オフィスにおいて、空間を仕切れる間仕切り・パーテーションは、非常に便利なアイテムです。
しかし、間仕切り・パーテーションには種類が豊富にあるので、どのような基準で選べばよいかわからず、困っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、オフィスの間仕切り・パーテーションについて、設置するメリットや、種類ごとの特徴、おすすめ商品などを詳しく解説していきます。
オフィスでの間仕切り・パーテーション設置を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
Contents
- オフィスの間仕切りとは
- パーテーションとは
- オフィスに間仕切り・パーテーションを設置するメリット
- 自立型のオフィスの間仕切り・パーテーションの種類
- 防音性の高いおしゃれなオフィスの間仕切り
- 移動できない間仕切りと可動式間仕切りのメリット・デメリット
- おしゃれなオフィスの間仕切り・パーテーションのおすすめ商品6選
- おしゃれなオフィスの間仕切り① 間仕切りとしても使える移動式本棚 『マルゲリータ Shelf(シェルフ) ロータイプ本棚』
- おしゃれなオフィスの間仕切り② キャスター付きのコンパクトなパーテーション 『ニトリ キャスター付き軽量パーテーション(WH)』
- おしゃれなオフィスの間仕切り③ 形を変えられる半透明のパーテーション『積水マテリアル セキスイ折りたたみ式パーテーション』
- おしゃれなオフィスの間仕切り④ 一部が半透明になったパーテーション『カグクロ メラミン上部半透明ローパーテーション』
- おしゃれなオフィスの間仕切り⑤ ガラスと天然木を使ったパーテーション『WORC 140 Partition』
- おしゃれなオフィスの間仕切り⑥ グレーのデザインがおしゃれなパーテーション 『IKEA SIDORNA ルームディバイダ―』
- まとめ
- 自由で洗練された空間へ
オフィスの間仕切りとは
オフィスの間仕切りとは、仕事のスペースを仕切るために使う間仕切りのことです。
たとえば、間仕切りで区切って各社員の仕事ブースにしたり、来客が来た際の目隠しにしたりと、さまざまな用途があります。
オフィスの目隠しは、高さや機能、デザインなどが豊富に用意されているので、使用シーンに合わせて適切なものを選べば、より働きやすいオフィスを実現できるでしょう。
また、パネルタイプやカーテンタイプのものだけでなく、本棚などの収納家具を間仕切りとして使用するオフィスも多いです。
パーテーションとは
パーテーションとは、空間を仕切るために使われる衝立のことです。”Partition” という英単語が由来となっていて、「パーティション」と表記される場合もあります。
パーテーションは、広義においては間仕切り全般を指しますが、狭義においては、空間を仕切ることに特化した製品を指します。
そのため、たとえば仕事ブースを仕切る際、パネル状の板を使ったら「パーテーション」で、収納本棚などのオフィス家具を使ったら「間仕切り」と呼ばれることも多いです。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_347/
オフィスに間仕切り・パーテーションを設置するメリット
オフィスに間仕切り・パーテーションを設置すると、数多くのメリットを得られます。
ここでは、特に代表的な5種類のメリットについて、詳細を確認していきましょう。
メリット① 目的に合わせて空間を仕切れる
オフィスに間仕切り・パーテーションを設置する1つ目のメリットは、目的に合わせて空間を仕切れる点です。
たとえば大きな会議室の場合、大人数で使うには向いていますが、複数のグループで同時に使用すると、他のグループの存在が気になり、効率が落ちてしまいます。
そんなとき、間仕切りやパーテーションで空間を区切れば、それぞれの会議に集中できる空間が作れます。
これ以外にも、個人用の仕事ブースを作ったり、来客応対用のスペースを作ったりと、間仕切りを使えば、目的に応じた空間づくりが実現できます。
メリット② プライバシーを確保できる
オフィスに間仕切り・パーテーションを設置すると、プライバシーを確保できる点も大きなメリットです。
間仕切りを設置すると、周囲からの視線をカットできるので、わざわざ個室を新設しなくても、プライバシー性の高い空間を作り出せます。
そのため、たとえば1つの空間でも、一部に間仕切りを置いて社員の休憩スペースを作るなど、プライバシー性に強弱を付けられるようになります。
メリット③ 仕事に集中できる
オフィスに間仕切り・パーテーションがあると、仕事への集中度を高められる点もメリットです。
人間は周囲からの視線に敏感なので、隣や向かいの席に人がいると、視線が気になって集中が途切れてしまうことがあります。そんなとき、間仕切りで各席を仕切っておけば、視線を遮り、集中しやすい空間が作れるでしょう。
なお、デスクワーク時の集中力を高めるうえでは、背の低い間仕切りでも十分な効果が得られます。
メリット④ おしゃれなインテリアになる
オフィスで間仕切り・パーテーションを使うことには、おしゃれなインテリアになるメリットもあります。
一括りに間仕切りといっても、近年では色やデザインが豊富に展開されています。オフィスのレイアウトや雰囲気に合った間仕切りを採用すれば、何も置かない状態に比べて、おしゃれな印象を演出しやすくなるでしょう。
メリット⑤ 間仕切りを収納スペースにすることもできる
オフィスでは、収納家具を間仕切りとして使用することで、同時に収納スペースを確保できるメリットも得られます。
たとえば、壁面本棚を間仕切りとして使えば、資料や書籍を収納できる大容量の収納スペースが実現します。また、腰丈程度のロータイプの本棚であれば、仕事に必要な資料を厳選して収納しつつ、空間を適度に仕切れるでしょう。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_458/
自立型のオフィスの間仕切り・パーテーションの種類
ここでは、自立型のオフィスの間仕切り・パーテーションの種類について、詳しく確認していきます。
種類① 衝立タイプ
衝立タイプは、床の上に置いて使用する間仕切りです。
パネル状になっているものが多く、複数枚を並べて使用したり、屏風状に連結したものを広げて使用したりします。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/cavalletto/prt-01-q.html
種類② 卓上タイプ
卓上タイプは、机の上に設置して使用する、小型の間仕切りです。
デスクワーク時に集中力を高めたり、感染症を予防したりする目的で多く使用されます。
出典:カラフルBOX 楽天市場店 https://item.rakuten.co.jp/colorfulbox/330716/
種類③ キャスター付きタイプ
キャスター付きタイプは、底部に移動用のキャスターが付いている間仕切りです。
キャスターがあることで、必要に応じて場所を変えたり、収納したりできます。背の高いハイタイプからロータイプまでさまざまあるので、用途に合わせて選べるでしょう。
出典:オフィスコム 公式サイト https://www.office-com.jp/products/detail.php?product_id=332396&gclid
種類④ 収納棚タイプ
収納棚タイプは、空間を仕切る機能だけでなく、収納機能も付いている間仕切りです。
このタイプの間仕切りを利用すると、オフィスの収納スペースも拡張できるので、より働きやすい空間づくりが実現できるでしょう。
マルゲリータの収納本棚の場合、背板がないため、両側から収納を利用することができます。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_399/
防音性の高いおしゃれなオフィスの間仕切り
間仕切りの中には、防音性能と間仕切りという2つの機能を併せ持つ製品も存在します。
このような間仕切りを使用すると、オフィス空間を効果的に仕切れるだけでなく、会話が外部に漏れることを防いでくれます。そのため、ミーティングブースや応接用の空間など、さまざまなニーズに使えるでしょう。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/caimi/mitesco-set03.html
たとえば、マルゲリータの「caimi(カイミ)【SNOWSOUND(スノーサウンド)】」シリーズの間仕切りは、パネルの表層材を密度の異なる繊維で構成することで、高音域から低音域まで、さまざまな波長の音を効率よく吸収してくれます。
移動できない間仕切りと可動式間仕切りのメリット・デメリット
間仕切りの中には、移動できないタイプの間仕切りと、可動式の間仕切りが存在しますが、それぞれにメリット・デメリットが異なっています。そのため、ニーズに合わせて最適なものを選ぶことが大切です。
ここでは、工事を伴うもの、可動式、キャスター付きの移動式に分けて、それぞれのメリット・デメリットを比較していきましょう。
工事を伴う間仕切り・パーテーション
工事を伴う間仕切り・パーテーションは、設置後の安定度が高い点がメリットです。
工事によって、床面やデスクなどにしっかり固定されるので、万一地震が発生した場合でも安心できるでしょう。
その一方デメリットとしては、一度設置すると場所を移動させたり、撤去したりするのが難しい点が挙げられます。
半永久的に同じ場所で使い続けるならよいですが、用途に合わせてレイアウトを変えることがある場合は注意が必要です。
可動式の間仕切り・パーテーション
可動式の間仕切り・パーテーションは、設置場所を手軽に変えられる点がメリットです。そのため、必要に応じて出し入れする機会が多い場合は、使いやすい間仕切りだといえるでしょう。
その一方、可動式間仕切りは人がぶつかったり、地震が起きたりした際に倒れる可能性があるのがデメリットです。特に、薄いパネル状の可動式間仕切りは注意しましょう。
また、背の高いハイタイプの可動式間仕切りは、それなりの重量があるので、女性などが扱う際は、転んだり怪我をしたりしないように注意が必要です。
キャスター付きの移動式間仕切り・パーテーション
キャスター付きの移動式間仕切り・パーテーションは、可動式と同様に、簡単に設置場所を変えられる点がメリットです。
少し力を加えるだけで、底部のキャスターが転がってくれるので、力のない方でも簡単に動かすことができるでしょう。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_227/
おしゃれなオフィスの間仕切り・パーテーションのおすすめ商品6選
ここからは、オフィスにぜひ設置したい、おしゃれな間仕切り・パーテーションのおすすめ商品を厳選してご紹介します。
これからオフィスに間仕切りを設置しようか検討している方は、ぜひ参考にしてください。
おしゃれなオフィスの間仕切り① 間仕切りとしても使える移動式本棚 『マルゲリータ Shelf(シェルフ) ロータイプ本棚』
こちらは、間仕切りとしても使える、ロータイプの移動式本棚です。
高さが1~3コマの3タイプ、幅が5コマか7コマの2タイプから選べるので、オフィスでのニーズに合わせ、最適なサイズのものが設置できます。
本棚のグリッドは、表と裏の両面が開口しているので、どちら側からでも収納棚として使用可能です。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/shelf/slf-ar-2400-3-caster.html
仕切り板やA4書類用引き出しなどの「専用カセット」も用意されているので、見せる収納と見せない収納が併存した、おしゃれで実用的な収納棚としても活用できます。
出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/shelf/slf-ar-low-caster_index.html
おしゃれなオフィスの間仕切り② キャスター付きのコンパクトなパーテーション 『ニトリ キャスター付き軽量パーテーション(WH)』
こちらは、底部にキャスターが付いていて、移動しやすい便利なパーテーションです。
幅90cmとコンパクトな設計なので、省スペースでも設置しやすく、さまざまなニーズに対応します。
出典:ニトリ公式サイト https://www.nitori-net.jp/ec/product/5618018s/
おしゃれなオフィスの間仕切り③ 形を変えられる半透明のパーテーション『積水マテリアル セキスイ折りたたみ式パーテーション』
こちらは、用途に合わせて形を変えられる点が特徴的なパーテーションです。
壁付けでL字にすれば半個室状に、屏風のように伸ばしておけば、1方向からの視線を遮る間仕切りにできます。
出典:カウネット 公式サイト https://www.kaunet.com/kaunet/goods/37005221/
おしゃれなオフィスの間仕切り④ 一部が半透明になったパーテーション『カグクロ メラミン上部半透明ローパーテーション』
こちらは、全体が木目調のメラミンでできた、可動式のパーテーションです。
上部だけが半透明な素材でできているので、オフィスでの仕事の生産性を確保しつつ、周囲の状況もある程度わかるように工夫されています。
また、用途に合わせて、複数枚を連結して使用も可能です。
出典:カグクロ 公式サイト https://www.kagukuro.com/partition/transparentp/h1400/ppm1214/
おしゃれなオフィスの間仕切り⑤ ガラスと天然木を使ったパーテーション『WORC 140 Partition』
こちらは、メイン部分が天然木で、そして上部がガラスでできたおしゃれなパーテーションです。
底部にはキャスターが付いているので、必要に応じて場所を移動させられます。
出典:Next Life Style NAGANO 楽天市場店 https://item.rakuten.co.jp/ill-excel/pt-22-m45-149079/
おしゃれなオフィスの間仕切り⑥ グレーのデザインがおしゃれなパーテーション 『IKEA SIDORNA ルームディバイダ―』
こちらは、全体がシックなグレーでまとまった、おしゃれなパーテーションです。
壁面部分は掲示板として、メモやポスターなどをピン留めできます。また、簡単に組み立て分解ができるので、不要なときはコンパクトに収納可能です。
出典:IKEA 公式サイト https://www.ikea.com/jp/ja/p/sidorna-room-divider-grey-s19480
まとめ
今回は、オフィスで使える間仕切り・パーテーションについて、設置するメリットや、種類ごとの特徴、おすすめ商品などについて、詳しく確認しました。
間仕切りは、オフィス空間を目的に合わせて仕切れるので、仕事の生産性を高めたり、プライバシーを確保したりなど、メリットの多いアイテムです。
特に、キャスターの付いた移動式本棚を間仕切りとして活用すれば、間仕切りと同時に収納スペースも確保できるので、より働きやすいオフィスになるでしょう。
マルゲリータでは、今回ご紹介したもの以外にも、間仕切りや収納本棚を多数ご用意しております。
オフィスへの間仕切り設置を検討している方は、ぜひマルゲリータ公式サイトをチェックしてみてください。