずっと使えるおもちゃの収納とは?

こどものおもちゃは、発達や興味に合わせて増えていきます。
そして、おもちゃの収納も、次第に容量が増していきます。しかし、おもちゃのために買った収納は、いつか要らなくなってしまうケースが多いでしょう。
この記事では、こどもが中学・高校、そして大人になっても長く使えるオープンラックをおもちゃ収納に選んで活用する方法をご紹介します。

Contents

おもちゃ収納の悩みとは?

おもちゃは、基本的に増えていく

こどもが生まれたら、家の中におもちゃが増え続けます。
お祝いにいただいたものから、成長に合わせ購入したものや祖父母からのプレゼントなど、気が付くと、リビングはおもちゃだらけになっています。
ぬいぐるみや、触ると音の出るものがおもちゃだった時期を経て、読み聞かせが始まると絵本が加わります。お絵描き道具や、つみきやブロック、ごっこ遊びのおもちゃが増えていきます。
学童期になれば、児童書や学校へもっていくものなど、収納するべきこどものものは変化していきます。
片付けようと取り掛かっても、「赤ちゃんの時はこれが気に入っていた」「これはよく遊んだ」などかわいい思い出も詰まっているため処分もしづらく、そのまま所有し続ける方もいるでしょう。

おもちゃの収納は、いつか不要になる

今あるおもちゃの量に合わせて収納を購入しても、しばらくするとまた、おもちゃがあふれるという結果になります。しかし、おもちゃの収納家具は、小学校の高学年くらいになると不要になることがしばしばあるのです。
そのため、おもちゃ収納は、ある程度大きくなっても、あるいは大人になっても使える収納を選んでおくと、あとで困らないでしょう。

おもちゃ収納は「ずっと使えるオープンラック」が便利

おもちゃ収納は大きくなってもずっと使える、オープンラックが便利です。
オープンラックの特徴は、中に入れるもので使い方を変えられる点です。成長に合わせた使い方を考えながら、収納を続けられます。

  • こどもが自分で片付けられる(片付けやすい) 
  • こどもが自分でおもちゃを探せる(見やすい)
  • 親もこどもも決めた位置に収納できる
  • こどもの成長に合わせて、片付け方を変えられる
  • 成長に合わせて使える

大切なのは、こどもの自主性を育てるおもちゃ収納です。
まずはオープンラックに箱や収納ケースをセットして投げ込み式の収納からはじめましょう。

大きくなっても使えるおもちゃ収納ラック・収納棚選びのポイント

ここからは、こどもが大きくなっても使えるおもちゃ収納選びのポイントを5つご紹介します。

おもちゃ収納選びのポイント① オープンラックを選ぶ

オープンラックは工夫次第で、こどもが成長する段階に合わせたおもちゃ収納が可能です。
まず初めは、オープンラックの最下段に置いた収納ケースに「投げ込み式でおもちゃをしまう」方法からはじめましょう。

次に、おもちゃ箱に「種類を仕分けて入れる」。次は「棚に並べる」「棚ごとに仕分ける」といった具合にこどもの成長に合わせて、一緒に考えながら片付けるのを楽しみましょう。
おもちゃで遊んでいたこどもが大きくなるに連れ、絵本が児童書に代わり、国語や数学の教科書になっていきます。おもちゃから教科書まで種類を選ばず収納のできるオープンラックは、大きくなっても長く使える収納家具と言えるでしょう。

おもちゃ収納選びのポイント② 構造がしっかりしているものを選ぶ 

おもちゃ収納ラックや棚を選ぶときには、構造がしっかりしたものを選びましょう。
こどもは大人が予測もしない遊び方や行動をします。おもちゃ箱に入ったり、乗ったりするかもしれません。おもちゃ収納に使う家具は、倒れたりつぶれたりせず、壊れない構造がしっかりしたものを選びましょう。

おもちゃ収納選びのポイント③ 長く使える木製素材を選ぶ

こどもが大きくなっても使えるオープンラックの素材を選ぶなら木製がおすすめです。
プラスチックは色あせ、劣化します。スチールは塗装がはがれると錆びてきます。
しかし、木製の家具は時を経ると味のある色へ変化するのです。小さい時の落書きも大きくなった時には、思い出にしてしまう魅力を木はもっています。
10年20年と使えるオープンラックを考えるなら、しっかりした木製のものを選びましょう。

おもちゃ収納選びのポイント④ 成長を見越した高さと収納量のあるものを選ぶ

おもちゃ収納ラックは、こどもの成長に応じた高さを確保できるものを選びましょう。
小さい時は最下段に入れた収納ケースやバスケットがおもちゃ入れになりますが、少し大きくなると自分で考えて、2段目に車のおもちゃを並べたり、人形専用のコーナーを作るかもしれません。小学生、中学生になって身長が伸びても、使いやすいオープンラックをおもちゃ収納ラックにしておきたいものです。

おもちゃ収納選びのポイント⑤こどもが使いやすく、片付けるのが楽しくなるものを選ぶ

こどもが使いやすく、自分で片付けるのが楽しいと思えるおもちゃ収納ラックが理想です。
大きくなっても使えるおもちゃ収納ラックは、しっかりしたシンプルなものです。下段で使う収納ラックはカラフルな収納ケースを選んでもいいでしょう。シンプルな収納ケースにするなら、どこかにワンポイントで子どもの好きなシールを貼るなど、こどもが「好き」と思えるポイントを作ってもよいかもしれません。

こども向きに作られたプラスチック製品と木製家具の違い

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木製とプラスチック製のおもちゃ収納ラックの違いは何か、チェックしておきましょう。メリットとデメリットを考えると分かりやすいかもしれません。

プラスチック製のおもちゃ収納ラック

プラスチック製のおもちゃ収納ラックのメリットとデメリットをチェックしておきましょう。

【メリット】

  • プラスチックのおもちゃ収納は、色がカラフルでかわいい
  • 軽いので、移動が楽
  • 木製より安価

【デメリット】

  • 壊れたときに、鋭角に割れるとケガの可能性がある
  • ラック自体にこどもが乗ったり入ったりして遊ぶ可能性があり破損が心配
  • 劣化するため大人になるまで長く使うのは無理

木製のおもちゃ収納ラック

こどもだからこそ、おもちゃ収納ラックは、温かみのある木製家具を使いたいと考える方もあるでしょう。木製家具のメリットとデメリットをチェックしておきましょう。

【メリット】

  • しっかりしたつくりの木製家具は強度が高い
  • 重さや幅があり、壁際に置くことからこどもの力では倒れにくい
  • シンプルで木ならではの温かさがある
  • 手入れをすると長く使える

【デメリット】

  • 高価なものが多い

おもちゃ収納を長く使うなら木製のオープンラックを

大きくなっても使えるおもちゃ収納家具は、しっかりしたつくりの木製のオープンラックです。
こどもが小さい時は、上段は大人が使うこともできます。身長が伸びるとともに、こどものものを入れるスペースを増やしていきましょう。こども用の低いラックでは、大きくなった時に収納量が不足します。
長く使えるよう、収納力がある木製のオープンラックをえらぶと、大人になっても使えます。

おもちゃの収納実例

おもちゃをオープンラックやシェルフ、ブックスタンドなどに収納している実例や使い方を、見ていきましょう。

おもちゃの収納実例① マルゲリータ Shelf(シェルフ) 壁一面の本棚 奥行250mm

おもちゃの収納実例① マルゲリータ Shelf(シェルフ) 壁一面の本棚 奥行250mm

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_561/

壁一面の本棚をこども部屋に配置し、おもちゃ収納の棚として使っている好例です。
巾木の厚みがカットされているので、壁にピッタリくっつけて設置されています。棚全面がこどものおもちゃで埋め尽くされており、見ているだけでおもちゃを選ぶときのこどものワクワクした気持ちが伝わってくるようです。

縦横の板がきれいなグリッドを見せています。整然と並ぶコマの中でそれぞれのおもちゃが、笑顔を見せているような、豊かなおもちゃ収納になっています。こどもが大きくなっても使えるしっかりしたオープンラックです。

商品名壁一面の本棚 奥行250mm 縦7コマ×横7コマ / Shelf (シェルフ)
価格151,800円(税込)
サイズW2395×D250×H2400mm
棚内部有効寸法W 325×D250×H335 mm(最上下段除く)
耐荷重約30kg(1コマあたり)
本棚材質シナ合板

おもちゃの収納実例② 開口部のある本棚 / Shelf

おもちゃの収納実例② 開口部のある本棚 / Shelf

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_543/

オープンラックの下部が、おもちゃ収納です。
透明の収納ケースにきれいに収められたプラレールなどのおもちゃ箱が、きれいに整理されています。 3段目4段目まではこども用の本が収納され、中央の開口部には、ご家族の記念写真や賞状などをディスプレイし、落ち着いた家族の雰囲気が伝わってくるようです。

中央の列が狭く作られており、カスタマイズして、リビングのアルコーブにはめ込むように設置されているのがわかります。マルゲリータの家具は、部屋の寸法に合わせたカスタマイズができ、作り付けの家具のように置きたい場所に、ピッタリ収まります。

こどもが大きくなっても、家族の思い出を中心にして、このまま本棚として長く使い続けられるオープンラックです。

商品名開口部のある本棚 奥行350mm 縦7コマ×横7コマ-223/ Shelf (シェルフ)
価格217,800円(税込)
サイズW2395×D350×H2400mm
棚内部有効寸法W 325×D250×H335 mm(最上下段除く)
開口部寸法W1005×H665mm(有効寸法:W1005×H585mm・桁を入れる)
耐荷重約30kg(1コマあたり)
本棚材質シナ合板
テレビ開口部桁材質ヒッコリー

おもちゃの収納実例③ マルゲリータ Shelf(シェルフ) 壁一面の本棚 奥行350mm

おもちゃの収納実例③ マルゲリータ Shelf(シェルフ) 壁一面の本棚 奥行350mm

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_280/

おもちゃ箱のカートがきれいに並ぶおもちゃ収納のオープンシェルフです。
壁一面の本棚の最下段の棚板を外してなくし、専用カセットのファイルボックス 1列にキャスターをつけた特注のおもちゃ箱を設置された実例です。

オープンラックの正方形のグリッドの中にきれいに収まっており、整然とした美しさがあります。おもちゃ箱の中へは、落ちているおもちゃを放り込んでいく収納でも大丈夫です。小さなお子さんが使いやすいおもちゃ収納になっています。

商品名壁一面の本棚 奥行350mm 縦7コマ×横7コマ/ Shelf (シェルフ)
価格184,800円(税込)
サイズW2395×D350×H2400mm
棚内部有効寸法W 325×D350×H325 mm(最上下段除く)
耐荷重約30kg(1コマあたり)
本棚材質シナ合板
商品名ファイルボックス 1列(本棚 奥行350専用)Shelf(シェルフ)専用カセット
価格4,180円(税込)
サイズW322×D350×H322mm
棚内部有効寸法W304×D350×H322 mm(最上下段除く)
耐荷重約30kg(1コマあたり)
本棚材質MDF

おもちゃの収納実例④ マルゲリータ Shelf(シェルフ) カウンター付き本棚 奥行350mm 縦7コマ×横7コマ

おもちゃの収納実例④ マルゲリータ Shelf(シェルフ) カウンター付き本棚 奥行350mm 縦7コマ×横7コマ

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_496/

カウンター付き本棚の左半分をこども用、右半分が大人用で使用されています。
左半分のデスク下には、ぬいぐるみが収納されており、デスクの上の左半分の本棚にはこども用の本が入っているのが見て取れます。こどもと一緒にオープンラックを使うときは上下で分けるのではなく、左右で分けるという方法もあるという実例です。

商品名カウンター付き本棚 奥行350mm 縦7コマ×横7コマ/ Shelf (シェルフ)
価格250,800円(税込)
サイズW2395×D800×H2400mm
棚内部有効寸法W 325×D350×H325mm(最上下段除く)
W 325×D350×H 356mm(最下段)
耐荷重約30kg(1コマあたり)
本棚材質シナ合板
カウンター天板材質シナ合板
カウンター脚板材質シナ合板

おもちゃの収納実例⑤ ニトリ マルチ本棚

おもちゃの収納実例⑤ ニトリ マルチ本棚

出典:ニトリ楽天市場公式サイト https://item.rakuten.co.jp/nitori/8841970-/

下段をこどものおもちゃ収納にして、上部を飾り棚にしたり、本を入れたりして使えるシェルフです。上下左右に隙間を空けずに、本棚を連結できるため、見た目がきれいに大きな本棚にできます。棚板の高さを変更できるため、本やものが無理なく入るのが特長です。

おもちゃの収納実例⑥ LOWYA おもちゃ収納

おもちゃの収納実例⑥ LOWYA おもちゃ収納

出典:LOWYA Amazon公式サイト https://www.amazon.co.jp/dp/B07Z7WFB7R/

絵本とおもちゃを収納できる木製のおもちゃ収納です。こどもの時は絵本とおもちゃ収納として使い、大きくなったらマガジンラックとして使うという方法もあります。

プラスチックのラックは大きくなると使いにくい部分がありますが、木製であれば大きくなっても使えるでしょう。おもちゃに特化した作りなので、オープンラックよりも収納力は劣ります。

おもちゃの収納実例⑦ 無印良品 スタッキングシェルフセット・5段

おもちゃの収納実例⑦ 無印良品 スタッキングシェルフセット・5段

出典:無印良品 Amazon公式サイト https://www.amazon.co.jp/dp/B00VGQF7X2

奥行きが浅めの無印良品のスタッキングシェルフは仕切り代わりにもなり、おもちゃ収納棚としても使えます。
バスケットにおもちゃを収納したり、飾るように並べたりなど、使い方は自在です。追加セットを購入すると、組み合わせてオープンラックのサイズを大きくできます。

おもちゃの収納実例⑧ STYLE INTERIOR 国産檜つっぱりシェルフラック

おもちゃの収納実例⑧ STYLE INTERIOR 国産檜つっぱりシェルフラック

出典:STYLE INTERIOR楽天市場公式サイト https://item.rakuten.co.jp/rcmdin/je-hws-89529/

おもちゃ収納に使える天井に突っ張るタイプのオープンラックです。素材はヒノキの無垢材です。
3種類の幅のラックがあり、ラックとラックの間にも棚板を渡し連結させられます。バスケットは、放り込み式のおもちゃ収納にもできますし、低い位置の棚にはこどものおもちゃを並べてもよいでしょう。国産ヒノキの温かい木質とヒノキの香りを楽しめるオープンラックです。

まとめ

今回は、こどものおもちゃを収納するラックを選ぶポイントをご紹介しました。
こどもが大きくなっても使えるのは子供用のおもちゃラックではなくシンプルなオープンラックです。成長に合わせて使い方を工夫しながら、長く使い続けられるため買い替えも必要なく、愛着を持って使っていけます。
マルゲリータの公式サイトでは、おもちゃ収納に適したさまざまな収納家具をはじめ、さまざまな収納の事例を掲載しています。お子さまのおもちゃ収納の導入を検討される際には、ぜひ参考になさってください。