【File 738】ブラックに塗装された壁一面の本棚 - Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm - マルゲリータお客様事例

ミニ書斎とは? デスク・収納・仕切りはどうする? ミニ書斎の作り方を解説します

近年、ライフスタイルが多様化したことを背景に、自宅で仕事や勉強をする方が増えています。
その際、書斎などの個室空間がなく、仕事や勉強をする場所に困っている方も多いのではないでしょうか。

そんなときに便利なのが、既存の部屋などにつくる「ミニ書斎」です。
この記事では、ミニ書斎とは何かという概念から、作るメリット、ミニ書斎におすすめの場所や必要アイテムなどについて、詳しく解説します。

自宅にちょっとしたワークスペースや学習空間をつくろうか検討している方は、ぜひ参考にしてください。

ミニ書斎とは?

ミニ書斎とは、通常の書斎と比べて小規模の書斎スペースを意味する言葉です。
ミニ書斎は、独立した部屋を指す場合もあれば、既存の部屋の一角にスペースを設けることを指す場合もあります。

後者の場合、パーテーションや間仕切りなどを使って、集中しやすいように空間を分けることも多いです。
また、書斎は一定期間こもって仕事や勉強をすることから、「おこもりスペース」などのように表現されることもあります。

ミニ書斎とは?

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_404/

ミニ書斎の広さは最低何畳必要?

ミニ書斎は、最低1畳の広さがあれば十分に作れます。
ミニ書斎を作るにあたって、必要なのは作業用の机と椅子を置く場所です。
そのうち、よりスペースを必要とするのは机なので、机が入るスペースさえ確保できていれば、十分にミニ書斎が実現可能です。

1畳という単位は、畳1枚分の大きさを由来としていて、メートル法では約1.62平方メートルに相当します。そのため、ワークデスクと椅子を置き、最低限の収納を設ける程度であれば、1畳の広さで必要十分だといえます。
また、PCモニターを複数台設置したり、資料を収納する本棚などを設置する場合は、2畳(約3.24平方メートル)程度のスペースがあれば、広々使えるミニ書斎になるでしょう。

ミニ書斎はDIYできる?

ミニ書斎は、必要な道具さえ揃っていれば、十分にDIYで制作可能です。
先述の通り、最低限机と椅子さえあれば、必要十分なミニ書斎空間が出来上がります。壁を新設するなどの工事も要らないので、賃貸物件でも気兼ねなく作れます。

ただし、既製品を組み合わせても十分に機能的なワークスペースが構築できるので、DIYという選択肢に絞らなくても良いでしょう。

ミニ書斎を作るメリット

自宅にミニ書斎を作ることには、たくさんのメリットがあります。
ここでは、代表的な5つのメリットについて、詳細を確認していきましょう。

ミニ書斎を作るメリット

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_644/

メリット① 仕事や勉強に集中できる

ミニ書斎があると、仕事や勉強などに集中しやすくなるメリットが得られます。
自分以外の家族がいる場合、自宅では話し声や気配などが気になって、なかなか集中できないという方も多いです。

その点、ミニ書斎スペースがあれば、自宅にいながらにして集中できる空間が実現します。壁付けのレイアウトにしたり、間仕切りなどを設置したりすれば、リビングなどでも十分に生産性の高い活動ができるでしょう。

メリット② 自宅でもオンオフが切り替えられる

ミニ書斎があれば、自宅にいながらにして、仕事や勉強のオンオフが切り替えられるメリットも得られます。
人のやる気は、しばしば場所に依存します。
そのため、普段家族で過ごすリビングなどではスイッチが入らず、だらだらと時間を過ごしてしまいがちです。その結果、オンオフを切り替えるためだけに、わざわざ図書館やカフェなどに行くケースも少なくありません。

しかし、自宅にミニ書斎があれば、わざわざ外出しなくとも、自宅で気分を切り替えられます。
たとえば、普段家族でくつろぐスペースから数メートル離れた場所であっても、そこへ移動する行動がスイッチになり、仕事や勉強に集中しやすくなります。

メリット③ 1人の時間と空間を作れる

ミニ書斎には、1人の時間と空間を作れるメリットもあります。
コンパクトな間取りの家の場合、自分1人になれる空間が、浴室やトイレくらいしかないということも珍しくありません。
1人で過ごす時間を大事にしたい人にとっては、それがストレスに繋がることもあります。

その点、ミニ書斎があれば、1人で何かに没頭するスペースができ、自由に時間を過ごせます。
その際、わざわざ部屋を1つ使わなくても、パーテーションや間仕切りで分ければ、部屋の一角で1人の空間を実現することも可能です。

メリット④ 隙間時間に作業できる

ミニ書斎のメリットとして、ちょっとした隙間時間に作業ができる点も見逃せません。
日常を過ごす中では、5分や10分といった細切れの隙間時間が意外と多く発生します。しかし、その程度の短い時間だと、準備や移動だけで終わってしまうため、生産的な作業には至らないことが多いです。

その点、リビングの一角などにミニ書斎を作っておけば、隙間時間ができたと同時に作業に移れます。1回1回は数分の隙間時間でも、1日全体や週全体で考えれば、結構な時間数になります。
現在の暮らしで、隙間時間が上手く活かせていない実感がある方こそ、このメリットは大きいといえるでしょう。

メリット⑤ 家族とのコミュニケーションも取れる

ミニ書斎は、家族とコミュニケーションを取りながら作業できる点もメリットです。
通常、仕事や勉強は各自が自分の部屋や会社、学校などに行ってすることが多く、その最中にコミュニケーションを取ることは稀でしょう。しかし、リビングなどの共有空間にミニ書斎があれば、家族同士でコミュニケーションを取りながら、各々の作業ができます。

このメリットは、特に子育て中の家庭で大きいです。
まだ小さな子どもを部屋で遊ばせながら、一角に作ったミニ書斎で作業に励めば、子育てと仕事が両立している、充実した時間が実現するでしょう。

ミニ書斎におすすめの場所

ミニ書斎は、アイデア次第で自宅の色々な場所につくることができます。
ここでは、ミニ書斎におすすめの場所について、詳しく確認していきましょう。

ミニ書斎におすすめの場所

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_376/

リビング

リビングは、多くの家庭でミニ書斎が作られている人気のスペースです。
リビングは一般的に、家の中で最も広い空間なので、一角を使って十分な広さのミニ書斎が作れます。その際、家族の気配や話し声が気になる場合は、デスクを壁付けで設置したり、パーテーションや間仕切りを設けたりすれば、十分に集中できる空間に仕上がるでしょう。

寝室

寝室にミニ書斎を作ると、仕事や勉強にはもちろん、就寝前の読書タイムなどにも活用できます。
寝室は睡眠を取るための場所なので、ベッド以外の空間が手付かずになっていることが多いです。そこにコンパクトなデスクを設置すれば、簡単にミニ書斎が実現するでしょう。

ただし、夫婦などで共有している寝室の場合は、パートナーの睡眠を妨げないよう、使用する時間や照明の明るさなどに注意が求められます。

キッチン

キッチン内やその周辺にミニ書斎を作ると、料理の隙間時間を利用して作業ができます。
キッチンに作るミニ書斎は、別名「ミセスコーナー」とも呼ばれ、名前の通り主婦の方に人気のある選択肢です。

ただし、キッチンは一般的に空間がそれほど余っていないので、本格的なミニ書斎を作るのは難しいです。たとえば、立って使う前提の小さなカウンターなど、コンパクトな設備を設置し、家事動線を妨げないように注意しましょう。

収納スペース

クローゼットや押し入れなどの収納スペースに余裕があれば、そこをミニ書斎にしても良いでしょう。
収納スペースは扉が付いていることが多いので、小さいながらも空間がしっかり仕切られた書斎空間が実現します。
そのため、家族の目を気にせずに何時間も没頭したい場合などは、特におすすめのスペースです。

デッドスペースの活用

ミニ書斎は、ちょっとしたデッドスペースを活用して作ることもできます。
たとえば、窓際や階段の下、廊下など、一見難しそうな場所でも、アイデア次第で意外と良いミニ書斎に変身させられます。
そのため、リビングや寝室などのスペースが確保できず、ミニ書斎を諦めている方は、再度家の全体を俯瞰し、余っているスペースがないか確認してみましょう。

デッドスペースの活用

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_530/

ミニ書斎を作るために必要なアイテム

ここでは、ミニ書斎を作るために必要な5種類のアイテムについて、詳しく確認していきます。
アイテム番号がそのまま必要な順番になっているので、これからミニ書斎用に買い集める際は、ぜひ参考にしてください。

必要アイテム① デスク(机)

デスク(机)は、ミニ書斎を作るうえで必須のアイテムです。
書き物をしたり、ノートPCで作業をしたりする程度であれば、それほど天板は大きくなくても問題ありません。
部屋の一角をミニ書斎にする場合は、L字にデスクを設置すると、より生産性の高い空間が実現します。

ミニ書斎を作るために必要なアイテム① デスク(机)

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/tavola/base_index.html

必要アイテム② チェア(椅子)

デスクに次いで重要なのが、座って作業するためのチェア(椅子)です。
コンパクトさを優先させるなら、背もたれのないスツールタイプのチェアが良いでしょう。しかし、長時間作業すると背中や腰に負荷がかかるので、本格的に作業する場合は、背もたれ付きのワークチェアなどがおすすめです。

必要アイテム③ 収納棚・本棚

デスクとチェアが揃ったら、収納棚や本棚を検討しましょう。
PC1台だけで作業する場合は収納なしでも大丈夫ですが、書籍を使って調べものをしたり勉強したりする場合は、収納スペースが効率を大きく左右します。

ミニ書斎を作るために必要なアイテム③ 収納棚・本棚

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_339/

必要アイテム④ 仕切り

広い空間の一角をミニ書斎にする場合は、仕切りの設置も検討しましょう。
仕切りがあれば、家族の気配や話し声をある程度シャットアウトできるので、より集中しやすい空間が実現できます。
なお、収納本棚を間仕切りとして活用すれば、収納スペースを確保しつつ、ミニ書斎を周囲から区切れるのでおすすめです。

ミニ書斎を作るために必要なアイテム④ 仕切り

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_605/

必要アイテム⑤ ライト

夜間に作業することが多かったり、空間全体が暗かったりする場合は、ミニ書斎にライトを取り付けることをおすすめします。
ただし、ライトを取り付ける際は、他の家族の迷惑にならないように注意が必要です。特に、寝室に設置する際は、ベッドにいる家族を起こさないよう、仕切りなどで光を遮るようにしましょう。

ミニ書斎の作り方と注意点

ここでは、使い勝手の良いミニ書斎の作り方と、注意点について確認していきます。
これからミニ書斎を作る方は、ぜひ参考にしてください。

ミニ書斎に最適な本棚・テーブル

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_738/

目的に合わせた場所を選ぶ

ミニ書斎は、目的に合わせて場所を選ぶことが重要です。
たとえば、家族と会話しながら作業したいならリビングが良いでしょう。また、家族と離れて静かに集中したいなら、寝室や収納スペースなどが適しています。

空調が届くか確認する

ミニ書斎を作る際は、空調が届くかも確認しておきましょう。
空調が届かない場所だと、夏は暑く冬は寒くなるので、作業の効率が落ちてしまいます。
そのため、空調が届かない場所にミニ書斎を作る際は、扇風機やストーブを別途設置することも考えましょう。

コンセントの位置を確認する

PC作業用にミニ書斎を作る場合は、コンセントの位置を確認しておきましょう。
ミニ書斎に設置したデスクからコンセントまでが遠いと、PCの充電ができないので不便です。遠くのコンセントから延長コードで延ばす手もありますが、動線上のコードにつまずく危険性があるので、配線処理には十分気をつけましょう。

おしゃれなミニ書斎のレイアウト実例3選

ここでは、おしゃれなミニ書斎を実現している実例を、3つ厳選してご紹介します。
よりおしゃれなミニ書斎を作りたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

リビングの一角をリモートワーク用のミニ書斎に

こちらの実例では、リビングの一角に「マルゲリータ Shelf(シェルフ)カウンター付き本棚」を設置し、リモートワークで使用するミニ書斎を作っています。
大きく開口した部分にPCモニターを設置し、その下にキーボードが収納できるので、リモートワーク以外の用途にも使いやすくなっています。

リビングの一角をリモートワーク用のミニ書斎に

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_463/

細長い部屋を活用してミニ書斎に

こちらの実例では、吹き抜けに面した細長い一室に、「マルゲリータ Tavola(タヴォーラ) BASE・デスクの組み合わせによる仕事基地」を設置して、省スペースでミニ書斎を実現しています。
L字デスクのうち一方はスタンディングデスクになっていて、気分によって姿勢を変えられるように工夫されています。

細長い部屋を活用してミニ書斎に

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_624/

デッドスペースを無駄なく使ってミニ書斎に

こちらの実例では、リビングに面して可動式間仕切りで仕切られた空間に「Shelf デスク付き本棚」を設置し、ミニ書斎にしています。
一見デッドスペースに見える場所でも、サイズが適した家具を設置すれば、アイデア次第でミニ書斎を実現できる好例だといえるでしょう。

デッドスペースを無駄なく使ってミニ書斎に

出典:マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/user/file_668/

まとめ

今回は、ミニ書斎をテーマに、作るメリットや、おすすめの場所、具体的な作り方や注意点などについて、詳しく確認しました。
一見十分なスペースがないように見えても、アイデア次第でミニ書斎にできるケースがあります。ミニ書斎を作れれば、家にいながらにして、仕事や勉強の生産性を高められるでしょう。
今回ご紹介したことを、ご自宅にミニ書斎を作る際に役立てていただければ幸いです。

マルゲリータの公式サイトでは、記事の中でご紹介したもの以外にも、ミニ書斎に役立つデスクや収納家具などを多数ラインナップしています。お客様の使用実例も多数掲載されているので、ご自宅にミニ書斎を作ろうか悩んでいる方は、ぜひチェックしてみてください。