「リフォームで収納を増やしたい、でも費用は抑えたい」とお考えの方は多いのではないでしょうか。
理想の実現と価格は反比例することが多いのですが、理想の収納に近づけながら、費用を抑えることは可能です。
今回の記事では、リフォームで収納を増やす方法や、造作工事と既製品の違い、マンションや狭い部屋で収納を計画する際のポイントについて詳しくご紹介します。
また、記事の後半では、壁面収納やデスク、間仕切りなど、収納棚のさまざまな活用事例もご紹介します。
収納リフォームを検討している方は、ぜひ参考になさってください。
リフォームで収納を増やす方法
収納スペースを広げようと、リフォームを検討している方がいらっしゃると思います。
まずは、リフォームで収納を増やす主な方法と、それぞれの特徴を確認していきましょう。
既存スペースを活用して収納量を増やす
リフォームで収納を増やす方法の一つが、デッドスペースの活用です。
階段下や廊下の壁面、洗濯機の上、カウンター下など、使い切れていない空間を収納に活かせば、居住スペースを大きく減らさずに収納量を増やせます。
新たに収納スペースを設ける際は、住まいの中に活用できていない空間がないか確認し、限られたスペースを無駄なく使うことを意識しましょう。
壁面収納で収納力と見た目を両立する
リフォームで収納量を大きく増やしたい場合は、壁面を広く使って収納スペースを確保する方法がおすすめです。
例えば、リビングの壁一面に収納を設ければ、本や書類、日用品などを一か所にまとめられます。
オープン棚と扉付き収納を組み合わせ、見せるものと隠したいものを分けることで、空間をすっきり見せることも可能です。
収納するものに合わせた計画を立てる
収納リフォームには、クローゼットやパントリー、玄関収納など、場所や用途に応じたさまざまな方法があります。
まずは何をどこに収納したいのかを整理することが大切です。
本や衣類、日用品など、収納するものによって必要な容量や奥行きは異なります。
また、家族構成やライフスタイルの変化によって、将来は収納するものや使い方が変わる可能性もあります。
リフォームを検討する場合は現在の持ちものだけで判断せず、長く使うことも考えて収納計画を立てましょう。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_1014/
造作工事のリフォームと既製品の購入はどちらがいいのか?
収納を増やす方法には、造作工事のリフォームのほか、一般的な既製品を取り入れたり既製品をオーダー加工したりする方法があります。
ここでは、それぞれの特徴について詳しくご紹介します。
造作工事は空間に合わせて自由に設計できる
造作工事による収納リフォームは、部屋の広さや壁の形状、収納したいものに合わせて、一から設計できる点が特徴です。
奥行きや棚の高さ、扉のデザインなどを細かく決められるため、収納するものや使い方に合わせた設計が可能です。
柱の出っ張りや天井の高さ、階段下など、既製品では合わせにくい場所にも、空間の形状に応じた収納を設計しやすいでしょう。
ただし、設計や施工が必要になるため、既製品に比べて費用や工期がかかる点には注意しましょう。
既製品は手軽で移動や買い替えにも対応しやすい
一般的な既製品は、工事を伴わないケースも多いため、造作工事によるリフォームに比べて費用を抑えやすい傾向があります。
また、デザインや使い勝手などを展示されているものなどで確認したうえで選べるほか、引っ越しなどでの移動や買い替えを検討しやすい点も特徴です。
一方で、基本的には規格サイズから選ぶため、設置場所によってはすき間が生じたり、空間を十分に活用できなかったりする場合があります。
設置する際は、家具そのものの寸法だけでなく、扉の開閉や通路幅なども確認し、生活動線を妨げないサイズを選ぶことが大切です。
既製品のオーダー加工は費用と自由度のバランスがよい
一から造作工事でリフォームするほどの自由度が必要ない場合は、既製品のオーダー加工を検討するのも一つの方法です。
既製品をベースに、高さや幅、奥行きなどを調整できる商品であれば、設置する空間に合わせやすくなります。
また、一から設計・施工するリフォームと比べて、費用や工期を抑えやすい点も特徴です。
さらに、細かな仕様変更ができる商品なら、梁や柱などの出っ張りやエアコン、窓の位置などに合わせて調整できる場合もあります。
対応可能な寸法や加工の種類は商品・メーカーによって異なるため、設置場所の寸法や収納したいものを確認したうえで、希望する加工に対応できるか確認しておきましょう。
予算・住まい方・収納したいもので選ぶことが重要
造作工事によるリフォーム、既製品、既製品のオーダー加工のどれを選ぶかは、費用だけでなく、収納するものや設置場所、今後の住まい方、引っ越しによる移動なども踏まえて検討することが大切です。
移動させたい場合、組み立て式にしておけば、買い替えることなく使い続けられるでしょう。
また、将来的な住み替えや家族構成、ライフスタイルの変化なども考慮し、多彩な使い方ができる収納にしておくと、長く活用できます。
それぞれの特徴を比較し、予算や工期も含めて、自宅に合った収納方法を選びましょう。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_725/
マンションの壁面収納リフォームの注意点
マンションで壁面収納リフォームを取り入れる場合は、戸建て住宅とは異なる注意点があります。
造作工事によるリフォームだけでなく、既製品やオーダー加工した家具を設置する場合も、壁への固定方法や搬入経路などを確認しておくことが大切です。
ここでは、マンションで壁面収納を取り入れる際に確認しておきたいポイントをご紹介します。
管理規約と工事の申請条件を事前に確認する
マンションで壁面収納リフォームを取り入れる際は、事前に管理規約や使用細則を確認しましょう。
造作工事などのリフォームを行う場合はもちろん、既製品やオーダー加工した家具を設置する場合も、壁や床への固定方法によっては注意が必要です。
また、工事や大型家具の搬入について、作業できる曜日・時間帯、エレベーターの使用条件、共用部分の養生方法などが定められている場合もあります。
あらかじめ管理規約を確認し、必要に応じて管理組合や管理会社へ問い合わせておきましょう。
壁の構造と下地を確認して安全に固定する
マンションで収納リフォームや大型壁面収納の設置を計画する場合は、壁の構造や下地を確認し、適切な方法で固定することが大切です。
マンションの壁にはコンクリートの構造壁や、軽量鉄骨・石膏ボードなどを使った間仕切り壁があり、壁の種類によって適した固定方法が異なります。
特に石膏ボードはビス止めだけでは固定できない場合が多いので、注意が必要です。
造作工事によるリフォームだけでなく、家具を金具などで壁に固定する場合も、事前に壁の構造や下地の位置を確認し、必要に応じて専門業者に相談したうえで適切な固定方法を選びましょう。
>> 本棚の転倒防止に関して
圧迫感を防ぐために奥行きと配置を工夫する
壁面収納リフォームは収納量を増やせる一方、奥行きや配置によっては部屋が狭く見えたり、生活動線を妨げたりすることがあります。
特にスペースが限られるマンションでは、収納量だけでなく、設置後の空間の使いやすさも考えて計画することが大切です。
奥行きは、収納するものに合わせて決めましょう。
書類や小物などを収納する場所は浅めに、本や家電などを置く場所は必要な奥行きを確保するなど、用途に応じて変えることで、空間を無駄なく活用できます。
また、全ての収納スペースを埋めるのではなく、一部にオープンなスペースや余白を設けることで、圧迫感を抑えやすくなります。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_1097/
狭い部屋を有効に活用できる収納リフォームとは
狭い部屋の収納リフォームでは、生活スペースが圧迫されないように工夫することが大切です。
ここでは、収納量と生活スペースを両立するためのアイデアをご紹介します。
収納リフォームは「床を空ける」ことを意識する
狭い部屋の収納リフォームでは、収納量を増やすだけでなく、床に置くものを減らし、生活に使えるスペースを確保することが大切です。
例えば、壁面収納や吊り戸棚で高さ方向を活用したり、ベッド下などの空いているスペースを収納に使ったりすれば、床面積を圧迫せずに収納量を増やしやすくなります。
なかでも壁面収納は、壁の高さを広く活かせるため、限られた床面積でも収納量を確保しやすい方法です。
間仕切り収納なら空間を区切りながら収納できる
間仕切り収納は、収納家具や造作棚を使って一つの部屋をゆるやかに分ける方法です。
たとえば、リビングの一角にワークスペースをつくる場合や、子どもの成長に合わせて個室のような空間を確保したい場合に役立ちます。
壁を新設するよりも圧迫感を抑えやすく、棚の両側から使える設計にすれば、限られた面積でも収納力を確保できます。
背板のないオープンタイプや、上部にすき間を設けたデザインを選ぶと、光や風を通しやすくなる点もメリットです。
デスク付き収納は在宅ワークや学習スペースに便利
限られた空間に作業場所を確保したい場合は、収納棚とデスクを一体にする方法があります。
リビングや寝室などの壁面を活用すれば、在宅ワークや子どもの学習、趣味などに使えるスペースを設けられます。
デスクの周囲に書類や文房具、パソコン周辺機器、学用品などを収納できるため、作業する場所と必要なものの収納場所を一か所にまとめられるのもメリットです。
複数用途の収納は暮らしに合う機能を絞ることが重要
収納に間仕切りやデスク、ベンチ、ベッドなどの機能を組み合わせれば、限られたスペースを有効に活用できます。
ただし、機能を増やしすぎると、収納が使いにくくなったり、部屋に圧迫感が出たりするケースもあります。
まずは、その部屋で困っていることが何なのかを整理しましょう。
「収納が足りない」「作業場所がない」「空間を分けたい」などの困りごとを明確にし、目的を確認したうえで、必要な機能を優先して取り入れることが大切です。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_825/
アイデアいっぱいのおすすめ収納棚活用方法をご紹介
マルゲリータの収納棚は、省スペースで大容量の収納が可能です。
さらに、ものをしまうだけでなく、デスクと組み合わせたり、間仕切りとして使ったりするなど、工夫次第でさまざまな使い方ができます。
さらに、オーダー加工も可能で設置場所にぴったりおさまります。
転倒防止策もさまざまな形があるので、壁面や天井の状況に応じて選ぶことができます。
ここからは、収納棚を有効に活用しているマルゲリータの事例をご紹介します。
収納リフォームを検討する際の、収納の配置や使い方のアイデアとしてぜひ参考にしてください。
おすすめ収納棚活用方法①
こちらは、リビングと可動間仕切りでつながる小部屋を、オーディオルームとして活用している事例です。
「Shelf ロータイプ本棚」と「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」を連結し、約500枚のLPレコードやCD、2台のターンテーブルをまとめて収納しています。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_1090/
ターンテーブルを置く部分は上部を開け、機器のサイズや使い方に合わせた構成にしています。
収納するものだけでなく、その場での使い方まで考えて壁面を活用している点が参考になります。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_1090/
おすすめ収納棚活用方法②
壁面収納の一部にワークスペースを組み込んだ事例です。
「Shelf カウンター付き本棚」と「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」を連結し、横に続く開口部を設けています。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_1089/
カウンターではパソコン作業ができ、周囲の棚には書籍や資料、小物などを収納できます。
さらに必要に応じてボックスを取り入れ、視覚的な情報量を減らすよう工夫されています。
収納と作業スペースを一つの壁面にまとめたい場合に参考になる使い方です。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_1089/
おすすめ収納棚活用方法③
収納量を確保しながら圧迫感を抑えたい場合は、棚の奥行きを変える方法もあります。
こちらのライブラリーでは、下から奥行350mm、250mm、180mmと、3種類の「Shelf 壁一面の本棚」を組み合わせています。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_1091/
下部には奥行きのあるもの、上部には薄い本など、収納物に合わせて使い分けられるのがポイントです。
壁面収納だからといって全体を同じ奥行きにせず、収納するものや空間に合わせて調整するアイデアが参考になります。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_1091/
おすすめ収納棚活用方法④
5匹の猫と暮らすご家庭では、「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」に収納以外の機能も取り入れています。
最下段に猫用トイレを置くスペースを設け、その上に本棚を配置。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_1088/
棚の一部は、猫が上部へ移動するためのステップとしても使われています。
本や小物、写真、日用品を収納しながら、ペットとの暮らしに必要な機能も一つの壁面に集約しています。家族の暮らし方に合わせて収納棚の役割を考えた事例です。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_1088/
おすすめ収納棚活用方法⑤
リビングに「Shelf デスク付き本棚」を設置し、2人のお子さんが並んで使える学習スペースをつくっています。
教科書や絵本、学習道具は本棚部分にまとめ、子ども自身が手に取りやすい位置に収納されています。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_1085/
学用品の収納とデスクを近づけることで、机の上にものを置きすぎず、広い作業面を確保できるのもポイントです。
リビングの一角に、学習と収納の場所をまとめる際に参考になる事例です。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_1085/
おすすめ収納棚活用方法⑥
親子で共有できる場所をつくるなら、収納とカウンターを一体にする方法もあります。
こちらは「Shelf カウンター付き本棚」と「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」を組み合わせ、親子が並んで使えるスペースを設けた事例です。

棚にはコミックや文庫本、図鑑、資料などを収納し、最下段にはキャスター付き収納ボックスを配置。
家族の本や道具と作業場所を一つの壁面にまとめ、共有スペースとして活用しています。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_1087/
おすすめ収納棚活用方法⑦
リビングの壁面に、2台の「Shelf 開口部のある本棚」を連結しています。
一方の開口部には大型テレビ、もう一方にはLPレコードのターンテーブルを置き、周囲には書籍やレコード、アートなどを収納・展示しています。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_1079/
本棚、テレビボード、オーディオ機器などをそれぞれ独立して置くのではなく、一つの壁面にまとめているのが特徴的です。
開口部を取り入れることで、収納以外の機能も壁面に組み込めます。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_1079/
おすすめ収納棚活用方法⑧
収納棚は、部屋を分ける間仕切りとして活用することもできます。
こちらは、お子さんの成長に合わせて一室を2つの個室に分けるため、2台の「Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm」を互い違いに配置した事例です。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_1081/
それぞれに背面板を設け、両側の部屋から本棚として使える構成にすることで、空間を分けながら収納量も確保しています。
収納を増やすだけでなく、空間を区切る役割も持たせた活用方法です。

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_1081/
まとめ
リフォームで収納を増やす際は、収納量だけでなく、収納するものや使う場所、生活スペースとのバランスを考えて計画することが大切です。
収納を増やす方法には、造作工事によるリフォームのほか、既製品やオーダー加工した家具を取り入れる方法もあります。
それぞれの特徴を比較しながら、予算や住まい方、将来の変化も踏まえて、自宅に合った方法を選びましょう。
マルゲリータの公式サイトでは、記事の中でご紹介したもの以外にも、壁面収納や収納棚を暮らしに合わせて活用した事例を多数掲載しています。
収納リフォームを検討している方や、限られた空間を有効活用したい方は、ぜひチェックしてみてください。














