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新しいオフィスを立ち上げる際には、場所とその空間の重要性が強調されます。近年では、オフィス環境を構築する際には、リアルな場所よりもネットワークを活用した仮想空間が重視されることもあります。ただし、ビジネスを遂行し成長していくためには、現実のオフィス空間の存在は可欠です。物理的なオフィスは、従業員同士の直接的なコミュニケーションやチームワークを促進し、創造性や生産性を高める場として機能します。
マルゲリータではオフィスに必要なツールを多数展開しています。その様子をご紹介します。
マルゲリータのプロダクトと小規模オフィスの関わり方
カウンター付き本棚を並べる
カウンター付き本棚は、その名の通り、本棚にカウンターが付いた設計です。これらを並べて配置すると、壁一面を占める大きな本棚と長いワークデスクが形成されます。
この構成はオフィスのスペースを効果的に活用する際に有効であり、カウンターの背後が通路となり、反対側にワークテーブルが配置されれば、家具が占めるスペースが最小限に抑えられます。
このような本棚とカウンターの一体化は、オフィスの周辺スペースを節約する点でも非常に効果的です。
ダイニングテーブルを会議テーブルで使う
これまではダイニングテーブルを会議室で使用するという発想は一般的ではありませんでした。その主な理由は、通常のダイニングテーブルの長さが1500mmから1800mmであり、これは会議用テーブルとしては短すぎるためです。
しかし、マルゲリータのダイニングテーブルは最大2400mmまであり、小規模な会議には適しています。このため、最近ではこのテーブルを会議室での使用に選択する方が増えています。
また、スタートアップ企業では、このテーブルをスタッフの昼食スペースや作業台として活用することもあります。近年では、フリーアドレスのオフィス環境でのフリーなワークスペースとしても使用されています。
移動家具
マルゲリータの製品で移動可能なものは以下の通りです。通常、底面が平らなものにはキャスターが付いているか、またはキャスターベースの台座の上に置かれ、移動が容易になっています。オフィススペースを効果的に活用する際に、家具の移動が重要であることは言うまでもありません。家具が移動可能であれば、使用中に最適な配置に調整することができます。
Storage Cart
機内サービス用ワゴンは、限られたスペースを最大限に活用し、収納力を発揮しつつ、移動可能であり、不要な時には本体が収納される利便性を備えています。並んでいる状態は移動書架のようであり、最も効率的な収納スペースを提供します。また、動かせる性質から、掃除が容易に行えるという利点もあります。
キャスター付きロータイプ本棚
本棚の両面に木口が仕上げられているため、パーティションとして両側からご利用いただけます。専用カセットの引き出しも基本的には両面使いを原則としているため、引き出しを両面からご利用いただけることで、この本棚の効果を最大限に引き出すことができます。
Cartaキャスターベース付
オフィスにおいては、ペーパーレス化が進んでいるとはいえ、依然として大量の書類やファイルが不可欠です。日々の業務で生じるこれらの書類を効率的に整理し、収納するための仮置き場をご提供いたします。さらに、専用のキャスターベースに取り付けることで、移動が容易な引き出しにもなります。
DRW/PNOキャスターベース付
空間を有効活用する木製引き出しです。この引き出しは、高さを段階的に調整できるセミオーダータイプで、高さは1200mmから1800mmまで8段階に調整可能です。さらに、専用のキャスターベースに取り付けることで、移動が容易な引き出しになります。
実例
File479 小規模オフィス空間を穏やかに間仕切る
L字型のオフィス空間において、壁一面に取り付けられた本棚とカウンター付き本棚を垂直に配置することで、執務スペースと水回りを柔軟に区切り、効果的に利用されています。
File399 本棚で間仕切りされたオフィススペース
制作会社のオフィスでは、カウンター付き本棚を導入し、その上部に2段を縦方向に連結させることで、梁下まで有効に活用し、本棚側は打ち合わせスペースとして、カウンター側は作業スペースとして効率的なオフィス空間が実現されました。
写真:SLFカウンター付き本棚 奥行350mm縦7コマ×横7コマ(高さ特注)
File389 クリエイティブオフィスにリニューアル
東京芸術大学美術部の研究室に設けられたキャスター付きの低い本棚は、アトリウムから室内を眺める際に、作業デスク周辺の視線に調和するよう慎重に配置されています。これらの本棚は高さが約1.2mであり、通路からデスクの方向を見るときに柔らかく視線を遮る効果があります。
写真:SLFカウンター付き・開口部のある本棚 奥行350mm 縦7コマ×横7コマ
File737 法律事務所の壁面に
カウンター付き本棚とアンダーカウンター本棚」が直角に配置され、そのカウンター面の高さが一致しているため、机上面が連続する形で繋がり、窓に沿って延長されて、大きなL字型のワークスペースが形成されています。
File638 Divka(ディウカ)のオフィスに
コンクリート打ち放しによるモノトーン系の室内でグレー色と本棚の木目が対峙します。ロータイプの本棚で全体が緩やかに仕切られ、オフィスの奥の方にはカウンター付き本棚が2台並んで壁面を覆っています。
写真:奥側本棚 SLFカウンター付き本棚 奥行350mm縦7コマ×横7コマ、手前本棚 アンダーカウンター本棚(写真は特注)
File748 サクソフォンストラップのアトリエに
ロータイプ本棚は、接客スペースから事務スペースの上部の空間の広がりを保ちながら目線を穏やかに仕切る効果があります。またこのロータイプの本棚は事務所スペースからの収納棚として奥行350mm専用カセットや他の紙製ボックスと合わせてお使いいただいています。
File578 スタイリッシュなレイアウトのオフィスデザイン
建築設計事務所であるお客様が、新しいオフィスをメゾネット型の室内に設け、下階を接客、上階をワークスペースとして利用することを決められ、移転に際してその新しいオフィスレイアウトデザインを自ら行い、私たちマルゲリータはそのニーズに応える形で商品をカスタマイズして提供させていただきました。
File327 ダイニングテーブルを使ったアイランド型ワークデスク
幅1800×奥行900mmのダイニングテーブルを縦に2台並べ、横に1台を追加してアイランド型のワークスペースを形成しており、4人でワークデスクを共有しつつ、それぞれのPCを配置できるだけでなく、簡易な会議テーブルとしても機能しています。
写真:ダイニングテーブル スチール脚(SL) 幅1800×奥行900㎜ (ブラウン)
File311 ダイニングテーブルを使ったオープンな商談スペース
商談コーナーとしてご利用されているこのスペースにはコンクリート風の壁と梁が特徴的なクロスで装飾されています。中央に配置されたTavola ダイニングテーブル スチール脚(SL)を中心に、L字型に囲まれた商談スペースが配置されています。壁一面には奥行250mmの本棚が設置されています。
File247 間仕切りとして使われるロータイプ本棚
ワークスペースの一角には、カウンター付き本棚が配置され、その向かい側にはスタッフ席の背後にロータイプの本棚が置かれています。これらの本棚は、外の景色が見える大きな窓のある壁面に沿って配置されています。
写真:壁面 カウンター付き本棚、手前 ロータイプ本棚 縦3コマ×横7コマ(天板特注)
考察
見せる収納と見せない収納
壁一面の本棚は、「見せない収納」のニーズに対応しています。
本棚自体は基本的には「見せる収納」の構成ですが、オフィスで使用する際には、表面には露出させたくないファイルやボックスなどが必要とされる場合があります。
そのような場合には、引き出しやボックスなどの「見せる収納」オプションを利用することができます。
これは、「見せる収納」の中に「見せない収納」を設置するというオプションです。
広い机を使う
大きなテーブルは多目的に使用できます。会議を行ったり、クリエイティブな作業をしたり、チームメンバーとの協力作業を行ったりする際に、広々としたスペースを提供します。
これにより、オフィスのレイアウトを柔軟に変更でき、様々な活動に適応できます。
また大きなテーブルはチームメンバーが一緒に座り、アイデアを共有し、意見を交換しやすい環境を提供します。チームビルディングやプロジェクトの進行において、コラボレーションが重要な要素である場合、大きなテーブルは有益です。
移動可能な家具
移動可能な家具は、オフィスレイアウトを柔軟に変更することができます。事業が成長してチームが増えたり、新しいプロジェクトが始まったりする際に、家具を移動させることでスペースの効率を最適化できます。
実例に関連するプロダクト