「マンションの収納が足りないけれど、リフォームするのは抵抗がある…」
「できれば費用を抑えながら、効率よく収納を増やしたい」
マンションでは専有面積に限りがあるため、このように収納不足に悩むケースは多いのではないでしょうか。
収納の増やし方には大がかりなリフォーム以外に、工夫次第で解決できる方法もあります。
この記事では、マンションの収納を増やす具体的な方法から費用相場、コストを抑えるポイントまで分かりやすく整理しています。
限られた空間でも無理なく収納を増やしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
マンションの収納をリフォームで増やす場合のアイデア
マンションの収納をリフォームで増やす方法は、大きく以下の3つに分けられます。
- 壁面収納の設置で居住スペースと収納を両立する
- デッドスペースを活かして収納量を増やす
- 間取り変更で大容量クローゼットを新設する
収納量の増やし方によって、費用や工事の範囲、使い勝手は大きく変わります。
まずは、代表的な収納リフォームアイデアについて整理しておきましょう。
なお、いずれの方法もマンションの管理規約に触れる可能性があるため、事前の確認が必須です。
壁面収納の設置で居住スペースと収納を両立する
マンションの壁面に収納を増設するリフォームは、生活スペースへの影響を抑えながら収納量を増やせる方法です。
特に奥行き300mm前後の薄型収納を選んだり、テレビボードやデスクなど、他の家具と一体化させたりすると、空間に限りのあるマンションでも生活動線を遮りにくいでしょう。
また、壁面収納は天井まで高さ2,200〜2,400mm程度をフル活用できます。
そのため、一般的な置き家具よりも収納量が増えるケースも珍しくありません。
デッドスペースを活かして収納量を増やす
マンションリフォームで居住スペースを減らすことなく収納を増やすには、デッドスペースの活用が欠かせません。
例えば、窓下の低い位置に奥行き300〜350mm程度の棚を設置すると、空間の抜け感を保ちながら本や日用品をまとめて収納できます。
また、壁一面に高さ2,000mm前後の棚を設けることで、リビングや廊下に分散していた物を一箇所に集約できるので、生活動線がすっきりと整うでしょう。

出典:マルゲリータ公式サイトhttps://www.margherita.jp/user/file_881/
間取り変更で大容量クローゼットを新設する
間取り変更による収納拡張は、大がかりなマンションの収納リフォーム方法です。
既存の壁を取り払い、間取りを一新することで大容量収納も確保できます。
代表例として挙げられるのが、ウォークインクローゼットやファミリークローゼットの新設です。
3〜4畳程度のスペースを確保できれば、家族4人分の衣類を一箇所に集約できます。
また、玄関まわりにシューズインクローゼットを設置するのも人気です。
ベビーカーやアウトドア用品など、大型のアイテムもまとめて収納できるので、生活動線が整いやすいでしょう。
ただし、間取り変更は費用が高額になりやすいリフォーム方法でもあります。
中には100万円以上の高額な費用がかかるケースもあるため、予算とのバランスをとることが必要です。
収納をリフォームで増やす場合の種類別の費用相場
代表的なリフォームの費用目安は、以下の表の通りです。
| リフォームの内容 | 一般的な費用相場 | 特徴 |
| 壁面収納(既製品) | 10万〜40万円 | 規格サイズの収納を設置 |
| 壁面収納(造作) | 20万〜100万円以上 | 現地寸法に合わせて造作 |
| 床下収納(後付け) | 5万〜20万円 | 床に開口部を設けて収納を追加 |
| 小上がり収納 | 20万〜50万円 | 床を200〜300mm程度かさ上げ |
| クローゼット変更 | 15万〜30万円 | 押入れをクローゼット化 |
| ウォークインクローゼット新設・拡張 | 30万〜150万円 | 壁撤去・新設を伴う場合あり |
| シューズクローク | 30万〜60万円 | 土間・壁工事を伴う場合あり |
マンション収納のリフォーム費用相場は、工事の規模や施工方法によって大きく異なります。
どのリフォーム方法を選ぶかによって数十万円の差が出るケースも少なくないため、事前に相場を把握しておくことが重要です。
壁面収納の設置にかかる費用相場(既製品・造作)
マンションに壁面収納を増設するリフォーム費用は、設置する収納が既製品か造作かで大きく異なります。
一般的なユニット収納であれば、幅1.8m前後で10万〜40万円程度が目安です。
一方、壁に埋め込むタイプの収納や造作家具になると、施工費や材料費が加算されるため100万円以上かかる場合もあります。
また施工方法以外にも、扉や引き出しの有無、照明などの追加によっても費用が変動するケースも多いので注意しましょう。

出典:マルゲリータ公式サイトhttps://www.margherita.jp/user/file_1048/
床工事を伴う収納リフォームの費用相場(床下・小上がり)
マンションの床下を活用した収納リフォームは、工程数や造作の有無によって費用相場に差が出る方法です。
既存床に既製品の収納庫を後付けするだけであれば、5万〜20万円程度で導入できます。
一方、小上がり収納になると、床をかさ上げしたり収納を造作したりする必要があるため、費用は20万〜50万円程度に上がります。
間取り変更を伴うクローゼット拡張の予算
マンションの収納リフォームの中でも、間取り変更は費用が高くなる傾向があります。
押し入れからクローゼットへの変更であれば、15万〜30万円程度が目安です。
一方、ウォークインクローゼットの新設や拡張では、30万〜150万円程度かかる場合があります。
また、シューズインクローゼットの設置では30万〜60万円程度が一般的です。
また間取り変更はリフォームの工期が長引きやすいのも特徴です。
収納量は大幅に増えますが、コストと工期の負担は増えやすいでしょう。
マンションの収納リフォームの費用を抑える工夫
マンションでは構造や管理規約の制約もあるため、収納リフォームの費用を抑えるためには「大規模な工事を避けつつ収納力を高める」という視点が欠かせません。
ここでは、費用を抑えながら収納リフォームを行う具体的な方法を整理します。
既存の設備を活かした表層リフォームで工事費を抑える
マンションリフォームで収納を増やす場合、既存構造を活かすことで費用を抑えられます。
特に壁や床を解体しない表層リフォームであれば、工事費の大部分を削減できるケースも少なくありません。
例えば、押し入れをクローゼット化する場合でも、既存の枠を活かしたまま、内部に棚やハンガーパイプを追加する方法であれば、数万円程度で施工できるケースがあります。
また、アルコーブや使用していない壁面に設置できる棚や収納家具を組み合わせれば、大がかりな工事なしに収納力を改善できるでしょう。
マンションで費用を抑えて収納を増やす場合、大規模工事よりも既存活用の視点が有効といえます。
既製品などを活用して部材費を抑える
既製品やDIYキットを活用すると、家具そのものの費用を抑えながらマンション収納を増やせます。
造作家具は空間に合った寸法で製作されるため、スペースを無駄なく活用できますが、設計費や加工費が発生し費用が高騰しがちです。
一方で既製品であれば、規格サイズで量産されているため、同等サイズでも費用を抑えやすくなります。
また、簡易的な組み立て家具を活用すると、大がかりな工事を行わずに収納量を増やせるでしょう。
「どこを工事するか」と「何を使うか」を分けて考えることが重要です。
収納場所の集約で無駄な工事を減らす
マンションの収納リフォームでは、収納を一箇所に集約することで、施工範囲を抑えられます。
例えば、リビングや廊下の生活動線の中に壁一面を利用した収納を採用すると、書籍や日用品、子供のおもちゃなどを効率よく収納できるでしょう。
一方で、収納場所を分散させると、工事箇所が増えて費用が上がりやすくなるので注意が必要です。

出典:マルゲリータ公式サイトhttps://www.margherita.jp/user/file_947/
大容量収納ながらも費用を抑えるなら既製品の収納家具がおすすめ
マンションリフォームで費用を抑えて大容量の収納を実現するのであれば、既製品の収納家具を採用するという選択肢が有効です。
既製品の家具は、10万円程度から購入することができ、設置場所や設置方法を工夫することで、造作家具よりも数十万円単位で費用を削減できる可能性があります。
壁や天井との隙間を板材で埋めたり、一部オーダーメイド加工ができたりするものを選べば、造り付けのように空間に馴染む仕上がりにすることも可能です。
壁を壊す必要がないため、マンション特有の管理規約の制約を受けにくいうえ、施工も短期間で完了するケースが多いのも特徴といえます。
また、既製品をベースとした収納は固定方法を工夫することで、将来的な移動や撤去にも対応しやすくなります。
間取り変更を伴うリフォームに比べ、ライフスタイルの変化に柔軟に対応できるでしょう。

出典:マルゲリータ公式サイトhttps://www.margherita.jp/user/file_618/
狭い部屋やマンションの収納家具設置実例
狭い部屋やマンションでも、家具の配置や選び方を工夫することで、収納量と使いやすさを両立できます。
ここでは、限られた空間を有効活用しながら、すっきりと暮らせる収納の実例をご紹介します。
事例①:窓下のスペースを活かした腰棚の設置

出典:マルゲリータ公式サイトhttps://www.margherita.jp/user/file_881/
窓の下に高さを抑えて「Shelf ロータイプ本棚」を設置することで、採光や外への視線を遮らずに収納量を増やした事例です。
奥行きを300mm前後に抑えることで圧迫感を軽減しつつ、本や日用品、小物類をまとめて収納しています。
腰の高さに揃えることで空間に水平ラインが生まれ、部屋全体がすっきりと見えやすくなっている点も印象的です。
限られた面積の中で収納を増やしたいマンションに適した方法といえます。
事例②:テレビ台と一体化した壁面収納

出典:マルゲリータ公式サイトhttps://www.margherita.jp/user/file_988/
こちらは、リビングの壁一面に「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」と「Shelf スリム本棚」を設置し、テレビボードと大型収納を一体化させた事例です。
天井高いっぱいの2,200〜2,400mm程度まで収納として活用することで、床面積を増やさずに収納量を確保しています。
また収納とテレビ台を分けて配置する必要がないため、家具の配置がシンプルになり、生活動線も整理されているのが分かるでしょう。
収納量の確保と空間の統一感を両立させたい場合に、有効なレイアウトです。
事例③:兄弟で使えるカウンター付き本棚

出典:マルゲリータ公式サイトhttps://www.margherita.jp/user/file_825/
こちらの事例では、リビングの一角に、複数人で使えるよう「Shelf カウンター付き本棚」を組み合わせて設置しています。
収納とデスク機能を一体化させることで、それぞれの学習スペースを確保しながら本や教材などの大量の収納物をまとめて管理できます。
各セルの奥行きや高さを揃えることで整然とした印象になるため、大型の棚でも空間の一部として自然に馴染んでいるのが特徴的です。
限られたスペースの中で機能を集約したい場合に適した方法といえます。
事例④:可動棚で空間を仕切る収納

出典:マルゲリータ公式サイトhttps://www.margherita.jp/user/file_886/
書斎に設置した「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」「Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm」のうち、一部を可動式にして必要に応じて空間を仕切れるようにした事例です。
あえて壁に固定せず、下部にキャスターを設置することで、必要に応じて空間の使い方を変えられる点が特徴といえます。
収納としての機能を持たせながら、一つの空間をゆるやかに分ける間仕切りとしての役割を兼ねさせ、圧迫感を抑えつつ用途を増やすことに成功しています。
マンションの限られた空間を柔軟に使った事例といえるでしょう。
事例⑤:本棚で寝室と書斎をゆるやかに分ける

出典:マルゲリータ公式サイトhttps://www.margherita.jp/user/file_779/
こちらのお宅では、寝室の一角に「Shelf ロータイプ本棚 移動式」を配置し書斎スペースを確保しています。
壁を新設せず収納で区切る手法は、空間の広がりを保ちながら用途を分ける際に有効です。
本や資料を収納しつつ、作業スペースとの距離感を確保できるため、生活空間と仕事空間を緩やかに分離できます。
限られた部屋数でも複数の機能を持たせたい場合には、参考にすべき事例です。
事例⑥:廊下の壁面を活用した大容量収納

出典:マルゲリータ公式サイトhttps://www.margherita.jp/user/file_640/
マンションの廊下に「Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm」を設置し、通路として使われていた空間の一部を収納として活用した事例です。
マンションの廊下は人がすれ違える程度の幅が確保されているケースが多いため、200㎜の棚を設置しても極端に使い勝手が悪くなることはありません。
コンセントプレートを躱したり、巾木を避けたりとちょっとした工夫をすることで、設置面積をできるだけコンパクトにしながら収納を増やすことに成功しています。
部屋自体の圧迫感を抑えつつ、効率よく収納を確保したいマンションに適した方法です。
事例⑦:開口部のある本棚で空間に遊び心をプラス

出典:マルゲリータ公式サイトhttps://www.margherita.jp/user/file_828/
こちらの事例では「Shelf 開口部のある本棚」を壁面に設置し、収納を増やすと同時にヌックとしてのスペースも確保しています。
ヌックとは、北欧の建築様式の一つで、空間の隅や一部を活用した小さなくつろぎスペースのことです。
近年では日本の住宅でも取り入れられるケースが増えています。
開口部のある本棚は、収納としての役割を持ちながら、空間に奥行きや抜け感を生み出す構成です。
事例では、あえて空間に何も収納しないことで、内部に腰掛けたり本を手に取ったりできる居場所をつくっている点が印象的です。
また収納を増やすだけでなく、空間に遊び心や家族が自然と集まる場所を加えられる点も、このレイアウトの特徴の一つといえます。
まとめ
費用を抑えてマンションの収納を増やすためには、既存の構造や既製品の家具を活用し、大がかりなリフォームを避けることがポイントです。
施工方法や工程数によっては、数十万円単位の差が生じるケースもあるため、事前に費用目安を把握し、自分に合ったリフォーム計画を進めていきましょう。
マルゲリータのショールームでは、今回紹介した収納以外にも、色々なインテリアを多数ラインナップしています。
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