庭にベンチを置くと、休憩したり景色を眺めたりと、屋外で過ごす時間を楽しめるようになります。
一方、屋外では雨や湿気、紫外線などの影響を受けるため、デザインだけでなく、素材や構造、耐候性を事前に確認しておくことが重要です。
そこでこの記事では、庭のベンチの種類や素材別の特徴、木製ベンチのメリット・デメリットを解説します。
あわせて、マルゲリータの屋外家具「EXAガーデンベンチ」の特徴やEXAシリーズの設置事例もご紹介します。
庭での過ごし方を思い描きながら、長く愛用できる一台を見つけるための参考にしてください。
タイプ別の庭のベンチのおすすめ
庭に置くベンチには、機能や形状の異なるいくつかのタイプがあります。
ここでは代表的な5つのタイプを紹介しながら、それぞれの特徴と選ぶ際の視点を整理します。
スタンダードタイプ
スタンダードタイプは、収納や折りたたみ機能などを持たない、シンプルな庭用ベンチです。
庭仕事の合間に休憩したり、子どもの外遊びを見守ったりと、用途を限定せずに使えます。
素材やデザインの選択肢が多く、植栽を眺められる場所や室内から見える場所など、庭での過ごし方や景観に合わせて配置できるのも特徴です。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/exa/exa-gb-2400.html
収納付きタイプ
収納付きタイプは、座面の下などに収納スペースを備えたベンチです。
ガーデニング用品や子どもの外遊び道具をまとめられるため、物置を置く余裕がない場合にも、庭をすっきりと見せることができます。
選ぶ際は、蓋を開閉するためのスペースも確保しましょう。
また、収納部は必ずしも完全防水とは限りません。
雨や湿気に弱いものをしまう場合は、収納部の防水性や通気性などを確認することが大切です。

出典:ニトリ公式サイト
屋根付きタイプ
屋根やパーゴラ、アーバーなどとベンチが一体になったタイプです。
座面に届く日差しを和らげられるほか、屋根部分につる性の植物を這わせ、庭の景観に取り込む使い方もあります。
ただし、通常のベンチよりも広い設置面積と高さが必要になるため、庭全体とのバランスを確認しましょう。
屋根部分は風の影響を受けやすいので、固定方法や設置条件、手入れ方法の確認も必要です。
雨除けとして使用する場合は、屋根の形状や仕様も確認しておくと安心です。

出典:TIARO
折りたたみタイプ
折りたたみタイプは、必要なときだけ広げて使えるベンチです。
普段は折りたたんで収納しておけるため、狭い庭や、BBQなど限られたタイミングだけで使いたい場合と相性がよいタイプといえます。
選ぶ際は、使用時と収納時のサイズ、重量、保管場所に加え、開閉方法や使用時の安定性も確認しておきましょう。

出典:カインズ公式サイト
テーブル一体型タイプ
テーブル一体型タイプは、ベンチとテーブルが一体になったもので、ピクニックテーブルとも呼ばれます。
座面と天板の位置が固定されており、食事や作業に使うスペースをひとまとまりに配置できます。
通常のベンチよりも広い面積が必要になるため、利用人数や庭の広さに加え、座席への出入りや周囲の動線も確認しておきましょう。
また、大型で重量のある製品は移動しにくい場合もあるため、将来のレイアウト変更も考慮して配置を決める必要があります。

腐らない庭のベンチとは
腐らない庭のベンチとは、雨や湿気にさらされても腐ったり錆びたりしにくい素材を使った、屋外用のベンチを指します。
ここでは、天然木や人工木・樹脂、金属など、素材別の特徴や注意点を確認しましょう。
なお「腐らない」といっても、錆や変色、ひび割れなどを含め、劣化が一切起こらないという意味ではありません。
長く使い続けるためには、素材の特性を把握し、製品に合った設置場所やメンテナンス方法を検討することも大切です。
耐久性の高い天然木
天然木の中には、もともと水や腐朽に比較的強いものや、屋外用に加工され、庭のベンチに使われるものがあります。
一つひとつ異なる木目や色合い、触れたときの質感を楽しめるほか、使い続けるうちに表情が変化するのも、天然木ならではの魅力です。
ただし、色合いや風合いの変化を「味わい」と捉えるか「劣化」と捉えるかは人によって異なります。
ひび割れや腐朽は耐久性に影響することもあるため、選ぶ際は必要なメンテナンスの内容や頻度も確認しておきましょう。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_1043/
人工木・樹脂
木粉と樹脂を組み合わせた人工木や、樹脂そのものも、庭のベンチによく使われる素材です。
水分による腐朽が起こりにくいため、塗装などの定期的な手入れを抑えやすいことが特徴といえます。
一方で、夏場は表面温度が高くなる場合もある点には注意しましょう。
また、木目調であっても天然木とは質感や風合いが異なる製品もあるので、質感を確認しておくと安心です。
金属・石材・コンクリート
庭のベンチには、アルミやステンレス、スチールなどの金属や、石材・コンクリートが使われることがあります。
どの素材も、木材のような腐朽は起こりません。
ただし、金属は種類や表面処理によって錆への強さや必要な手入れが異なります。
石材やコンクリートは、重量があり安定しやすい一方で、設置後の移動やレイアウト変更がしにくいため、設置場所は慎重に検討しましょう。
また、いずれも日差しや気温によって表面が熱くなったり、冷たく感じられたりすることがある点にも注意が必要です。
木のベンチのメリット・デメリット
天然木を使ったベンチは、庭になじみやすい質感や、木ならではの風合いが魅力です。
一方、屋外では水分や紫外線の影響を受けるため、樹種や加工方法、必要な手入れを確認することが大切です。
ここでは、天然木のベンチのメリットとデメリットを見ていきましょう。
木のベンチのメリット
天然木のベンチには、主に次のようなメリットがあります。
植栽や建物になじむ自然な質感
木目や自然な色合いをもつ木製ベンチは、植栽や外構と調和しやすく、庭の風景の一部として取り入れられます。
ナチュラルな庭はもちろん、和風やモダンなど幅広いテイストに合わせやすいこともメリットです。
屋外でも触れやすい木の素材感
木は金属や石材に比べて熱を伝えにくく、夏は熱さを、冬は冷たさを感じにくい素材です。また、木肌ならではの温かみのある質感があり、触れたり腰掛けたりしたときに、穏やかな肌あたりを感じられます。
子どもが手をついたり、ペットが登ったりすることのある庭でも、触れやすいのは木製ベンチのメリットといえるでしょう。
補修しながら使い続けられる
木製ベンチは、表面を研磨して再塗装したり、緩んだネジを締め直したりすることで、手入れをしながら使い続けられます。
また、部材ごとに分解できるノックダウン式の製品であれば、傷んだ箇所の補修やパーツ交換にも対応しやすいことが特徴です。
ただし、補修できる範囲は製品によって異なるため、メーカーの案内を確認しましょう。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_938/
木のベンチのデメリット
天然木のベンチを庭で長く使うためには、素材特有のデメリットも理解しておく必要があります。
水分による腐朽や変形が起こり得る
一般的な木材は水分の影響を受けやすく、庭に常設すると、雨や湿気によって腐朽や反り、割れが起こりやすくなる可能性があります。
特に脚部や接合部など、水分や汚れがたまりやすい箇所には注意しましょう。
耐久性は樹種や加工、設計、設置環境によって異なるため、屋外使用に適した仕様かを購入前に確認することが大切です。
定期的な手入れに手間がかかる
木製ベンチのなかには、耐久性を保つために、汚れや落ち葉の除去、点検、再塗装などを定期的に行う必要がある製品もあります。
なお、必要な手入れの内容や頻度は、樹種や加工方法、塗料、設置環境によってさまざまです。
購入前に製品の説明を確認し、無理なく続けられる手入れかどうかを検討しておきましょう。
耐久性を重視すると価格が高くなる場合がある
耐久性の高い樹種や特殊な加工を施した木材を使ったベンチは、一般的な木材を使った製品よりも価格が高くなる場合があります。
また、再塗装や補修が必要な製品では、購入後の手入れにも費用がかかる点にも注意が必要です。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_1055/
腐らない木材「アセチル化木材ACCOYA®」
天然木の質感を生かしながら、腐朽や変形、手入れの負担を抑えたい場合は、アセチル化木材「アコヤ」という選択肢があります。
アコヤは、ラジアータパインにアセチル化処理を施し、腐朽しにくく、反りや割れなどの変形も起こりにくくした改質木材です。
ACCOYA®は、ACCSYS Group(Titan Wood社)の登録商標です。
木材の性質を変えるアセチル化の仕組み
アセチル化とは、木材を水分の影響を受けにくい性質へと変える処理です。
木材の細胞壁には、水分と結び付きやすい「水酸基」という部分があります。
アセチル化では、水酸基を無水酢酸と反応させ、細胞壁が水分を取り込みにくくします。
表面を覆う防水加工とは異なり、木材そのものが水分の影響を受けにくくなることで、腐朽や膨張・収縮を抑えられることが特徴です。
屋外で長く使える耐久性と寸法安定性
アコヤは水分を取り込みにくく、木材を腐らせる腐朽菌の影響を受けにくいことが特徴です。
また、水分による膨張や収縮が抑えられるため、反りやひび割れ、ねじれなども起こりにくく、雨や湿気にさらされる屋外でも長く使いやすい素材といえます。
さらに、シロアリによる虫害も受けにくく、庭に置くベンチに適した木材といえるでしょう。
腐らない・外に出しっぱなしOKの木製ベンチ「EXA」

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/exa/exa-gb-2400.html
マルゲリータの「EXA」は、アセチル化木材アコヤを主材に使用した屋外家具シリーズです。
天然木の質感を生かしながら、雨や湿気にさらされる庭やテラスでの常設を想定して設計されています。
ここでは「EXAガーデンベンチ」が備える構造やデザインの特徴をご紹介します。
屋外用家具シリーズ「EXA」とは
EXAでは、アセチル化木材アコヤを主材に使用し、ガーデンベンチやデッキテーブル、ガーデンチェアなどを展開しています。
装飾を抑えたシンプルなデザインで、建物や植栽に調和しやすく、高い耐候性と美観を兼ね備えて屋外でも長く活用できるでしょう。
水はけと交換性を備えたリブ構造
「EXAガーデンベンチ」の座面や天板には、細長い木製のリブ材を等間隔に並べた「リブ構造」が採用されています。
部材の間から雨水が流れ、風も通るため、水がたまりにくく乾きやすいのがメリットです。雨上がりでも、表面に残った水滴を軽く拭き取れば使用できます。
また、リブは1本単位で交換できる設計になっており、一部の傷みであれば家具全体を買い替えずに済む場合もあります。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/exa/exa-gb-2400.html
ベンチとテーブルを組み合わせた屋外空間
「EXAガーデンベンチ」は、同じシリーズの「EXAデッキテーブル」を組み合わせることもできます。
素材やリブ構造が共通しているため、庭やテラスの統一感を保ちやすいことが特徴です。
テーブルを加えることで、屋外での食事やティータイムも楽しめます。

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マルゲリータのガーデンファニチャー「EXA」の設置事例
ここからは、ガーデンベンチをはじめとするEXAシリーズが、屋外空間に取り入れられた事例をご紹介します。
事例①:裏磐梯の自然に溶け込むガーデンベンチ

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_1055/
会津・裏磐梯の森に佇むリゾートホテル「ホテリ・アアルト」で、EXAシリーズを撮影した事例です。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_1055/
「EXAガーデンベンチ」は、細いリブ材を並べた座面とV字型の脚部によって、視覚的に軽やかな印象に仕上げられています。
背もたれのないシンプルな形状で、森や植栽に囲まれた庭に穏やかになじんでいるのも特徴的です。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_1055/
自然に囲まれた場所にベンチがあれば、植物の手入れの合間に腰掛けたり、木々の揺れや季節の変化を眺めたりできます。
庭に立ち止まれる場所を設けることで、景色や風を感じながらひと息つく時間が、日々の暮らしに加わるでしょう。
事例②:ベンチとテーブルを組み合わせた伊東のプールサイド

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_938/
こちらは、静岡県伊東市のゲストハウス「Vermin」のプールサイドで、EXAシリーズを撮影した事例です。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_938/
「EXAガーデンベンチ」には、複数人が並んで座れる長さがあります。
背もたれや肘掛けのないシンプルな形状で、座る人数や向きを限定しにくく、家族や友人が集まる屋外空間にも取り入れやすいでしょう。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_938/
「EXAガーデンベンチ」と「EXAデッキテーブル」には、共通するデザインが取り入れられています。
同じシリーズで揃えることで、複数の家具を置いても空間全体に統一感が生まれています。
日が落ちた後に浮かび上がる、照明とベンチがつくる細かな陰影も印象的です。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_938/
事例③:日差しや雨を受ける石垣島のプールサイドのベンチ

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_1043/
石垣島の長期滞在型民泊施設「ヴェルミン石垣島」にて、「EXAガーデンベンチ」などを撮影した事例です。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_1043/

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_1043/
石垣島は、強い日差しに加え、突然雨が降ることもある地域です。
EXAシリーズには、耐候性に優れたアコヤと、水がたまりにくく風が通りやすい座面構造が採用されています。
急な雨のたびに屋内へ移動させる負担を軽減できるため、天候が変わりやすい庭にも置いたまま使いやすいでしょう。
事例④:軒の深いバルコニーのデッキチェア

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_1044/
同じ「ヴェルミン石垣島」では、奥行きのあるバルコニーに「EXAシェーズロング」や「EXAデッキチェア」、サイドテーブルなども配置しました。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_1044/
深い軒が強い日差しや突然の雨を受け止め、室内と屋外の間にある半屋外の空間をつくっています。
チェアにサイドテーブルを添えれば、飲み物や本を手元に置きながらくつろげます。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_1044/
EXAシリーズの家具を組み合わせ、過ごし方に合う屋外空間を整えた事例といえるでしょう。
まとめ
庭のベンチには、スタンダードタイプや収納付き、折りたたみ式などがあり、使い方や設置場所に合わせて選ぶことが大切です。
庭で長く使うためには、見た目だけでなく、素材の耐久性や水はけ、必要な手入れも確認しましょう。
アコヤを使用したマルゲリータの「EXA」は、水はけのよいリブ構造を採用し、庭やテラスでの常設を想定した屋外家具シリーズです。
天然木の質感を楽しみながら、庭でゆっくり過ごせる場所をつくりたい方は、EXAを取り入れてみてはいかがでしょうか。
マルゲリータのショールームでは、今回紹介した庭に置けるベンチ以外にも、色々なインテリアを多数ラインナップしています。
おしゃれで実用的なインテリアの購入を検討している方は、お気軽にご予約ください。













