収納リフォームのアイデア・費用相場 リビングやマンションの壁面を有効に活用

収納リフォームのアイデア・費用相場 リビングやマンションの壁面を有効に活用

「リビングの収納が足りない」「壁面を活用してすっきり片付けたい」
このように感じたことはありませんか?

リフォームで収納力をアップさせる方法として、壁一面をシステム収納にしたり埋め込み収納にしたりなどがありますが、選ぶ方法によって費用や収納力に大きな差が出ます。
しかし、どの方法が最適なのか迷ってしまう方も多いでしょう。

そこでこの記事では、リフォームで収納力をアップさせる方法・費用を比べながら、費用を抑える収納アイデアついて解説します。
おしゃれな壁面収納の事例もご紹介しますので、収納不足にお悩みの方はぜひご覧ください。

リフォームで収納を増やす方法とは

リフォームで収納力を高めつつ、すっきりとさせるには、単に家具を買い足すのではなく、空間全体を無駄なく活用するのが効果的です。
一般的な収納リフォームのアイデアとしては以下のような方法がありますが、まずはそれぞれの概要と費用相場を見ていきましょう。

  • 壁一面へのシステム収納の設置
  • 間取り変更による大型収納の増設
  • オーダーメイド家具の造作

壁一面のシステム収納で空間を最大活用する

リフォームで収納力を高めるなら、壁一面をまるごと収納スペースに変える「壁面収納」が効果的です。
収納リフォームのアイデアとしても定番で、限られた面積を有効活用したい住まいに向いています。

既製品のユニットを組み合わせるシステム収納タイプであれば、工期を短縮しつつ、リビングのテレビ台や書斎の本棚など、用途に合わせた美しい統一感を出せるのが魅力です。
費用の目安は製品のグレードや幅によりますが、一般的には30万円から80万円程度が相場となります。

間取り変更を伴うリフォーム

面積に余裕があるのであれば、隣接する部屋の一部を取り込んだり、既存の押し入れを解体したりして、ウォークインクローゼットやパントリータイプの収納を新設するリフォーム方法があります。
人が中に入って動ける動線を確保できるので、大型の荷物も含めて幅広いアイテムを一か所に集約でき、住まい全体を整理しやすくなります。

閉鎖された空間に収納することになるので、「見せる収納」のように飾って毎日視界に入るようにしておきたいものの収納には向いていません。
そして、間取り変更を伴うリフォームになるため、壁の解体や床材の補修、内部の棚板設置といった大がかりな造作工事が必要です。

そのため、費用は30万円から150万円程度と、工事の規模に応じて大きく変動します。

オーダーメイドで造作家具を設置するリフォーム

職人が建物の形状に合わせてミリ単位で設計・施工するオーダーメイドの造作収納は、既存のお部屋の形に合わせて無駄なく設置することができ、梁や柱がある複雑な間取りでも有効です。
階段下の空きスペースや部屋の隅など、既製品の収納家具では対応しきれない場所を活用できる点がメリットです。

細かな空間まで使い切れる収納リフォームのアイデアとして、無駄のない住まいづくりに役立ちます。
また、部屋の雰囲気に合わせて素材を自由に選べるため、インテリアとしての完成度も高まります。

費用は、職人の手仕事が含まれるため、一点もので20万円から、大規模な壁面全体をカバーするものになれば100万円を超えるケースもあります。

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出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_1048/

壁の埋め込みタイプのリフォームにはどんな種類があるか

「収納は増やしたいけれど、これ以上部屋を狭くしたくない」という方にぴったりなのが、壁の厚みを利用した「埋め込み収納(壁厚収納)」です。
小規模にはなってしまいますが、家具が手前に出っ張らないため、廊下やトイレ、洗面所といった限られたスペースでもスムーズな動線をキープできます。

さらに、壁と一体化しているため地震の際にも倒れてくる心配がなく、防災面でも安心です。
ここでは、主な2種類とそれぞれの費用相場について解説します。

ちょっとした空間を活用する「ニッチ収納」

壁の一部を四角くくり抜いて飾り棚のようにする簡易的な「ニッチ収納」は、圧迫感を抑えて収納を増やせる手法です。
省スペースで実践しやすい収納リフォームのアイデアとしても人気があります。

一般的な費用相場は、一か所あたり3万円〜8万円程度と、小規模であれば比較的リーズナブルに施工できます。
ただし、いざ壁を開けてみた際に柱や筋交い、電気の配線などが通っていた場合は、それらを避けるための追加工事が必要になるケースもあります。

また、「背面にアクセントとなるタイルを貼りたい」「おしゃれな間接照明を仕込んでお店のようにしたい」といったデザイン性にこだわる場合は、10万円〜20万円ほどの予算を見込むとよいでしょう。

床から天井までフル活用する「本格的な造作収納」

床から天井付近まで、壁面をダイナミックに使った本格的な埋め込み収納をオーダーメイドで作ることもできます。
費用相場は、20万円〜100万円程度が目安です。

オープンな本棚にして見せる収納を楽しむ、扉をつけて日用品をスッキリ隠すなど、ライフスタイルに合わせて自由に設計できます。
ただし注意点として、壁の解体や補強、周辺の壁紙の張り替えといった大がかりな付帯工事が伴うため、一般的な据え置き家具を置くよりも工賃が割高になります。

さらに、高級感のある無垢材を使ったり、空間に合わせた扉などの特注の建具を取り付けたりと素材にこだわった場合は、100万円を超えることもあるでしょう。

既製品の大容量収納をオーダー加工する方法

壁一面にぴったりと収まる大容量の収納を作りたい場合、すべてを一から作り上げるフルオーダーだけが正解ではありません。
コストと見た目のバランスを取りやすい収納リフォームのアイデアとして、既製品を活用する「セミオーダー」も効果的です。

既製品のコストパフォーマンスを活かしつつ、まるで造作家具のような高級感と備え付け感を実現できる、バランスの良い手法です。

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出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_1045/

セミオーダー収納の費用相場とスピーディーな工期

既製品をベースにした大容量の壁面収納を設置する場合、費用相場は10万円〜40万円程度が一般的です。
収納ユニット本体の代金に加え、オーダー加工代や搬入や組み立て、下地補強、隙間を埋める加工費なども含まれています。

また、フルオーダーのように現場で木材をカットして一から組み上げる作業がないため、工期が1日〜3日程度と短いのも魅力です。
マルゲリータの壁一面の本棚の場合、予め部屋のサイズなどの調査をして図面をおこしてからオーダー加工しますので、本棚が到着した日に組み立ててしまえば、その日のうちに使用することができます。

費用も本体は10万円代が多く、数十万円を要する「収納リフォーム」に比べると、かなり抑えることができます。

オーダー加工によるメリットと設置時の注意点

既製品にオーダー加工を加えて空間にぴったりと収めるメリットは、「見た目が美しいこと」と「清掃のしやすさ」です。
実用性と見た目を両立しやすい収納リフォームのアイデアといえるでしょう。

一方で注意点もあります。
収納を設置したい壁面に既存のコンセントやクーラー、窓がある場合、家具で塞がってしまうことになります。

マルゲリータでは、オーダー加工をする場合、こうした点も予め確認し、考慮して加工しています。

マンションリフォームのリスクや制約とは

マンションで壁面収納を作ったり間取りを変更したりする際、戸建てのように自由にはいきません。
建物の安全性や住民間のトラブルを防ぐため、マンション特有の以下のような制約がある点に注意が必要です。

  • 共用部分による制限
  • 建物の構造による間取り変更の可否
  • 管理規約のルールと工期の長期化

例えば、隣の部屋との境界にある「戸境壁」は個人の所有物ではなく共用部分です。
建物を支える重要な役割を持つため、壁を削る埋め込み収納などは禁止されていることが多いでしょう。

さらに、階下への騒音を防ぐために管理規約で床材の遮音等級(L値)が細かく指定されていることもあります。
工事の際は、規約や管理組合への確認を欠かさないようにしましょう。

また、工期に関しても、工事の際は管理組合への事前申請が必要だったり、作業できる曜日や時間帯が制限されることもあるなど、戸建てよりも工期が長引きやすい傾向があります。
マンションの場合、こうした特有のデメリットがあるため、リフォーム工事よりは既製品のオーダー加工を選択した方が様々なリスクを避けることができます。

大容量の収納なら既製品のオーダー加工が最もおすすめ

費用を抑えながら壁一面を埋め尽くすような大容量の収納を作りたい場合、既製品のシステム収納にオーダー加工を加える「セミオーダー」が最もおすすめです。
一から職人が作るフルオーダーに比べて、コストを大幅に抑えることができます。

マルゲリータの壁一面の収納本棚は、天井との間に「フィラー」と呼ばれる調整材を使うことによって耐震対策を施すことも可能です。
このフィラー版は、造作家具のような美しい備え付け感を得ることもできます。

また、現場での加工が少なく最短1日で設置が終わる点や、将来ライフスタイルが変わった際にも同シリーズの棚板やパーツを追加して長く使いやすい点も魅力です。

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マルゲリータの収納本棚の設置事例

最後に、収納リフォームのアイデアの参考として、マルゲリータの収納本棚の設置事例をご紹介します。
どの事例も美しく、高い収納力を備えた空間となっているので、ぜひご覧ください。

建築の一部のように溶け込む壁一面の本棚

こちらの事例では、高層マンションのリビングに「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」がフルサイズで設置されています。
梁の形状を巧みに処理し、フィラー板を用いて天井まで隙間なく伸ばすことで、まるで備え付けのように室内に美しく溶け込んでいます。

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出典:マルゲリータ公式サイト  https://www.margherita.jp/user/file_1018/

また、本棚の一角のコマを抜いて既存のスイッチプレートをきれいに収め、実用性と意匠性を両立させている点もポイントです。
大型の壁面収納でありながら空間に圧迫感を与えず、知的で引き締まったインテリアを創出している実例です。

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本棚を展示台に変えるギャラリー風の収納

こちらの事例では、マンションのダイニング壁面に「Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm」を設置し、美術関連の専門書を整然と収納しています。
特徴的なのは、目の高さにくる一段に背面鏡を仕込んでいる点です。

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鏡によって手前に置かれたオブジェクトが映り込み、本棚の奥に空間が広がっているかのような錯覚を生み出します。
柱の間から天井までぴったりと収まる端正な収納力に加え、本棚そのものを展示台のように変化させ、日常の空間にギャラリーのような奥行きと演出性をもたらした実例です。

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兄弟が並んで学べるリビング学習スペース

マンションのリビングの一角に「Shelf カウンター付き本棚」を設置し、二人のお子さまが並んで使える学習スペースを設けた事例です。
本棚部分は圧迫感の少ない奥行180mmのタイプでオーダー製作し、目の前に開口部を設けることで広い机上面を確保しています。

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出典:マルゲリータ公式サイト  https://www.margherita.jp/user/file_1039/

現在使いやすいだけでなく、将来パソコンを使用する際にも十分な作業スペースとなります。
リビング学習の課題である整理整頓の難しさを解消しつつ、兄弟が同じ空間で学習意欲を高め合える、機能的で温かみのある環境を実現した収納リフォームのアイデアが光る実例です。

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音楽と読書の世界が融合するオーディオ収納

こちらの事例では、マンションのL字型リビングに「Shelf 壁一面の本棚」を設置し、美術書などの書籍とともにアナログレコードやオーディオ機器を美しく収納しています。
ターンテーブルとアンプをぴったりと収めるため、棚の一部を横に2コマ連続させて拡張するカスタマイズを施している点が特徴です。

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出典:マルゲリータ公式サイト  https://www.margherita.jp/user/file_1034/

その周辺のコマにはLPレコードをたっぷりと収め、趣味のアイテムをひとつの壁面に集約させています。
ただの収納にとどまらず、音楽と読書を心ゆくまで楽しめる、落ち着きのある自分だけのオーディオ空間をリビングに実現した実例です。

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出典:マルゲリータ公式サイト  https://www.margherita.jp/user/file_1034/

まとめ

今回は、リフォームで収納を増やす方法から、壁厚を利用した埋め込み収納、マンション特有のリスクや制約、そして既製品を使ったセミオーダー収納の魅力をご紹介しました。
壁面を有効活用するリフォームは、部屋の広さを保ちながら大きな収納力を生み出す効果的な手法です。

既製品のオーダー加工を選べば、まるで造作家具のように美しく機能的な大容量収納を、コストパフォーマンスよく実現できるでしょう。
設置場所や目的に適した壁面収納を選んで、快適で機能的な居住空間を実現してください。

マルゲリータの公式サイトでは、今回紹介した壁面収納本棚をはじめ、空間を豊かにするインテリアを多数ラインナップしています。
お客様の使用実例も豊富に掲載されているので、おしゃれで実用的な収納づくりを検討している方は、ぜひチェックしてみてください。