Shelf

本棚の転倒防止に関して

「Shelf 壁一面の本棚」を設置する場合の転倒防止策についてご紹介いたします。

本棚の設置に関して、地震での転倒に備え本棚は原則壁に固定されることをお薦めします。但し賃貸住宅にお住いのお客様で壁に固定することが難しい場合はフィラー板により壁に孔をあけずに各縦板を天井まで伸ばして回転を防ぐ方法もあります。

転防止補助金物
転倒防止金具が付属しています。 】

プラスターボード(石膏ボード)用および木(合板)用の「転倒防止金具」が標準で付属しています。コンクリートの場合はプロダクト購入時に備考欄にてお知らせください。無料でお送りします。

付属の「転倒防止金具」について

1. 壁に固定

L字型金物による壁への固定

L字型金物を使って壁に固定する場合は本棚の最上段の横板と壁面を留めてください。

合板下地の場合

この場合は特に何もなくそのままL字型金物と本棚の最上段横板を2箇所留めてください。

合板下地の場合

プラスターボード(石膏ボード)+下地(縦胴縁)の場合

壁下地探しセンサーを使って壁の下地の位置を探ります。

次にそこを手で叩いてみて他の場所との違いを確認します。

更にそこに千枚通しを刺してみて下地の確認をします。

木造戸建て住宅の場合は下地が木製の場合が多いです。その場合は同梱のビスを使ってL字型金物で固定します。

マンション等の鉄筋コンクリートの場合は下地が軽鉄製(LGS)の場合が多いです。その場合はドリルビスという先端が軽鉄に食い込みやすい形状のビスを使ってください。

プラスターボード(石膏ボード)+下地(縦胴縁)の場合

プラスターボード(石膏ボード)+GLボンドの場合

最近のプラスターボード(石膏ボード)の施工はこのGLボンドという石膏系接着剤を使うケースが多いです。GLボンドの位置は壁下地探しセンサーで分かりますがその上下を手で叩いてみて空隙感があった場合は下地が通ってなくGLボンドであることが分かります。その場合はGLボンドの位置を避けてL字型金物を直接石膏ボードに留めてください。(GLボンドは硬化するとビスが打てません。)

プラスターボード(石膏ボード)+GLボンドの場合

その場合は同梱のボードアンカーを使います。まずL字型金物を固定しようとする場所に金物をあて孔の位置に鉛筆で軽くマークを付けます。そこに同梱のタッピングビスをねじ込み補助孔をあけたらビスを引き抜きそこにボードアンカーをねじ込みます。同様にして3か所の孔を開けたらそこにL字金物をあてがい本棚の横板とL字金物をビスで固定します。

コンクリート下地の場合

コンクリート打ち放し、またはコンクリートに直接クロスが貼ってある場合など、この場合には専用のコンクリートドリルが必要です。一般的に持ち合わせている工具ではないため専門の方に依頼してください。

コンクリート下地の場合
2. 壁に孔をあけないで固定

フィラー板による固定

壁に孔が開けられない場合は専用のフィラー板を使い天井もしくは梁下まで目一杯縦材を立ち上げます。これにより天井に突っ張る形になるので前面に倒れにくくなります。(フィラー板を取り付けるために予め縦材の端部に専用金物を埋め込んでおく必要があるため既存の本棚には適用できません。)

地震での転倒に備え本棚は原則壁に固定されることをお薦めしていますが、賃貸住宅にお住いのお客様で壁に固定することが難しい場合はこちらの方法をご案内しています。

  • フィラー板を挿入前

    ▲フィラー板を挿入前

  • 縦材に予め埋め込まれた専用金物

    ▲縦材に予め埋め込まれた専用金物

  • フィラー板を挿入する様子

    ▲フィラー板を挿入する様子

  • フィラー板を挿入後

    ▲フィラー板を挿入後

フィラー板を挿入する手順

設置予定場所の天井の高さを計測ください。

フィラー板を挿入する手順1

発注の際フィラー板取り付けの旨を明記ください。

本棚が届き組み立てが完了しおおよその内容物が入った状態で再度本棚の天端と天井の距離を測ってその数値をご連絡ください。

フィラー板を挿入する手順3

ご連絡いただいた寸法に合わせて作成されたフィラー板を本棚と天井の間に挿入してください。

フィラー板を挿入する手順4

既にご購入いただいているお客様で天井までの隙間を埋めたいと考えているお客様については、ご相談ください。

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壁面を天井まで最大限に活用できるシンプルで丈夫な本棚。エコ素材を採用しDIYと比較しても遜色のないコストパフォーマンスのブックシェルフシリーズ。

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