ウォールシェルフをおしゃれに リビングやキッチンで活躍するアイテムをご紹介

ウォールシェルフをおしゃれに リビングやキッチンで活躍するアイテムをご紹介

家の中で「収納は欲しいけれど、置き家具だと圧迫感がある」「生活感を抑えてすっきり見せたい」と感じることは少なくありません。
限られた空間をどう活用しながら、おしゃれな雰囲気を保つかは、多くの住まいに共通する課題でしょう。

その解決策として注目されているのが「ウォールシェルフ」です。
壁面を使うことで省スペースで収納やディスプレイができ、リビングやキッチンをすっきりと整えるだけでなく、空間全体の印象を高めてくれます。

そこでこの記事では、ウォールシェルフの特徴や活躍する場所を整理したうえで、おしゃれな実例や賃貸でも使えるタイプ、大容量収納としての活用方法までご紹介します。
インテリアをもっと快適に、もっと美しくしたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

ウォールシェルフとは

ウォールシェルフとは、壁に取り付けて使う棚を指します。
壁面を有効活用できるため、省スペースでありながら収納力やディスプレイ性を高められるのが大きな魅力です。

ウォールシェルフをおしゃれに リビングやキッチンで活躍するアイテムをご紹介

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_712/

サイズや素材、デザインのバリエーションも豊富で、ちょっとした小物置きから、本格的な壁面収納まで幅広く対応できます。
壁に棚を設けるだけで、部屋全体がすっきり見え、インテリアのアクセントにもなるため、近年では人気が高まっています。

ウォールシェルフが活躍する場所

ウォールシェルフは、リビングやキッチンはもちろん、寝室や玄関など、住まいのさまざまな場所で活躍します。
リビングでは、本や雑貨を飾りながら収納でき、部屋全体におしゃれな雰囲気をプラスしてくれます。

キッチンでは、調味料やカップをすぐ手に取れる位置に置くことで、作業効率を高めつつカフェ風のインテリアを楽しめます。
そして寝室なら、お気に入りの本や写真を並べて、リラックスできる空間に仕上がるでしょう。

玄関では、鍵や小物をまとめて置くことで、出入りの動線をスムーズに整えられます。
このように、ウォールシェルフは住まいのさまざまな場所において、「収納」と「見せるインテリア」の両方を叶えられる便利なアイテムです。

ウォールシェルフをおしゃれなインテリアにする製品

ウォールシェルフは、収納としてだけでなく空間を彩るインテリアアイテムとしても活躍します。
選ぶデザインや設置の仕方によって、さまざまなテイストにアレンジでき、飾りたい雑貨や植物を引き立てることが可能です。

ここでは、実際に販売されているウォールシェルフを取り上げながら、おしゃれなインテリアとして取り入れるための参考例をご紹介します。

おしゃれなウォールシェルフ実例①

ニトリの「ウォールシェルフ 幅30cm」は、壁面に取り付けて小物や雑貨を置けるシンプルなアイテムです。
幅のバリエーションが30・45・60cmあり、設置場所に合わせてサイズを選べます。

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出典:ニトリ 公式サイト

上下どちらでも成立するデザインなので、好みに合わせて設置できます。
植物や写真立てなどを飾る用途にも使用され、壁面を有効に活用できるおしゃれなウォールシェルフです。

おしゃれなウォールシェルフ実例②

ニトリの「手軽なDIYができる2×4材棚受シングル」は、ウォールシェルフを壁に固定するための金具セットです。
木材(棚板)は別売りなので、好みに合う木材を選んでDIYができます。

ウォールシェルフをおしゃれに リビングやキッチンで活躍するアイテムをご紹介

出典:ニトリ 公式サイト

棚位置を決めてネジ止めする構造で、ネジ位置の計測や下穴加工を省ける設計です。
正面からネジ頭が見えにくく、おしゃれなデザインのウォールシェルフに仕上げられます。

おしゃれなウォールシェルフ実例③

北欧デンマークのブランドHAYの「Korpus Shelf」は、リサイクル可能なアルミ素材を使用した、おしゃれなウォールシェルフです。
軽量ながら丈夫で、複数のカラーが展開されており、空間に合わせて選べます。

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出典:HAY公式サイト

背面にあるスリットにより、壁に簡単に掛けられる仕様なので、リビングや寝室、玄関など幅広い場所で使用できます。
小物や書籍を置くほか、アクセサリーや雑貨のディスプレイにも使え、シンプルで機能的な北欧デザインを自宅に取り入れられます。

おしゃれなウォールシェルフ実例④

無印良品の「壁に付けられる家具箱」は、木材を使ったシンプルなウォールシェルフです。

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出典:無印良品 公式サイト

石膏ボードに簡単に取り付け可能で、外した場合に跡も目立ちにくい仕様になっています。
縦横どちらの向きでも使えるため、小物や本、植物などを飾ったり、玄関やキッチンの収納スペースにしたりと、柔軟に使えます。

おしゃれなウォールシェルフ実例⑤

greenicheが取り扱う「String System BASIC WALL DESK」は、白を基調としたデザインの、北欧発のシンプルなウォールシェルフです。

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出典:greeniche公式サイト

棚板やデスク天板を自由に組み合わせられるシステム構造のため、リビングやワークスペース、寝室など多様なシーンで活用できます。
壁面にすっきりと収まりつつ、必要に応じて棚を追加したり、レイアウトを変更したりできる柔軟性があり、空間に合わせて使い方を調整できます。

賃貸でもOKなウォールシェルフとは

賃貸住宅では壁に穴を開けられないケースが多いため、ウォールシェルフを設置する際に工夫が必要です。
ここでは、壁を傷つけず、おしゃれにウォールシェルフを取り付けられる、代表的な2つの方法をご紹介します。

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出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_717/

ピンフックタイプのウォールシェルフ

ピンフックタイプは、壁に細いピンを数本だけ打ち込んで固定する方式のウォールシェルフです。
外した際に画鋲程度の小さな穴しか残らず、退去時にも原状回復がしやすいため、賃貸住宅でも比較的手軽に導入できます。

取り付けも比較的簡単で、DIYに不慣れな方でも導入しやすい点が魅力です。
ただし、耐荷重には限界があるため、本や家電など重量のあるものを置くには適していません。

小物や雑貨、写真立て、観葉植物などをおしゃれにディスプレイする、あくまで軽い収納向けとして使うのがおすすめです。

突っ張りタイプのウォールシェルフ

突っ張りタイプのウォールシェルフは、床と天井の間にポールやフレームを突っ張り、その上に棚板を設置します。
壁を一切傷つけずに設置できるため、賃貸住宅でも導入しやすく、安定感のある収納スペースを作れます。

複数段の棚を設ければ、本や日用品、衣類収納などにも対応でき、収納力を大幅に高めることが可能です。
特に、リビングや寝室で「大容量収納を追加したいけれど壁に穴は開けられない」という場合に適しています。

ただし、天井や床の強度、設置面の水平さによって安定性が変わるため、信頼できるメーカーの製品を選ぶことが大切です。
また、定期的に突っ張り具合をチェックして緩みがないか確認することも、安全に長く使ううえで欠かせません。

大容量の大きめのウォールシェルフもおすすめ

限られた収納スペースをおしゃれに補いたいと考える方には、壁面全体を使った大容量のウォールシェルフもおすすめです。
壁そのものを収納に変えることで、床に家具を増やさずに収納力を確保でき、空間を有効活用できます。

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出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_869/

たとえば、こちらの「Shelf 壁一面の本棚」のようなグリッドデザインの大型シェルフであれば、見た目が整ってきれいに保たれた状態で、大容量収納を実現できます。
その際、すべての棚を埋めるのではなく、一部に余白を設けたり、雑貨や植物を配置したりすると、おしゃれでバランスの良いレイアウトに仕上がります。

また、大容量ウォールシェルフは本や書類だけでなく、日用品や趣味のアイテムまで幅広く収納できるため、家族のライフスタイルに合わせて柔軟に活用できます。
壁面に収納を集約することで、細々した収納家具を追加で買い足す必要がなくなり、部屋全体をすっきりと整えられる点も魅力です。

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出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_788/

「生活感を抑えておしゃれに整えたい方」「家具を増やさずに空間を広く使いたい方」は、ぜひ大容量のウォールシェルフを設置してみてはいかがでしょうか。

大容量のウォールシェルフの使用事例

ここからは、実際にマルゲリータの大容量のウォールシェルフを取り入れている、おしゃれなインテリア実例をご紹介します。
リビングや子供部屋、キッチンで機能的に活用する事例、さらには賃貸住宅で穴をあけずに設置できる工夫まで、さまざまなシーンでの活用方法を見ていきましょう。

リビングのウォールシェルフ使用事例

こちらは、マンションのリビングに「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」を大容量ウォールシェルフとして設置した事例です。

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出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_763/

上部にある梁を避けるために背面にL型加工を施し、梁を完全に覆って天井までぴったりと収まるデザインにすることで、壁面全体を無駄なく活用できています。
幅5コマのユニットを2台連結することで大容量収納を確保しつつ、引き出しボックスを組み合わせて見せない収納も実現しました。

書籍や雑貨を飾る見せる収納と両立させ、ウォールシェルフならではの機能性とおしゃれさを兼ね備えた空間が完成しました。

子供部屋のウォールシェルフ使用事例

こちらは、戸建て住宅の子供部屋に、「Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm」を大容量ウォールシェルフとして設置した事例です。
7コマタイプを2台連結し、壁一面に広がる14列の収納を実現しました。

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出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_965/

ウォールシェルフの前には3人きょうだいそれぞれの勉強机を並べ、学習環境と収納を一体化しています。
机と本棚を分離して配置することで、将来的に机の位置を自由に変えられる柔軟性も確保しました。

本棚は中央の小窓を避けて設置されており、圧迫感を与えないバランスの取れたレイアウトになっています。
大量の書籍をすっきりとおしゃれに収めながらも、子供部屋らしい開放感を保つウォールシェルフの好例です。

キッチンのウォールシェルフ使用事例

こちらは、シェアハウスのキッチンとラウンジを仕切る形で、「Shelf カウンター付き本棚」をウォールシェルフとして導入した事例です。

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出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_279/

カウンター部分はキッチン側に向けられ、炊飯器やトースターを置く作業台として機能しています。
ラウンジ側はフラットな棚として、食器や小物を収納できるようになっています。

オープン棚と専用カセットを組み合わせることで、出し入れがスムーズになり、共同生活に適した合理的な収納環境を実現しました。
大容量ウォールシェルフが間仕切りを兼ねることで、キッチンとラウンジが緩やかにつながり、使い勝手とおしゃれなインテリア性が両立した空間になっています。

賃貸で壁に穴を開けないウォールシェルフ使用事例

こちらは、賃貸マンションのリビングに「Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm」をウォールシェルフとして設置した事例です。

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出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_574/

賃貸住宅では「壁に穴を開けたくない」というニーズが多くありますが、本件では天井との隙間にフィラー板を差し込む方法を採用しました。
梁型を避けたオーダー加工と組み合わせることで、賃貸でも天井までぴったり収まる、おしゃれな大容量ウォールシェルフが実現できています。

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出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_574/

フィラー板によって転倒防止効果も高まり、壁を傷つけることなく安心して設置できる点が大きなメリットです。
賃貸住宅でも活用できる、機能性とおしゃれさを兼ね備えた収納事例として非常に参考になります。

ワークスペースを兼ねるウォールシェルフ使用事例

こちらは、戸建て住宅のリビングの壁一面に、「Shelf カウンター付き本棚」をウォールシェルフとして2台設置した事例です。

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出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_959/

窓の高さに合わせて棚段を調整するオーダー加工を施し、奥様のワークスペースとして快適に利用できる環境を実現しました。
スタンドや小物を置くスペースも確保され、作業と家族の見守りが両立しています。

隣には2人のお子様が一緒に使えるカウンター付き本棚を配置し、それぞれの収納を分けつつ上部の棚を共有する形で活用されています。
親子が並んで机に向かえるレイアウトは、ウォールシェルフならではの大容量収納と学習スペースを兼ね備えた好例です。

まとめ

今回は、ウォールシェルフの基本から、おしゃれに見せる製品実例、賃貸でも使える設置方法、そして大容量タイプの活用事例まで幅広くご紹介しました。
ウォールシェルフは、リビングやキッチンなど多様な空間で活用でき、収納力を高めながらインテリアとしても魅力を演出できます。

特に大容量タイプのウォールシェルフは、床面積を圧迫せずに収納を集約でき、限られた住空間をすっきりと整える効果があります。
また、賃貸住宅でも突っ張りタイプやフィラー板を用いることで、壁に穴をあけずに設置できる方法もあり、幅広い住環境に対応可能です。

今回ご紹介した事例を参考に、ご自身の暮らしに合ったウォールシェルフの取り入れ方を検討してみてはいかがでしょうか。
機能性とデザイン性を両立させた収納を選ぶことで、毎日の暮らしがより快適でおしゃれに整うはずです。

マルゲリータの公式サイトでは、記事の中でご紹介した大容量ウォールシェルフ以外にも、色々な種類のおしゃれ家具が多数ラインナップされています。お客様の使用実例も多数掲載されているので、おしゃれで実用的な家具の購入を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。