在宅時間の増加やライフスタイルの変化により、庭やテラスをくつろぎの場として活用したいと考える方が増えています。
そんな空間づくりに役立つのが、屋外で使える「ガーデンテーブル」です。
しかし、「雨に濡れてすぐ劣化しないか?」「出しっぱなしで大丈夫?」といった不安から、なかなか購入に踏み切れない方も少なくありません。
選ぶ素材や構造を間違えると、せっかくの庭空間が台無しになってしまうこともあります。
この記事では、ガーデンテーブルの基礎知識から、後悔しない選び方、さらに雨ざらしでも使えるおしゃれなおすすめ商品まで幅広くご紹介します。
庭やテラスでの過ごし方をもっと豊かにしたい方は、ぜひ参考にしてください。
Contents
ガーデンテーブルとは?
ガーデンテーブルとは、庭やテラス、ウッドデッキなどの屋外空間で使用することを前提に作られたテーブルです。
屋外で食事を楽しんだり、家族や友人と語らう時間を過ごしたりと、暮らしの中に「外のくつろぎ」を取り入れるアイテムとして人気を集めています。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_938/
耐候性のある素材で作られているのが特徴で、木材・スチール・アルミ・人工ラタン・プラスチックなど、多様なバリエーションが展開されています。
庭などの屋外空間は、美しい空間であることを求める人が多いため、テーブルのデザイン性も重要な要素になります。
そのため、ガーデンテーブルの素材の質感やカラー、形状にこだわることで、庭やテラス全体の雰囲気を格上げする役割も果たします。
後悔しないガーデンテーブルの選び方
ガーデンテーブルは見た目の印象だけで選んでしまうと、思わぬ後悔につながることもあります。
ここでは、実際に使ってから「失敗した」と感じないために、あらかじめ押さえておきたい3つの選び方のポイントをご紹介します。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_938/
雨ざらし・出しっぱなしOKの素材を選ぶ
屋外に設置するガーデンテーブルは、基本的に風雨や紫外線にさらされるため、素材選びが非常に重要です。
「屋外用」とされていても、なかには劣化が早いものもあるため、慎重に判断する必要があります。
特に、雨ざらし・出しっぱなしでも使えるかどうかを事前に確認し、耐久性に優れた素材を選ぶことが長く快適に使うためのポイントです。
庭の雰囲気に合うデザイン性の高いものを選ぶ
ガーデンテーブルは、庭やテラスの雰囲気を左右する大切なインテリア要素でもあります。
無機質なデザインでは周囲から浮いてしまうこともあるため、植物や外壁、ウッドデッキとの相性を意識して選びましょう。
特にナチュラルな素材感や、落ち着いたカラーを選ぶことで、空間全体が一層引き立ちます。
ガーデンチェアもセットで展開されているものを選ぶ
ガーデンテーブルとチェアの高さやデザインが合っていないと、見た目にも座り心地にも違和感が出てしまいます。
そのため、同じシリーズでチェアも展開されているガーデンテーブルを選ぶのが安心です。
統一感のあるガーデンテーブルセットなら、設置後の印象も整い、庭やテラス全体にまとまりが生まれます。
雨ざらし・出しっぱなしにできるおしゃれなガーデンテーブルの種類
ガーデンテーブルを選ぶうえで最も重要なのが、「雨ざらしでも劣化しにくい素材かどうか」です。
ここでは、屋外に出しっぱなしにできる素材を5種類ご紹介します。
それぞれに異なる特徴があるため、用途や好みに合わせて選ぶことが大切です。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_938/
スチール製ガーデンテーブル
スチール製のガーデンテーブルは、重厚感があり、安定性に優れています。
粉体塗装などの防錆処理が施されていれば、雨に濡れても錆びにくく、長期間の使用にも対応可能です。
ただし、表面加工が剥がれると錆びやすくなるため、経年によるメンテナンスが必要になる点は覚えておきましょう。
アルミ製ガーデンテーブル
アルミ製のガーデンテーブルは、錆びにくく軽量で扱いやすいのが特徴です。
雨や湿気にも強く、屋外での使用に適していますが、風の強い日には飛ばされやすいため、固定する工夫が必要になる場合もあります。
デザインの自由度が高く、直線的でモダンなフォルムから曲線を活かしたエレガントなものまで、バリエーションが豊富なのも魅力です。
人工ラタン製ガーデンテーブル
人工ラタン製のガーデンテーブルは、リゾート感のある上質な空間を演出できます。
樹脂を編み込んだ素材でできており、水や汚れに強く、お手入れも簡単です。
ただし、軽量なものが多いため、アルミと同様に強風時に飛ばされないよう対策が求められます。
プラスチック製ガーデンテーブル
比較的安価な製品が多く、手軽に導入しやすいのが、プラスチック製のガーデンテーブルです。
水に強く、腐敗やサビの心配がないため、雨ざらしにも適しています。
一方で、紫外線には弱いため、色あせや劣化が早まる可能性があります。
そのため、庭に出しっぱなしにする際は、定期的に状態を確認するか、使わないときにカバーをかけておくとよいでしょう。
木製ガーデンテーブル
ナチュラルな雰囲気を楽しみたい方には、木製のガーデンテーブルがぴったりです。
人工的な素材では出せない自然な温もりが、屋外空間を心地よく演出してくれます。
庭や芝生との相性が良く、時間とともに風合いが増していくのも、木製ならではの魅力でしょう。
ただし、一般的な木材は水分に弱く、雨ざらしにすると腐食や反り・割れの原因になるため注意が必要です。
そのため、屋外で長く使いたい場合は、耐水性や耐久性を高める特別な加工が施された木材を選ぶようにしましょう。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/exa/exa-gt-02-2400-900.html
ガーデンテーブルに最適な腐らないアセチル化木材「アコヤ」の特徴
「木の温もりが好きだけれど、雨ざらしにするが心配」、そんな悩みを解消してくれるのが、マルゲリータが提供しているアセチル化木材「アコヤ(ACCOYA®)」を材料にした屋外家具です。
アコヤは、木材本来の風合いを保ちながら、雨や湿気、シロアリにも強い高耐久素材として注目されていますが、木製屋外家具の材料としてはあまり流通していません。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/exa/exa-gt-02-2400-900.html
耐久性が高い秘密は、「アセチル化」と呼ばれる特殊な処理にあります。
木材中の水分に反応する成分を、疎水性のアセチル基に置き換えることで、水分を吸いにくい構造に変化させています。
この処理により、アコヤは木製でありながら「腐らない」「変形しない」「シロアリに食べられない」といった、理想的な性能を実現しています。
それぞれの特徴について、以下で詳しく確認していきましょう。
土の中でも、水の中でも腐らない
アコヤの最大の特徴は、その驚異的な耐久性にあります。
アセチル化処理により、木材内部が水分をほとんど吸わない構造になっているため、湿気や雨だけでなく、土の中や水中に長期間置いても腐食しません。
ヨーロッパの第三者機関による耐久性試験では、地上での使用で50年以上、地中や淡水中でも25年以上の耐用年数があるとされています。
これは、一般的な屋外用木材とは一線を画すレベルです。
シロアリに食べられない
木材の大敵であるシロアリに対しても、アコヤは高い耐性を持ちます。
その理由は、シロアリが木材を分解・消化する際に必要な水分が、アコヤにはほとんど含まれていないためです。
水分を得られないアコヤは、シロアリにとって「栄養にならない木材」となり、そもそも好んで食べられることがありません。
その結果、防虫剤を使わずに虫害を防げる点でも、非常に安全性の高い素材といえます。
湿気や水分で変形しない
木材は本来、水分の吸収と蒸発を繰り返すことで、反り・割れ・ねじれといった変形が起きやすくなります。
しかしアセチル化されたアコヤは、吸湿性が著しく下がっているため、湿気や雨にさらされても寸法の変化がきわめて少なく、安定した状態を長期間維持できます。
この寸法安定性は、ガーデンテーブルのように構造が重要な家具にとって、大きな安心材料となるでしょう。
おしゃれな人気ガーデンテーブル8選
ここでは、雨ざらしにも対応できる高耐久素材を使用した、おしゃれで実用性の高いガーデンテーブルを8つ厳選してご紹介します。
ナチュラルテイストの木製デザインから、モダンなスチール製・アルミ製まで、庭やテラスの雰囲気に合わせて選べる商品ばかりなので、ぜひ参考にしてください。
マルゲリータ「EXA デッキテーブル」
マルゲリータの「EXA デッキテーブル」は、腐らない木材として知られるアコヤを使用した、屋外利用に最適なガーデンテーブルです。
耐水性・耐候性に優れ、雨ざらしでも劣化しにくいため、出しっぱなしでも美観と機能を長く保てます。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/exa/exa-gt-02_index.html

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/exa/exa-gt-02-2400-900.html
幅2400mmの天板に3種類の奥行サイズが用意されており、広い庭からバルコニーまで多様な設置環境に対応します。
シンプルながら存在感のあるデザインで、自然の風景にもよく馴染み、快適な屋外空間に仕上がります。
【ガーデンチェア-02】

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/exa/exa-sdr.html
【ガーデンチェア-03】

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/exa/exa-sd-03.html
同じEXAシリーズで、デザインを揃えたガーデンチェアも用意されており、トータルで屋外空間をコーディネートしたい方にもおすすめです。
IKEA「ヴェスマン 伸長式テーブル」
IKEAの「ヴェスマン 伸長式テーブル」は、天板がアカシア無垢材製、フレームはスチール製からなるガーデンテーブルです。
シンプルなデザインで、長さを伸長できるため、人数や用途に合わせて幅広いシーンで活躍するでしょう。

出典:IKEA公式サイト
ニトリ「ガーデンスクエアテーブル」
ニトリの「ガーデンスクエアテーブル」は、ホワイトカラーがさわやかな印象を与えるガーデンテーブルです。
3台までスタッキングできるため、使いたいときにサッと取り出し、必要のないときは重ねてコンパクトに収納できます。

出典:ニトリ公式サイト https://www.nitori-net.jp/ec/product/2118400021223s/
フリッツ・ハンセン「セランディア 屋外用折り畳みダイニングテーブル」
フリッツ・ハンセンの「セランディア 屋外用折り畳みダイニングテーブル」は、すのこ状の天板が軽やかな空間を演出するガーデンテーブルです。
無塗装のチーク材は、使用を続けると徐々にシルバーグレーに変化するため、時間とともに美しい色合いの移ろいを楽しめるでしょう。

出典:FLYMe公式サイト https://flymee.jp/product/114465/
NU PLACE ガーデンラウンドテーブル
NU PLACEの「ガーデンラウンドテーブル」は、木の柱のような太い脚が高級感あふれる、円形のガーデンテーブルです。
木の温かみを感じられるこのテーブルを置くだけで、自宅の庭やテラスをワンランク上の空間に見せてくれるでしょう。

出典:NU PLACE公式サイト https://x.gd/MaLal
青山ガーデン タリナ カウンターテーブル
青山ガーデンの「タリナ カウンターテーブル」は、洗練されたデザインの人工ラタン製ガーデンテーブルです。
人工ラタンの落ち着いた色合いが幅広い自然にマッチし、家族だけで楽しむプライベートバーのような特別な気分を味わえます。

出典:青山ガーデン公式サイト https://aoyama-garden.com/shop/g/g25235000/
LOWYA 折りたたみテーブル
LOWYAの「折りたたみテーブル」は、つなぎ部分に使用されているクロス状の本革が可愛らしい雰囲気を演出しているガーデンテーブルです。
天板は丸めて収納できる構造になっているため、ちょっとしたアウトドアに持ち運びたいときに適しています。
ただし、本革を使用している性質上、常時外置きはできないので注意してください。

出典:LOWYA公式サイト https://www.low-ya.com/goods/S55X3
みうらラタン コライユ カフェテーブル
みうらラタンの「コライユ カフェテーブル」は、ゆるやかなカーブのデザインが上品な人工ラタン製のガーデンテーブルです。
天板がアジロ編みという美しさを保つ技法で作られているため、長期間にわたって庭やテラスを上質な空間にしてくれます。

出典:みうらラタン公式サイト https://www.miurarattan.co.jp/item/mrj-080/
まとめ
今回は、おしゃれで快適な屋外空間をつくるためのガーデンテーブルの選び方や、素材ごとの特徴、おすすめ商品などを詳しくご紹介しました。
ガーデンテーブルにはさまざまな種類がありますが、特に注目したいのは、耐久性と美しさを兼ね備えた木製ガーデンテーブルです。
通常の木材は雨や湿気に弱い点がネックですが、腐らない木材「アコヤ」を使用したガーデンテーブルであれば、屋外に出しっぱなしでも安心して使えます。
今回ご紹介したことを参考に、庭やテラスを上質な空間に変える、おしゃれなガーデンテーブルを取り入れてみてください。
マルゲリータの公式サイトでは、今回ご紹介したガーデンテーブル以外にも、色々なおしゃれインテリアを多数ラインナップしています。お客様の使用実例もたくさん掲載されているので、おしゃれで実用的な家具の購入を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。